~取り壊される校舎での最後の思い出づくりを~小学校向けサポートプログラム 校舎の思い出 プロジェクト

実施事例福山市立加茂小学校

2018年7月28日に、福山市立加茂小学校にて、「校舎の思い出プロジェクト」を実施しました。

福山市立加茂小学校の先生方にお話を伺いました

小学校の歴史についてお聞かせください。

松岡校長先生

1891年(明治24年)に加茂尋常小学校として開校し、1960年(昭和35年)加茂、上野、自彊小学校を統合して加茂町立加茂小学校が設置されました。平成6年書初め展で大蔵大臣賞受賞、経済産業資源エネルギー庁「エネルギー教育シニア校」の指定を受けました。また、2016年(平成28年)からは、体育科の教育研究をスタートしました。豊かな心を持ち、自ら学び、実践する子供を育成する学校です。(松岡校長先生)

「校舎の思い出プロジェクト」を行うことになったきっかけについてお聞かせください。

PTA副会長 松井様

母校の「校舎建て替え」という、数十年に一度の機会を迎えるにあたり、何か子ども達の思い出に残る事が出来ないか?と漠然と考えていたところ、校舎の思い出プロジェクトHPを見つけました。それが取り壊しの4ヵ月前。出張先の居酒屋でのことでした。翌日すぐに学校・教育委員会学校再編推進室・公民館に連絡し、開催日程を探りました。その数日後のPTA本部役員会で相談し、イベントタイトルを「加茂小学校大感謝祭~Love&Peace~」と名付けました。(PTA副会長 松井様)

「校舎の思い出プロジェクト」のサポートプログラムはいかがでしたでしょうか。

湯川教頭先生

実際にプロジェクトが動き出すと、きめ細やかに連絡をいただき、日程調整をしていただきました。
遠いところから、ぺんてる、キヤノンマーケティンングジャパンの方々も打合せに来てくださり、画材の提供、カメラも準備していただき感謝しております。(湯川教頭先生)

これまでの実施例を教えて頂いたお陰で、具体的なイメージが湧きました。(PTA副会長 松井様)

特に印象に残っているエピソードなどあれば教えてください。

親子三世代で参加されたおじいちゃんが、「私はこの学校に通っていないが、子どもや孫が通う学校でいい思い出ができた。」と喜んでおられたのが印象的でした。(松岡校長先生)

地域の中学生の美術部の皆さんが、加茂小の児童が未来にはばたく願いを込めて、素敵な絵を描いてくださったり、地域の方々がそれぞれに「ありがとう」という感謝のことばを壁に残したりと、加茂小に関わった方々の笑顔が印象的でした。(湯川教頭先生)

PTA会長 伊豆田様

思い出プロジェクトが終わるころ多くの子ども達が手や足、服や顔にまで絵の具がついていて、とても満足そうな顔をしているのが印象的でした。また、子どもの汚れた手や足を水道で一生懸命に洗っている保護者の方の顔にも笑顔があふれているのも鮮明に覚えています。(PTA会長 伊豆田様)

学校の壁という本来描いてはいけない場所に、初めて子供たちが描いていくときはどのような反応でしたか。

どの子ども達もこんなに大きなキャンパスに絵を描くことははじめてのことと思います。はじめは戸惑っていたけど、書き始めると、すぐに生き生きとした目に変わり、最後まで手が止まることなく書き続けて夢中になっていました。(PTA会長 伊豆田様)

子供たちが撮影した写真(or撮影しているところ)をご覧になって、いかがでしたか。

子ども達独自の視点で撮影されていて、とても良い写真が撮れていました。「へえー」」や、「おお」といった驚きがたくさんありました。(松岡校長先生)

事前に各学年で絵のテーマを決めて下書きをしていたお陰で、当日は皆さん一気に筆が進んで行きました。最初は遠慮気味だった子どももドンドン大胆に、素敵な笑顔で楽しんで描いていたのが印象的でした。(PTA副会長 松井様)

児童や保護者の皆さん、地域住民の方の反応はいかがでしたか。

「子どもと楽しい時間を過ごし、思い出に残りました。「地域の人にも声をかけてもらい、日ごろなかなか入ることがない学校で、思いっきり絵が描けました。」などのとても良いプロジェクトであったと言ってもらいました。(松岡校長先生)

地域のラジオ放送にこのプロジェクトが取り上げられたり、新聞に掲載されたりすることで、改めてこの取組を外部の皆様に発信することができました。校舎は解体しますが、子ども達、保護者の皆様、そして地域の方の心に思い出として残る、すばらしいプロジェクトになったと思います。(湯川教頭先生)

参加してもらった人からは、「楽しかった!」「まだ描きたい!」などの言葉を多く聞き、他の小学校の保護者からは、「加茂小学校って、いいイベントやってるね!」と言われてうれしく思いました。(PTA会長 伊豆田様)

当日は本当に数多くの笑顔に出会う事が出来ました。学校中が笑顔で溢れていました。親子3世代でこの学校に通われたご家族などもあり、「皆で参加出来て楽しかった。」「同級生に会えて良かった。」「数十年ぶりに校舎に入れて嬉しかった。」など、多方面から大変大きな反響を頂きました。(PTA副会長 松井様)

今後、「校舎の思い出プロジェクト」を多くの小学校にて展開をしていきたいと
考えております。このプロジェクトに今後期待することや、メッセージが
ございましたらお聞かせください。

校舎は取り壊しになりますが、子ども達、保護者、地域の方々の思い出に残りました。校舎への気持ちとともに、世代を超えたプロジェクトとなり、また、加茂のよさを実感できました。(松岡校長先生)

加茂小学校の南校舎は、56年の歴史があり、親・子・孫の3世代が通った校舎になります。その3世代が力を合わせて校舎に感謝の思いを込めて絵を描くという素晴らしいイベントは、今後の人生においても、なかなか体験することが出来ないイベントだと思います。また、この日の出来事は参加していただいたみなさんの記憶に残る一生の宝物になったと思います。この56年に一度の大イベントにご協力くださいましたぺんてるさんとキヤノンマーケティングジャパンさんにはとても感謝しています。本当にありがとうございました。(PTA会長 伊豆田様)

実際に開催してみて、想像していた以上に、本当に楽しい素晴らしいプロジェクトでした。1校でも多くの小学校で実施して、たくさんの笑顔を作り続けて頂きたいと思います。(PTA副会長 松井様)

プロジェクト作品

大判プリント作品

大判ポスター
このページトップへ