村上市立平林小学校 校舎の思い出プロジェクト 実施事例

~取り壊される校舎での最後の思い出づくりを~小学校向けサポートプログラム

2019年7月16日~7月18日に、村上市立平林小学校にて、「校舎の思い出プロジェクト」を実施しました。

村上市立平林小学校の先生方にお話を伺いました

小学校の歴史についてお聞かせください。

明治6年3月:
創立
44年11月:
現在地に校舎新築
昭和22年4月:
学制改革により、平林村立平林小学校と改称
30年1月:
村合併により、神林村立平林小学校と改称
40年3月:
鉄筋校舎新築
41年4月:
小岩内分校統合、松沢編入
42年8月:
羽越水害で被災
47年:
創立100周年記念式典
平成4年10月:
創立120周年記念式典
20年4月:
合併により、村上市立平林小学校と改称
令和元年10月:
閉校記念式典
高橋校長先生

「校舎の思い出プロジェクト」を行うことになったきっかけについてお聞かせください。

前年度、村上市立三面小学校が取り組んでおり、その取組の様子をHPで見て、この活動は子どもたちの思い出の一つになり、地域や保護者も一緒に参加できる活動になると感じました。閉校記念事業の一つに位置付けることができる楽しい活動だと思いました。(遠藤教頭先生)

遠藤教頭先生

「校舎の思い出プロジェクト」のサポートプログラムはいかがでしたでしょうか。

画材からカメラなど、あらゆるサポートが有り難かったです。フォトブックは、子どもたちに一人ずつ配付することにし、閉校の思い出になりました。

特に印象に残っているエピソードなどあれば教えてください。

夏休み中に地域の方々にも参加していただき、校舎に絵を描いたこと、特に全員の手形で作った桜の木はダイナミックな作品になりました。
NPO法人「希楽々」のお二人のご協力も、成功につながりました。大変ありがたかったです。

学校の壁という本来描いてはいけない場所に、初めて子供たちが描いていくときはどのような反応でしたか。

最初に、学年毎のテーマに合わせてバックの色をスポンジで塗っていきました。最初のひと塗りは「ウワー」と声をあげ、ドキドキしている様子が伝わってきました。塗り始めたら「キレイ」と喜んで、どんどん塗り進めていきました。(アートクラブ担任:倉松先生)

アートクラブ担当 倉松先生

子供たちが撮影した写真(or 撮影しているところ)をご覧になって、いかがでしたか。

楽しそうに撮影している様子が、写真から伝わってきました。撮った写真を見てみると、やはり子どもならではの感性が感じられました。

児童や保護者の皆さん、地域住民の方の反応はいかがでしたか。

保護者の皆さまからは、学年毎に特色があり、楽しい作品になったとお褒めの言葉を頂きました。また、保護者や地域の皆さまにも、桜の木の手形に参加していただき、記念になったと喜ばれました。

今後、「校舎の思い出プロジェクト」を多くの小学校にて展開をしていきたいと考えております。このプロジェクトに今後期待することや、メッセージがございましたらお聞かせください。

学校と地域が一体となって取り組めるこの活動が、続いていけばと思います。

プロジェクト作品

大判プリント作品

平林小学校での「校舎の思い出プロジェクト」は、
NPO法人希楽々の横山さま、水野さまにもご協力頂きました。

  • 子どもたちは思い切り絵を描き、一眼レフカメラでその様子を子どもたち自ら撮影することができ、とても貴重な経験ができたと思います。
  • テーマ決めから壁の下書き・ペイント、その様子を一眼レフカメラで撮影するまでを全て子どもたちが行いました。大変だった所やよくできた所などは子どもたちが一番よく分かっているので、プロのカメラマンが撮るよりもいい写真が撮れたのではないかと思います。
  • 本プロジェクトは、みんなの心に残る最高の思い出づくりができるとても素敵な取り組みだと思います。私自身も小学校の頃に建て替えで校舎が取り壊される経験をしましたが、「その時にこんなプロジェクトがあればよかったなあ、やってみたかったなあ」と思いました。
希楽々の横山さま(右)と水野さま(左)
アートクラブと希楽々の皆さま