キヤノンマーケティングジャパン株式会社 CSR活動トップメッセージ

社会や時代の変化を敏感にとらえ、「お客さまの真のパートナー」であり続けることが、私たちの活動の原点です キヤノンマーケティングジャパン株式会社代表取締役社長 社長執行委員 坂田正弘

事業を通じたCSR活動を加速し、持続可能な社会の実現を目指す

 私たちキヤノンマーケティングジャパンは50年前、「よりお客さまに近づく」という基本理念のもと、キヤノンの国内販売部門から分離独立し、市場に密着したマーケティング会社として歩んでまいりました。キヤノン製品の販売だけにとどまることなく、ITソリューションなど新たな事業領域に進出するとともに、行動指針である「顧客主語」を徹底し、お客さまのニーズにきめ細かくお応えするべく事業を展開してまいりました。
 50年前を振り返ると、日本では急速な経済成長を背景とした公害問題が大きくクローズアップされ、勤務制度では週休2日制を導入している企業はまだ珍しい時代でした。それが近年では、環境対策は地球規模の課題に、そして労働人口の減少などを背景に「働き方改革」が叫ばれるようになり、さらには情報技術の進歩に伴ってサイバー攻撃などの新たな課題も発生するなど、社会は時代とともに変化をる見せています。
 このような社会や市場の変化に伴い、私たちの企業形態、ご提供する商品・サービスもさまざまな変遷をたどってまいりましたが、一貫して変わらないのは、事業を通じてお客さまの期待に応え、社会の発展に寄与していくという志であり、それが私たちのCSR活動の原点です。
 こうして取り組んできた私たちのCSR活動は、昨今、社会課題や環境対策における世界の共通言語になりつつある「持続可能な開発目標(SDGs)」や「パリ協定」が目指す社会の実現にも深く結びつくものです。今後も社会の一員としての認識を深め、その要請や期待に真摯に応えていく必要性を感じています。

「マーケティング企業」の特色を活かした環境活動を展開

 さまざまな社会課題の中でも、環境対策は、企業経営の上でも非常に重要な位置にあります。私たちは、温室効果ガス削減や省エネルギー、適切な廃棄物・化学物質管理など、環境負荷低減の取り組みによって社会への責任を果たすことはもちろん、「マーケティング企業」の特色を活かした、次の3つの環境活動に注力していきたいと考えています。
 1つ目は、温室効果ガス削減を実現する当社製品やITソリューションをお客さまに知っていただき、それらを広く浸透させることで、社会全体のCO2削減に貢献すること。この中には、国の制度と連動したカーボン・オフセット※1製品の企画・販売も含まれ、法律や条例に対応するとともに、環境対策に取り組んでいるお客さまに新たな価値を提供しています。2つ目は、お客さまがお使いになった使用済み製品・消耗品をできるだけお客さまにご負担をかけずに回収し、価値ある資源として当社グループ内でリサイクルすることで、循環型社会の形成に貢献すること。そして3つ目は、回収・リサイクルと連動した社会貢献活動を全国各地で実施し、広く一般の方にもご参加いただくことで、環境・生物多様性の保全に貢献することです。
 今後も、マーケティング企業の特色を活かし、お客さまと直接の接点を持つ私たちだからこそできる活動を展開してまいります。

社員が活き活きと輝く企業グループへ

 社会課題解決に向けた取り組みも、事業の成長も、その担い手である従業員なくしてはなしえません。
 2016年より進めている長期経営構想フェーズⅢでは、「先進的な“イメージング & IT”ソリューションにより社会課題の解決に貢献する」をグループミッションに、また「社員が活き活きと輝く企業グループへ」を基本方針のひとつに掲げました。これらの実現に向け私たちは、サテライトオフィスや在宅勤務の活用、育児や介護との両立を可能とする労働環境の整備、業務やプロセスの見直しなどを実施しています。
 また、「健康第一主義」のもと、従業員の健康管理には特に注力しており、従業員一人ひとりが健康で安全に働ける職場環境を目指し、従業員の健康管理を経営的な視点で考えて健康経営※2に取り組んでいます。その取り組みが評価され、経済産業省と東京証券取引所による「健康経営銘柄※3」に当社が選定されたほか、経済産業省の「健康経営優良法人(ホワイト500)※4」にも当社とキヤノンITソリューションズが認定されました。
 従業員の健康管理は経営の普遍的な責務です。今後も引き続き、従業員の健康管理に取り組んでまいります。

次の50年に向けた第一歩を踏み出して

 私たちは本年、従来の商品・チャネルに基づいた組織体制から、お客さま起点の組織体制へと転換し、未来に向けて新たな一歩を踏み出しました。私たちの持つイメージングの製品力とITの技術力を活かし、お客さまが課題に直面したとき、真っ先に相談していただける「真のパートナー」であり続けたいと考えています。
 幅広い事業領域を持つ私たちは、さまざまな解決方法の提示が可能であり、これは当社グループの最大の強みです。例えば、SDGsの目標とも合致する安心・安全な社会の構築に向けて、ネットワークカメラの映像から危険を予測し対策につなげるソリューションのほか、インターネットを利用する上での脅威に対し、多様なセキュリティサービスを活用した解決方法も提示できます。このような多面的なアプローチを可能とする私たちの強みを最大限に発揮しながら、これからもさまざまな社会課題解決に取り組んでいく所存です。
 社会は時代とともに変化します。当社グループ一丸となってこの変化を敏感に察知する能力を磨き上げ、CSRの原点に立ち返りながら、守るべきものは守り、変えるべきものは迅速に変えていきます。そして、50年後も社会に支持される企業グループになるために、マーケティング会社としての信念を持って、豊かで活力ある社会の実現に貢献してまいります。

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