EOS 5D Mark II, ファームウエア Version 2.1.2 [Windows]

ダウンロード前に下記の使用許諾契約書を必ずお読みください。
ダウンロードを開始された場合には本許諾書に同意されたものとさせていただきます。

更新日: 2012年 2月 28日

使用許諾契約書

この契約は、お客様とキヤノン株式会社(以下キヤノンといいます。)との間の契約であって、キヤノンの当該製品のファームウェア用のバージョンアップソフトウェア(以下「許諾ソフトウェア」といいます。)をキヤノンがお客様に提供するにあたっての条件を規定するものです。
この契約の右側にある『ダウンロード開始』のボタンをクリックすることをもって、お客様はこの契約に同意したことになります。お客様がこの契約に同意できない場合には、ダウンロードを開始しないでください。この場合、お客様は「許諾ソフトウェア」を使用することができません。

  1. 使用許諾
    (1) お客様は、「許諾ソフトウェア」をお客様が所有するキヤノンの当該製品に、直接または他の媒体(例 ハードディスク、コンパクトフラッシュ等)を経由してインストールし、かかるカメラ・ビデオ製品において使用することができます。
    (2) お客様は、本契約で明示的に規定される場合を除き、「許諾ソフトウェア」を、再使用許諾、販売、頒布、賃貸、リース、貸与もしくは譲渡し、または、複製、翻訳、翻案もしくは他のプログラム言語に書き換えてはなりません。お客様はまた、「許諾ソフトウェア」の全部または一部を修正、改変、逆アセンブル、逆コンパイルまたはリバース・エンジニアリング等してはならず、また第三者にこのような行為をさせてはなりません。
    (3) お客様は、「許諾ソフトウェア」に含まれるキヤノンの著作権表示を修正、除去または消去してはなりません。
    (4) 本契約に明示的に定める場合を除き、キヤノンは「許諾ソフトウェア」に関するキヤノンの知的財産権のいかなる権利もお客様に付与または許諾するものでもありません。
  2. 所有権
    「許諾ソフトウェア」は、著作権により保護され、キヤノンにより所有されています。お客様は、キヤノンが、本契約に基づきまたはその他の手段により「許諾ソフトウェア」に係る所有権および知的財産権をお客様に譲渡するものではなく、また、キヤノンがかかる権利を保持するものであることを、ここに同意するものとします。
  3. 輸出制限
    お客様は、該当国のすべての適用可能な輸出管理法規や規則に従うものとし、また、かかる法規や規則に違反して「許諾ソフトウェア」をいかなる国へ直接もしくは間接に輸出もしくは再輸出しないことに同意するものとします。
  4. サポートおよびアップデート
    キヤノン、キヤノンの子会社、それらの販売代理店および販売店は、「許諾ソフトウェア」のメンテナンスおよびお客様による「許諾ソフトウェア」の使用を支援することについて、いかなる責任も負うものではありません。また、「許諾ソフトウェア」のアップデート、バグの修正またはサポートを行う義務もありません。
  5. 保証の否認・免責
    (1) 「許諾ソフトウェア」は、『現状有姿(AS-IS)』の状態で使用許諾されます。キヤノン、キヤノンの子会社、それらの販売代理店および販売店、並びに、その他「許諾ソフトウェア」の取扱者および頒布者は、「許諾ソフトウェア」に関して、商品性および特定の目的への適合性の保証を含め、いかなる保証も、明示たると黙示たるとを問わず一切しないものとします。
    (2) キヤノン、キヤノンの子会社、それらの販売代理店および販売店、並びに、その他「許諾ソフトウェア」の取扱者および頒布者は、「許諾ソフトウェア」の使用または使用不能から生ずるいかなる損害(逸失利益およびその他の派生的または付随的な損害を含むがこれらに限定されない)についても一切責任を負わないものとします。たとえ、キヤノン、キヤノンの子会社、それらの販売代理店および販売店がかかる損害の可能性について知らされていた場合でも同様です。
    (3) キヤノン、キヤノンの子会社、それらの販売代理店および販売店、並びに、その他「許諾ソフトウェア」の取扱者および頒布者は、「許諾ソフトウェア」の使用に起因または関連してお客様と第三者との間に生じるいかなる紛争についても、一切責任を負わないものとします。
  6. 契約期間
    (1) 本契約は、お客様が、『ダウンロード開始』のボタンをクリックした時点で発効し、下記(2)または(3)により終了されるまで有効に存続します。
    (2) お客様は、お客様が所有するキヤノンの当該製品にインストールされた「許諾ソフトウェア」を消去することにより、本契約を終了させることができます。
    (3) お客様が本契約のいずれかの条項に違反した場合、本契約は直ちに終了します。
    (4) お客様は、上記(3) による本契約の終了後直ちにすべての「許諾ソフトウェア」を消去するものとします。
  7. 分離可能性
    本契約のいかなる条項が無効となった場合でも、本契約のそれ以外の部分は効力を有するものとします。
  8. U.S. GOVERNMENT RESTRICTED RIGHTS NOTICE:
    The Software is a 'commercial item,' as that term is defined at 48 C.F.R. 2.101 (Oct 1995), consisting of "commercial computer software" and 'commercial computer software documentation,' as such terms are used in 48 C.F.R. 12.212 (Sept 1995). Consistent with 48 C.F.R. 12.212 and 48 C.F.R. 227.7202-1 through 227.72024 (June 1995), all U.S. Government End Users shall acquire the Software with only those rights set forth herein. Manufacturer is Canon Inc./30-2, Shimomaruko 3-chome, Ohta-ku, Tokyo 146-8501, Japan.
    本条において、'Software'という語は、本契約における「許諾ソフトウェア」を意味するものとします。
  9. 一般条項
    『ダウンロード開始』のボタンをクリックすることにより、お客様は、お客様が本契約を読み、理解し、且つ本契約の条件に拘束されることに合意したことになります。お客様は、本契約が、本契約に規定されるすべての事項についての、キヤノンとお客様の間に事前に存在する口頭または書面による一切の合意に優先する、お客様とキヤノンとの契約の完全且つ唯一の表明であることに同意するものとします。キヤノンの代表者が署名した書面によってキヤノンがその明確な同意を与えない限り、本契約の条項のいかなる変更も効力を有しないものとします。

以 上

キヤノン株式会社
キヤノンマーケティングジャパン株式会社

ファイル容量
12,232,230 byte

注意・制限事項

1. ダウンロードしたファームウエアのフォルダーの中にファームウエア(ファイル名:5D200212.FIR、ファイルサイズ: 9,754,668 bytes)とファームウエア変更手順書(PDF ファイル、5言語:日本語 / 英語 / フランス語 / スペイン語 / 簡体中国語)が入っています。ファームウエアの変更作業に入る前にファームウエア変更手順書を十分にご確認いただきますようお願い申し上げます。
2. ファームウエアの変更中にカメラの電源が切れると、カメラの電源が入らなくなり撮影できなくなります。
・カメラの電源にはフル充電した専用バッテリーパック、または、専用ACアダプターキットを使用してください。
・ファームウエアの変更中は、絶対にカメラの電源スイッチを<OFF>にしないでください。家庭用電源を使用する場合は、停電に十分ご注意ください。また、ファームウエア変更中は、カードスロットカバーを開けないでください。
3. ファームウエア変更中は、ボタン、ダイヤル、スイッチなどの操作を行わないでください。

ソフトウエア概要

名称 EOS 5D Mark II, ファームウエア Version 2.1.2 [Windows]
作成者 キヤノン株式会社
掲載者 キヤノンマーケティングジャパン株式会社
転載条件 許可無く転載不可
圧縮形式 zip
使用条件 このソフトウエアをダウンロードする前に、本ページ冒頭に記載してあります「使用許諾契約書」を必ずお読みください。

本製品の内容

■ファームウエア変更内容:
このファームウエアの変更 (Version 2.1.2) は、以下の修正を盛り込んでおります。
1. 2012年2月以降に発売されるUDMA7対応の一部CFカードとの通信の信頼性を向上しました。
今回ご案内のファームウエアVersion 2.1.2は、Version 2.1.1以前のファームウエアを搭載したカメラが対象となります。カメラのファームウエアがすでにVersion 2.1.2の場合には、ファームウエアの変更を行う必要はありません。

変更履歴

■Version 2.1.1の変更内容:
1. 連続撮影あるいはAEB連続撮影の設定で、1枚撮影後に撮影が停止してしまう現象を修正しました。
2. メニュー画面に表示する言語(オランダ語)の誤表示を修正しました。
■Version 2.0.9 の変更内容:
1. UDMA7対応のCFカードを使用した場合の書き込み/読み取り速度を向上しました。
2. カスタム機能 C.Fn III-2 を 「5」 に設定(レンズのAFストップボタンで手ぶれ補正機能作動)した場合で、AFストップボタンがないレンズを使用すると手ぶれ補正機能が作動しない現象を修正しました。
3. メニュー画面に表示される言語の 「アラビア語」、「ポルトガル語」、「スペイン語」、「タイ語」 の誤記を修正しました。
■Version 2.0.8 の変更内容:
1. <Av> または <Tv> の撮影モードを、モードダイヤルの <C1> <C2> <C3> にカメラユーザー設定として登録し動画撮影すると、登録した撮影モードで動画撮影されない現象を修正しました。
この現象はファームウエア Version 2.0.3 / 2.0.4 / 2.0.7 が搭載されているカメラで発生します。
2. オートパワーオフ状態からシャッターボタンを全押ししても稀にレリーズできないことがある現象を修正しました。
カメラとレンズやストロボ、あるいは CF カードとの通信タイミングで発生することがあります。
3. ISO 感度設定が、「L」でライブビュー撮影の露出シミュレーションした場合に、液晶モニターの表示がオーバー露出となることがある現象を修正しました。
この現象はカメラにエクステンダー EF2X を使用し、カメラの設定が ISO 感度 “L” (Low)、かつ撮影モードが “P” (Program AE) でのみ発生します。尚、撮影した画像は適正な明るさで記録されます。
4. スピードライトトランスミッター ST-E2 使用で、カメラと ST-E2 の両方がオートパワーオフすると ST-E2 の設定が初期設定となることがある現象を修正しました。
5. マクロライト(MR-14EX, MT-24EX)とスレーブストロボを使用しワイヤレス撮影した場合に同調しないことがある現象を修正しました。
■Version 2.0.7 の変更内容:
1. 「マニュアル露出モード」および「絞り優先AE(Avモード)」の動画撮影で、マクロレンズなどの一部のレンズを使用した場合に、設定したレンズの絞りが動くことがある現象を修正しました。
補足)この現象は、レンズのフォーカスリングが動いた(=フォーカシング)場合にレンズの絞りが動く現象です。なお、開放F値が変化するズームレンズで、レンズのズームリングを操作(=ズーミング)場合もレンズの絞りは変わりますが、これは焦点距離(ズーム位置)に応じ、適正な絞りとなるように制御しているためであり、正常な動作となります。
2. 「マニュアル露出モード」の静止画撮影で、表示パネルとファインダー内表示の露出レベルが異なる表示となることがある現象を修正しました。
3. ワイヤレスファイルトランスミッター(WFT-E4 または WFT-E4 II)をFTP転送による使用で、ワイヤレスファイルトランスミッターがオートパワーオフしないことがある現象を修正しました。
■Version 2.0.4 の変更内容:
1. 以下のフレームレートを追加・変更しました。
- NTSCフレームレート (fps)
.  ファームウエアVersion 2.0.4以降
.    記録サイズ / 標記/実際
.    1920 X 1080 / 30 / 29.97
.    1920 X 1080 / 24 / 23.976
.    640 X 480 / 30 / 29.97
.  ファームウエアVersion 1.2.4以前
.    記録サイズ / 標記 / 実際
.    1920 X 1080 / 30 / 30.00
.    1920 X 1080 / - / -
.    640 X 480 / 30 / 30.00
- PALフレームレート (fps)
.  ファームウエアVersion 2.0.4以降
.    記録サイズ / 標記 / 実際
.    1920 X 1080 / 25 / 25.00
.    1920 X 1080 / 24 / 23.976
.    640 X 480 / 25 / 25.00
.  ファームウエアVersion 1.2.4以前
.    記録サイズ / 標記 / 実際
.    1920 X 1080 / 30 / 30.00
.    1920 X 1080 / - / -
.    640 X 480 / 30 / 30.00
2. 録音レベル手動調整機能を追加(64段階)しました。
3. 動画マニュアル露出撮影時にヒストグラム表示(輝度またはRGB)を追加しました。
4. 動画撮影の露出モードにシャッター速度優先AE(Tv)モード、絞り優先AE(Av)モードを追加しました。
5. 音声のサンプリング周波数を変更(44.1KHz → 48KHz)しました。
6. センサークリーニングの「手作業でクリーニング」を行った後にレンズとの通信が正常に行えないことがある現象を修正しました。(この現象はファームウエア Version 1.2.4 のみで発生します。)
■Version 1.2.4 の変更内容:
1. 2009年12月下旬発売開始のワイヤレスファイルトランスミッター「WFT-E4 II B」に対応しました。
ファームウエアの変更により、カメラに表示される通信モードの表記が、「WFT-E4」、「WFT-E4 II B」使用時とも以下のように変わります。
FTP → FTP 転送
PTP(PC) → EOSUtility
HTTP → WFTserver
HTTP アカウント → WFTアカウント
2. Bulb 撮影を繰り返した場合にノイズが多い画像となる場合がある現象を修正しました。
「C.Fn II-1 長秒時露光のノイズ低減」を”2:する”の設定で、撮影した画像を生成中に次の撮影をした場合にノイズが多い画像となることがある現象を修正しました。
■Version 1.1.0 の変更内容:
1. 動画撮影における“マニュアル露出の設定”を可能とする機能を盛り込みました。
動画撮影において撮影モード“M”の設定で、シャッター速度 *1) やレンズの絞り値 *2) 、あるいはISO感度 *3) を任意に設定することを可能としました。これによりさらなる動画撮影の表現が広がります。
*1) シャッター速度の設定可能範囲: 1/30秒 ~ 1/4000秒
*2) レンズの絞り数値の設定可能範囲: 使用レンズの開放 ~ 最小
*3) ISO 感度の設定可能範囲:
   ・Auto: ISO 100 ~ 6400 の範囲で自動設定
   ・マニュアルISO感度設定: ISO 100 ~ 6400, H1
2. 画像の再生時やメニュー画面の表示時に、カメラの“絞り込みボタン”の機能を受け付けないようにしました。
画像の再生時やメニュー画面の表示時に、表示していた画像が突然消えるとのご指摘があります。この現象はカメラの“絞り込みボタン”を誤って押したために発生したものと推定されることから、画像の再生時やメニュー画面の表示時には、“絞り込みボタン”が押されても表示が消えないように変更しました。
3. メニュー機能のレンズの“周辺光量補正”を“する”にセットし撮影した画像で、周辺光量が正常に補正されないことがある現象を修正しました。
レンズの種類や撮影の条件によっては、周辺光量が正常に補正されないことがある現象を修正しました。
4. C.Fn II-3 (高輝度側・階調優先)を設定時の、オートライティングオプティマイザ機能のアルゴリズムを修正しました。
5. メニュー画面に表示される以下の言語の誤表示を修正しました。
アラビア語/ルーマニア語/スペイン語/ウクライナ語
6. 別売アクセサリーのバッテリーグリップ BG-E6 を使用した場合に、カメラの“バッテリー情報”の表示する内容を変更しました。
バッテリーグリップ BG-E6 に電池が1本しか装填されていない場合に、電池を装填していない方の“バッテリー情報”の表示を従来は「通信出来ません」と表示していたのを何も表示しないように変更しました。
■Version 1.0.7 の変更内容:
1. 光源の右側が黒くなる
夜景撮影などで、明るい小さな点光源(ビルの窓の明かりなど)の右側が黒くなる場合があります。モニターで 100% 以上の大きさに画像を大きく表示した場合や、非常に大きくプリントした場合に目立つことがあります。その現象の発生を改善・軽減しました。
2. 縦の帯状(バンディング)ノイズ
記録画質が sRAW の場合で、カメラ設定および被写体や背景によっては、縦の帯状(バンディング)ノイズが目立つことがあります。その現象の発生を改善・軽減しました。
ご注意)
ファームウエア (Version 1.0.7) のアップデートと同時に、以下のアプリケーションソフトウエア*) のアップデートを行ってください。アプリケーションソフトウエアのアップデーターは弊社ホームページからダウンロードできます。
  *) Digital Photo Professional: Version 3.5.2 以上 (Windows , Macintosh)
    Picture Style Editor: Version 1.4.2 以上 (Windows , Macintosh)
ファームウエア Version 1.0.7 で撮影した“sRAW1”および“sRAW2”の画像を、アップデートしていないアプリケーションソフトウエアで表示した場合に、低コントラストの暗い部分がマゼンタ色になることがあります。
アプリケーションソフトウエアをアップデート後は、カメラのファームウエアに関わらず、“sRAW1”および“sRAW2”の画像は正常な色となります。

動作環境

ファームウエアの変更を行うには以下の機材が必要です。
1. カメラ本体
2. 専用バッテリーパック(フル充電したもの)、または専用ACアダプターキット
3. 初期化したCFカード(64 MB 以上、64GB以下のもの)
4. ファームウエア(ホームページからダウンロードしたファイルです)

  • Windowsは米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標です。
  • その他、本文中に記載されている社名や商品名は、各社の登録商標または商標です。
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