XF105/XF100 ファームウエア Version 1.0.5.0
ファームウエア変更内容
このファームウエア(Version 1.0.5.0)は以下の機能を追加しています。
- 128GBを超える大容量のCFカード使用時に、記録開始可能となるまでの時間を短縮しました。
従来は、容量にかかわらずFAT32形式で初期化していたため、大容量のカードを挿入した場合に、記録開始可能になるまでに約20秒近くかかっていました。本ファームウエアでは、128GBを超える容量のCFカードを exFAT形式で初期化することにより※1 ※2、その時間を約5秒程度に短縮しました(容量128GB以下のCFカードについては、従来通り FAT32形式で初期化します)。
- ※1exFAT形式に対応した機器でのみ使用できます。exFAT形式に対応する、レコーダー、パソコンまたはカードリーダー/ライターなどでご使用ください。対応状況については、パソコン、OSまたはカードのメーカーにお問い合わせください。
- ※2exFAT形式に対応していないOSで使用すると、カードの初期化を促すメッセージが表示されることがあります。初期化するとデータが失われますので、キャンセルしてください。
今回ご案内のファームウエア Version 1.0.5.0 は、Version 1.0.4.0 以前のファームウエアを搭載したカメラがアップデート対象となります。カメラのファームウエアが、すでに Version 1.0.5.0 の場合にはファームウエアのアップデートを行う必要はありません。なお、一度アップデートを行うと、以前の Version のファームウエアに戻すことはできません。
ファームウエア Version 1.0.4.0 以降で記録したクリップを、同梱アプリケーションソフトウエア Canon XF Utility で正しく認識させるために、Canon XF Utility を Ver.1.3 以降へアップデートしてください。
詳細につきましては、最新の使用説明書をご参照ください。
ファームウエア変更のための準備
アップデートを行うとメニュー設定やカスタムピクチャーがリセットされます。アップデートを行う前に、あらかじめメニュー設定やカスタムピクチャーを設定データとして、アップデート用とは別のSDカードに保存しておくことをおすすめします。保存した設定データはアップデート終了後にカメラに読み込んで設定します。詳しくは、本機の使用説明書(「設定データの保存と読み出し」項)を参照してください。
ダウンロードしたファームウエアのフォルダーの中にファームウエア(ファイル名: VHA5.FIM、ファイルサイズ: 25,035,472 bytes)と、ファームウエアアップデート手順書(PDF ファイル、5言語:日本語/英語/フランス語/スペイン語/簡体中国語)が入っています。ファームウエアのアップデート作業に入る前にファームウエアアップデート手順書を十分にご確認いただきますようお願い申し上げます。
ファームウエアの変更を行うには以下の機材が必要です。
- ビデオカメラ本体
- パソコン(OS:Windows または Mac OS X)
搭載OS:Windows 8.1/ Windows 8/ Windows 7 SP1 または Mac OS X (10.7 - 10.9) - 32MB以上のSDメモリーカード、またはSDHCメモリーカード(市販品)
- SDカードリーダーライター (市販品)、またはパソコンに搭載のSDカードスロット
- フル充電した本体付属のバッテリーパック
- 本体付属のコンパクトパワーアダプター
- ファームウエア(ダウンロードしたファイルです)
※ダウンロードファイルの解凍方法
- Windows
- ダウンロードした圧縮ファイル(zipファイル)を右クリックし、表示されたメニューから [すべてを展開] を選んで解凍してください。
- Mac
- ダウンロードした圧縮ファイル(dmgファイル)は、自動的に解凍され、ファームウエアのフォルダーが生成されます。自動的に解凍されない場合は、ダウンロードしたファイルをダブルクリックしてください。
ダウンロード
ファームウエアを変更するためのファイルをダウンロードできます。お使いのOS用のリンクをクリックしダウンロードページへお進みください。
