DP-V3120 ファームウエア Version1.1.2

ダウンロード前に下記の使用許諾契約書を必ずお読みください。
ダウンロードを開始された場合には本許諾書に同意されたものとさせていただきます。

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更新日:2020年11月5日

使用許諾契約書

この契約は、お客様とキヤノン株式会社(以下キヤノンといいます。)との間の契約であって、キヤノンの当該製品のファームウェア用のバージョンアップソフトウェア(以下「許諾ソフトウェア」といいます。)をキヤノンがお客様に提供するにあたっての条件を規定するものです。
この契約の右側にある『ダウンロード開始』のボタンをクリックすることをもって、お客様はこの契約に同意したことになります。お客様がこの契約に同意できない場合には、ダウンロードを開始しないでください。この場合、お客様は「許諾ソフトウェア」を使用することができません。

  1. 使用許諾
    (1) お客様は、「許諾ソフトウェア」をお客様が所有するキヤノンの当該製品に、直接または他の媒体(例 ハードディスク、コンパクトフラッシュ等)を経由してインストールし、かかるカメラ・ビデオ製品において使用することができます。
    (2) お客様は、本契約で明示的に規定される場合を除き、「許諾ソフトウェア」を、再使用許諾、販売、頒布、賃貸、リース、貸与もしくは譲渡し、または、複製、翻訳、翻案もしくは他のプログラム言語に書き換えてはなりません。お客様はまた、「許諾ソフトウェア」の全部または一部を修正、改変、逆アセンブル、逆コンパイルまたはリバース・エンジニアリング等してはならず、また第三者にこのような行為をさせてはなりません。
    (3) お客様は、「許諾ソフトウェア」に含まれるキヤノンの著作権表示を修正、除去または消去してはなりません。
    (4) 本契約に明示的に定める場合を除き、キヤノンは「許諾ソフトウェア」に関するキヤノンの知的財産権のいかなる権利もお客様に付与または許諾するものでもありません。
  2. 所有権
    「許諾ソフトウェア」は、著作権により保護され、キヤノンにより所有されています。お客様は、キヤノンが、本契約に基づきまたはその他の手段により「許諾ソフトウェア」に係る所有権および知的財産権をお客様に譲渡するものではなく、また、キヤノンがかかる権利を保持するものであることを、ここに同意するものとします。
  3. 輸出制限
    お客様は、該当国のすべての適用可能な輸出管理法規や規則に従うものとし、また、かかる法規や規則に違反して「許諾ソフトウェア」をいかなる国へ直接もしくは間接に輸出もしくは再輸出しないことに同意するものとします。
  4. サポートおよびアップデート
    キヤノン、キヤノンの子会社、それらの販売代理店および販売店は、「許諾ソフトウェア」のメンテナンスおよびお客様による「許諾ソフトウェア」の使用を支援することについて、いかなる責任も負うものではありません。また、「許諾ソフトウェア」のアップデート、バグの修正またはサポートを行う義務もありません。
  5. 保証の否認・免責
    (1) 「許諾ソフトウェア」は、『現状有姿(AS-IS)』の状態で使用許諾されます。キヤノン、キヤノンの子会社、それらの販売代理店および販売店、並びに、その他「許諾ソフトウェア」の取扱者および頒布者は、「許諾ソフトウェア」に関して、商品性および特定の目的への適合性の保証を含め、いかなる保証も、明示たると黙示たるとを問わず一切しないものとします。
    (2) キヤノン、キヤノンの子会社、それらの販売代理店および販売店、並びに、その他「許諾ソフトウェア」の取扱者および頒布者は、「許諾ソフトウェア」の使用または使用不能から生ずるいかなる損害(逸失利益およびその他の派生的または付随的な損害を含むがこれらに限定されない)についても一切責任を負わないものとします。たとえ、キヤノン、キヤノンの子会社、それらの販売代理店および販売店がかかる損害の可能性について知らされていた場合でも同様です。
    (3) キヤノン、キヤノンの子会社、それらの販売代理店および販売店、並びに、その他「許諾ソフトウェア」の取扱者および頒布者は、「許諾ソフトウェア」の使用に起因または関連してお客様と第三者との間に生じるいかなる紛争についても、一切責任を負わないものとします。
  6. 契約期間
    (1) 本契約は、お客様が、『ダウンロード開始』のボタンをクリックした時点で発効し、下記(2)または(3)により終了されるまで有効に存続します。
    (2) お客様は、お客様が所有するキヤノンの当該製品にインストールされた「許諾ソフトウェア」を消去することにより、本契約を終了させることができます。
    (3) お客様が本契約のいずれかの条項に違反した場合、本契約は直ちに終了します。
    (4) お客様は、上記(3) による本契約の終了後直ちにすべての「許諾ソフトウェア」を消去するものとします。
  7. 分離可能性
    本契約のいかなる条項が無効となった場合でも、本契約のそれ以外の部分は効力を有するものとします。
  8. U.S. GOVERNMENT RESTRICTED RIGHTS NOTICE:
    The Software is a 'commercial item,' as that term is defined at 48 C.F.R. 2.101 (Oct 1995), consisting of "commercial computer software" and 'commercial computer software documentation,' as such terms are used in 48 C.F.R. 12.212 (Sept 1995). Consistent with 48 C.F.R. 12.212 and 48 C.F.R. 227.7202-1 through 227.72024 (June 1995), all U.S. Government End Users shall acquire the Software with only those rights set forth herein. Manufacturer is Canon Inc./30-2, Shimomaruko 3-chome, Ohta-ku, Tokyo 146-8501, Japan.
    本条において、'Software'という語は、本契約における「許諾ソフトウェア」を意味するものとします。
  9. 一般条項
    『ダウンロード開始』のボタンをクリックすることにより、お客様は、お客様が本契約を読み、理解し、且つ本契約の条件に拘束されることに合意したことになります。お客様は、本契約が、本契約に規定されるすべての事項についての、キヤノンとお客様の間に事前に存在する口頭または書面による一切の合意に優先する、お客様とキヤノンとの契約の完全且つ唯一の表明であることに同意するものとします。キヤノンの代表者が署名した書面によってキヤノンがその明確な同意を与えない限り、本契約の条項のいかなる変更も効力を有しないものとします。

以 上

キヤノン株式会社
キヤノンマーケティングジャパン株式会社

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ファイル容量
27,651,795 byte

ソフトウエア概要

名称 DP-V3120 ファームウエア Version1.1.2
作成者 キヤノン株式会社
掲載者 キヤノンマーケティングジャパン株式会社
転載条件 許可無く転載不可
圧縮形式 zip
使用条件 このソフトウエアをダウンロードする前に、本ページ冒頭に記載してあります「使用許諾契約書」を必ずお読みください。

本製品の内容

ファームウエアの変更内容
このファームウエア(Version 1.1.2)は、以下の修正を盛り込んでいます。
  1. TSL UMD protocolを用いた画面上のタリー表示機能が使用できない場合がある現象を修正しました。

尚、Version 1.1.2はVersion 1.1と同じ機能および性能向上を含んでいます。Version 1.1で追加された機能と性能向上の内容は以下の通りです。

  1. ファイル形式「.cube」のLUTファイルを、ディスプレイ本体に直接インポートすることが可能になりました。
  2. User LUTに、1D-LUTをインポートすることが可能になりました。また、User LUT (1D-LUT/3D-LUT) 処理前後に、映像信号のレンジを変換することが可能になりました。
  3. シネマEOSカメラ※1からCanon Logの映像をSDI/HDMIで出力している際、出力映像のレンジ (フルレンジ/ナローレンジ) に応じて、ディスプレイのカラーレンジ (フル/リミテッド) を自動判定して表示することが可能になりました。
  4. 「CDL/User LUT」に、RED Digital Cinema社製カメラで撮影した映像をHDR (PQ) とSDRに変換するLUT2種類を追加しました。
  5. 「ピクセル値チェック」に、指定したピクセルのxy色度値と色度図上の座標位置を表示する機能を追加しました※2
  6. 「比較表示」に、2000cd/m2と1000cd/m2など左右で異なる輝度で比較表示する機能を追加しました。
  7. 「レンジチェック」に、従来の「オーバーレンジ」と設定した高輝度レンジ部分を着色表示する「ピークレンジ」を追加しました。
  8. 「シグナルモニタリング」で検出したエラー履歴を、USBメモリーなどの外部メモリーにエクスポートすることが可能になりました。また、電源オフ/オンした場合でもエラー履歴を保持することが可能になりました。
  9. 「セーフティーゾーンマーカー」のエリアサイズ (幅・高さ) とエリア表示位置 (水平・垂直) の設定範囲を変更しました。また、エリアの形に「ボックス (マスク) 」を追加しました。
  10. 「エリアマーカー2」を追加しました。2種類のエリアマーカーの設定が可能になりました。
  11. 「グリッドマーカー」の「間隔」の設定に、「80% (UHD) ~ 95% (UHD) 」を追加しました。
  12. 「オーディオレベルメーター」に、チャンネルの並び順と表示位置の変更設定を追加しました。
  13. SD-SDI信号の映像を表示する時、アスペクト比に応じて「16 : 9」と「4 : 3」を選択して表示することが可能になりました。また、Payload IDによる自動判定で表示することも可能になりました。
  14. 入力信号がSD-SDIとHD-SDIで切り替わった際、自動で判定して表示を切り替えることが可能になりました。
  15. 「リモート (GPI) 」の各GPIのピンに登録できる機能に、「マーカー1/2/3」「モノクロ」「ブルーオンリー」「レッドオフ」「グリーンオフ」「ブルーオフ」を追加しました。
  16. 「フレーム輝度モニター」のHDR/SDR比率グラフの表示スケールの設定値に、「10%」「5%」を追加しました。
  17. Wi-FiまたはLAN接続によるリモート操作時のView画面のクリック/タッチ操作でピクセル値チェックの位置移動や、Control画面での調整バーの設定値の直接入力など、ウェブブラウザー画面の操作性が向上しました。
  18. 本体ボタン名の点灯を常時行う設定を追加しました。
  19. Hybrid Log-Gamma (HLG) のシステムガンマのオート時の動作を変更しました。
  20. 電力セーブ機能を追加しました。
  21. その他、操作性および表示改善を行いました。
  • ※1シネマEOSカメラからCanon Logのレンジ選択が可能な機種
    C500 Mark II / C300 Mark III (SDI/HDMIともに対応)
    C700 / C700 GS / C700 FF (UserLUT設定、かつSDIのみ可能)
    (2020年5月末時点)
  • ※2カラーガマット「BT.2020」かつガンマ「1.0、2.2、2.35、2.4、2.6、PQ、HLG (HLG RGB除く) 」の場合のみ。

今回ご案内のファームウエアVersion 1.1.2は、Version 1.1.1以前のファームウエアを搭載したディスプレイがアップデート対象となります。ディスプレイのファームウエアがすでにVersion 1.1.2の場合には、ファームウエアのアップデートを行う必要はありません。

ファームウエア変更のための準備
アップデートを行う前に、予め設定項目をエクスポートしておくことをお勧めします。エクスポートした設定内容はアップデート終了後にディスプレイにインポートして設定します。

ダウンロードしたファームウエアのフォルダーの中にファームウエア(ファイル名:update_dpv3120.rom、ファイルサイズ: 23,960,049 bytes)と、ファームウエアアップデート手順書(PDFファイル、5言語:日本語/英語/フランス語/ドイツ語/簡体中国語)が入っています。ファームウエアの変更作業に入る前にファームウエアアップデート手順書を十分にご確認いただきますようお願いいたします。

本機で使用しているソフトウエアについて
本機に組み込まれているソフトウエアは、当社または第三者のソフトウエアモジュールが含まれています。
当社開発ソフトウエアとフリーソフトウエア
当社が開発または作成したソフトウエアおよび付帯するドキュメント類には当社の著作権が存在し、著作権法、国際条約条項およびその他の準拠法によって保護されています。

また本機は、第三者が著作権を所有しフリーソフトウエアとして配布されているソフトウエアモジュールを使用しています。それらの一部には、GNU General Public License v2(以下、GPL)、GNU Lesser General Public License v2.1(以下、LGPL)またはその他のライセンス契約の適用を受けるソフトウエアモジュールが含まれています。

動作環境

ファームウエアの変更を行う場合には以下の機材が必要です。

  1. ディスプレイ本体
  2. パソコン
  3. USB メモリー(FAT16 または FAT32)
  4. ファームウエア(ダウンロードしたファイル)