EF40mm F2.8 STM ファームウエア Version 1.2.0
ファームウエア変更内容
このファームウエアの変更 (Version 1.2.0) は、以下の現象の改善を盛り込んでおります。
- カメラにレンズを取り付けた状態でレンズ鏡筒が押し込まれた場合(レンズキャップ取り付け時やバッグに入れての持ち運びなど)、AFが作動しなくなることがあります。
今回ご案内のファームウエアVersion 1.2.0は、Version 1.1.0.のファームウエアを搭載したレンズが対象です。以下のシリアルナンバー(10桁)の製品がVersion 1.1.0.のファームウエアを搭載したファームアップ対象製品となります。レンズのファームウエアがすでにVersion 1.2.0の場合には、ファームウエアの変更を行う必要はありません。
ファームアップ対象製品
頭3桁目が「0」、「1」、「2」のもの (xx0xxxxxxx、xx1xxxxxxx、xx2xxxxxxx)
※上記以外の製品にはVersion 1.2.0 以降のファームウエアが搭載されております。
レンズファームウエアアップデートに関する注意事項
2013年7月時点で、レンズのファームウエアアップデートに対応したカメラは、以下の製品となります。
EOS-1D X、EOS 5D Mark III、EOS 6D、EOS 70D、EOS Kiss X7i、EOS Kiss X7、EOS Kiss X6i
【EOS 5D Mark III をご使用の場合の注意点】
以下のいずれかの状態でアップデートを行うと、アップデートが正常に終了しない可能性があります。
- カメラファームウエアがVersion 1.1.2以前のものである
カメラのファームウエアをVersion 1.1.3以降にアップデートしてから、レンズのファームウエアをアップデートしてください。 - メニュー画面内の『バッテリー情報』でバッテリー情報が登録されている
バッテリー情報が登録されている場合は、すべての登録情報を削除し、電源を入れなおしてからアップデートを行ってください。 - ファームウエアアップデート直前に、メニュー画面内の『バッテリー情報』を確認する
バッテリー情報を確認された場合は、一度電源を入れなおしてからアップデートを行ってください。
アップデートが正常に終了しなかった場合は、電池・レンズを取り外してから、レンズを装着せず電池を入れなおし、上記条件を解消後、再度ファームウエアアップデートを行ってください。
【EOS-1D X をご使用の場合の注意点】
以下のいずれかの状態でアップデートを行うと、アップデートが正常に終了しない可能性があります。
- ファームウエアアップデート直前に、メニュー画面内の『バッテリー情報』を確認する
バッテリー情報を確認された場合は、一度電源を入れなおしてからアップデートを行ってください。
アップデートが正常に終了しなかった場合は、電池・レンズを取り外してから、レンズを装着せず電池を入れなおし、上記条件を解消後、再度ファームウエアアップデートを行ってください。
- ※エクステンションチューブやUSBケーブルなどのケーブル類を取り付けている場合は、正常にアップデートが行われない可能性があるため、取り外してアップデートを行ってください。
上記の対応カメラをお持ちでないお客さまでレンズファームウエアアップデートをご希望のお客さまは、弊社サービスセンターにご依頼ください。
ファームウエア変更のための準備
ダウンロードしたファームウエアのフォルダーの中にファームウエア(ファイル名:EF005120.FIR、ファイルサイズ: 1,441,844 bytes)とファームウエア変更手順書(PDF ファイル、5言語:日本語/英語/フランス語/スペイン語/簡体中国語)が入っています。ファームウエアの変更作業に入る前にファームウエア変更手順書を十分にご確認いただきますようお願い申し上げます。
※ダウンロードファイルの解凍方法
- Windows
- ダウンロードした圧縮ファイル(zipファイル)を右クリックし、表示されたメニューから [すべて展開] を選んで解凍してください。
- Mac
- ダウンロードした圧縮ファイル(dmgファイル)は、自動的に解凍され、ファームウエアのフォルダーが生成されます。自動的に解凍されない場合は、ダウンロードしたファイルをダブルクリックしてください。
ダウンロード
ファームウエアを変更するためのファイルをダウンロードできます。お使いのOS用のリンクをクリックしダウンロードページへお進みください。
日本語版ファームウエア変更手順書については、「PDFを開く」をクリックするとファイルが表示されます。