操作方法
暗いところで手ブレを抑えたり、被写体ブレを抑えるためにシャッタースピードを速くしたいとき、あるいはストロボをオフにして撮影したいときには、[ISO感度] を上げます。
重要
- [ISO感度] を高くするとシャッタースピードが速くなります。また、ストロボの光が遠くの被写体まで届くようになります。そのため、暗い場所でも被写体ブレや手ブレを抑えて撮影できます。
- [ISO感度] は、高くするほどノイズが目立つ (画像にざらつきが多くなる) ようになります。
- [ISO感度] を低くすると粗さが目立たない画像になりますが、撮影シーンによっては手ブレがおきやすくなることがあります。
- ここでは、[撮影モード] を [プログラムAE] (
) にしていることを前提に説明しています。
- [ISO感度] を設定するには、[撮影モード] を以下のいずれかに合わせておく必要があります。
- [プログラムAE] (
)、[長秒時撮影]* (
)


* [ISO AUTO] (
) は設定できません。

1. カメラの <電源> ボタンを押して、電源を入れます。
2. <FUNC./SET> ボタン (
) を押します。

3. 以下のような画面が表示されます。




* 撮影する環境によって、適切な [ISO感度] を設定してください。 <シャッターボタン> を半押ししたときに、手ブレ警告アイコン (
) が表示されたときは、[ISO 80]、[ISO 100]... と徐々に感度を上げていき、手ブレ警告アイコン (
) が表示されなくなった時点での [ISO感度] に設定することをおすすめします。


ISO感度を変えるときの目安 | |
---|---|
![]() | 撮影モードと撮影シーンに応じて自動設定 |
![]() ![]() ![]() | 晴天の屋外 |
![]() ![]() | 曇り空、夕方 |
![]() | 夜景、暗い室内 |
4. 以下のアイコンが表示されていれば、設定は完了です ([ISO感度] が400の場合)。

メモ
[ISO AUTO] (
) では、<シャッターボタン> を半押しすると、自動設定された [ISO感度] が画面に表示されます。

参考
より高感度な [ローライト] (
) に設定することもできます。

- [ローライト] に設定すると、シーンに応じて [AUTO] (
) モードよりISO感度が高めに設定されてシャッタースピードが速くなるため、暗い場所でも手ブレや被写体ブレをおさえて撮影できます。キャンドルの明かりだけのような暗い場所での撮影にもおすすめです。
- [ローライト] に設定すると、記録画素数は [ミドル] (
) に固定されます。