操作方法
撮影シーンにあったモードを選ぶと、最適な撮影ができるようにカメラが自動的に設定を行います。
1. カメラの<電源>を入れます。
2. <モードダイヤル> を以下のエリアから選択します。

ここでは<シーンモード>(
)の設定方法を説明します。<クリエイティブフィルターモード>(
)も設定手順は同様です。


3. モードダイヤルを[
]にします。


4.撮影モードを選びます。
(
) を押してメニュー項目の [
]を選びます。


(設定を一度も変更していない場合は、[ポートレート] (
)が表示されます。)



5. [
]か[
] を押すか[
] ホイールを回して、[撮影モード]を選択します。(ここでは[ポートレート](
) を選択)。





6. 画面の左上に目的の [撮影モード] のアイコンが表示されていれば、設定は完了です。

モードダイヤル | 撮影シーン | 撮影モード名 | 効果 | |
---|---|---|---|---|
![]() | 多彩な写真を撮る | [クリエイティブショット](![]() | カメラが被写体や撮影状況を判別して、自動で効果をつけたり被写体を切り出して、1回の撮影で6枚の静止画を記録します。カメラまかせで多彩な静止画を撮ることができます。 | |
![]() | 動きのある被写体を撮る | [スポーツ](![]() | 動いている被写体にピント合わせを行いながら連続撮影できます。 | |
![]() | いろいろなシーンで撮る | 人を撮る | [ポートレート] (![]() | 人をやわらかい感じで撮影できます。 |
顔を見つけて撮る | [オートシャッター] (![]() | 笑顔を見つけて撮る[スマイル]、ウインクしたら撮る[ウインクセルフタイマー]、人が増えたら撮る[顔セルフタイマー]の3種類から選択できます。 | ||
星空を撮る | [星空] (![]() | 星空と夜景を撮る[星空夜景]、星が動いた軌跡を撮る[星空軌跡]、星の動きを撮る[星空インターバル動画]の3種類から選択できます。 | ||
三脚を使わずに夜景を撮る | [手持ち夜景] (![]() | ・三脚などでカメラを固定しなくても夜景や夜景を背景にした人をきれいに撮影できます。 ・連続撮影した画像を 1枚に合成することで、手ブレやノイズが軽減されます。 | ||
雪景色で撮る | [スノー] (![]() | 雪景色を背景に、人を明るく自然な色あいで撮影できます。 | ||
花火を撮る | [打上げ花火] (![]() | 打上げ花火を色鮮やかに撮影できます。 | ||
![]() | 効果をつけて撮る | 明暗差の大きいシーンで撮る | [ハイダイナミックレンジ] (![]() | 明るさの異なる3 枚の画像を連続撮影し、明るさが適切な部分を合成して1 枚の画像にします。明暗差の大きい風景などでの白トビや黒ツブレをおさえることができます。 |
色あせた写真のような色調で撮る | [ノスタルジック] (![]() | 画像の色を薄くしたり、粗くしたりすることにより、長い年月が経過したような写真にすることができます。効果は、5 段階から選べます。 | ||
魚眼レンズのような効果をつけて撮る | [魚眼風] (![]() | 魚眼レンズで撮ったようなデフォルメ効果をつけて撮影します。 | ||
ミニチュア模型のように撮る | [ジオラマ風] (![]() | 指定した範囲の上下をぼかして撮ることで、ミニチュア模型のような効果を つけて撮影します。 | ||
トイカメラのような効果をつけて撮る | [トイカメラ風] (![]() | 画像の四隅を暗くぼかして、全体の色調を変えることで、トイカメラで撮影 したような効果をつけて撮影できます。 | ||
被写体を浮き立たせて撮る | [背景ぼかし] (![]() | 背景をぼかして被写体を浮き立たせた画像を撮影することができます。 背景ぼかしに適した設定で2 枚の画像を連続撮影し、レンズ効果による背景ぼかしの他、被写体や撮影シーンに応じて画像処理による背景ぼかしも行われます。 | ||
優しい雰囲気で撮る | [ソフトフォーカス] (![]() | ソフトフィルターを使ったような効果をつけて、優しい雰囲気の画像を撮影できます。効果の強さを設定できます。 | ||
単色で撮る | [モノクロ] (![]() | 画像を白黒、セピア調、青白にして撮影できます。 | ||
鮮烈な色で撮る | [極彩色] (![]() | 色の濃さを強調して、高彩度の鮮烈な色で撮影できます。 | ||
イラスト風の効果をつけて撮る | [オールドポスター] (![]() | 古いポスターのようなイラスト風の効果をつけて撮影できます。 | ||
![]() | いろいろな動画を撮る | 動画を撮る | [スタンダード](![]() | 明るさを固定したり変えて撮ることができます。 |
ショートクリップ動画を撮る | [ショートクリップ動画](![]() | 数秒間の短編動画に、早送りやスローのほか、リプレイ再生などの効果をつけることができます。作成された動画は、ストーリーハイライトのアルバムの対象になります。 | ||
シャッタースピードと絞り数値を決めて動画を撮る | [マニュアル](![]() | シャッタースピード、絞り数値、ISO 感度を個別に設定して撮影できます。 | ||
iFrame動画で撮る | [iFrame動画](![]() | iFrame(アイフレーム)に対応したソフトウェアや機器での編集に適した動画が撮影できます。 |
メモ
撮影シーンによっては思いどおりの効果が得られないことがありますので、事前に試し撮りすることをおすすめします。
[クリエイティブショット](
)

- ストロボが発光するときは撮影に時間がかかりますが、3 回シャッター音が鳴るまでカメラを構え続けてください。
- 撮影した6 枚の画像はグループ化されます。
[スポーツ](
)

- [
]モードでは、撮影シーンによってはISO 感度が高くなるため、画像が粗くなることがあります。
- [
]モードでの撮影範囲は、「撮影距離」を参照してください。
- 連続撮影をしたあとは、次の撮影までにしばらく時間がかかることがあります。また、カードによっては、次の撮影までにさらに時間がかかることがあります。
- 撮影シーンやカメラの設定、ズーム位置によっては、撮影の速度が遅くなることがあります。
[手持ち夜景](
)モード

- [
]モードでは、他のモードに比べて被写体が大きく表示されます。
- [
]モードでは、撮影シーンによってはISO 感度が高くなるため、画像が粗くなることがあります。
- [
]モードでは連続撮影するため、撮影中はカメラをしっかり構え続けてください。
- [
]モードでは、ブレが大きすぎるときや撮影シーンによっては、思いどおりの効果が得られない画像が保存されることがあります。
[打上げ花火] (
)モード

- [
]モードでは、手ブレを防ぐため、三脚などでカメラが動かないように固定してください。また、三脚などでカメラを固定するときは、[手ブレ補正]を[切]にして撮影することをおすすめします。
-
[
]モードでは、最適なピント位置に設定されますが、シャッターボタンを半押ししても枠は表示されません。
[ノスタルジック](
)モード

- 撮影画面では、色調は変わりますが、粗さは表示されません。画像の粗さを確認するときは、再生して確認してください。
- 動画では画像の粗さは変わりません。
[ジオラマ風](
)モード

- 動画の撮影中は、ズームできません。撮影前に倍率を変えてください。
[背景ぼかし] (
)モード

ブレが大きすぎるときや撮影シーンによっては、思いどおりの効果が得られない画像が保存されることがあります。
- 「被写体に近づく」「被写体と背景の距離を離す」とぼかし効果が得られやすくなります。
- 撮影後、次の撮影までにしばらく時間がかかることがあります。
- [
]ダイヤルを回して効果のレベルを選ぶことができます。
[スマイル](
)モード

- 笑顔を検出するたびに撮影し続けるので、撮影が終わったら、他の撮影モードに変えることをおすすめします。
[マニュアル](
)

- 蛍光灯やLEDなどの照明下で撮影しているとき、設定したシャッタースピードによっては、画面のちらつきが記録されることがあります。
- ISO 感度が[AUTO]のときは、撮影前に露出補正ダイヤルを回して露出を補正することもできます。
- ISO 感度を固定しているときは、設定した値に連動して、露出レベルマークが移動し、標準露出からの差が確認できます。標準露出からの差が2 段を越えると、露出レベルマークが[
]または[
]になります。
- ISO 感度が[AUTO]のときは、シャッターボタンを半押しするとISO 感度を確認できます。設定したシャッタースピードと絞り数値で標準露出を得られないときは、ISO 感度がオレンジ色で表示されます。
[iFrame](
)

- iFrame とは、Apple 社が提唱する動画タイプです。
- 記録画素数は[
](NTSC時)または[
](PAL時)に固定されます。