操作方法
CameraAccess plusの宅外モードを使うと、屋外にいるとき、家の中に設置したビデオカメラをスマートフォンなどで操作できます。
ここでは、ライブストリーミングリモコンを使用するための設定を、5つのステップに分けて説明しています。ステップ1から順に操作を進めてください。






メモ
CameraAccess plus は、株式会社ピクセラから、アップル社のApp Store またはGoogle™ 社のGoogle Play™ を通じて無料で提供されるソフトウェア(アプリ)です。
ここでは、iOS7およびAndroid 4.0を例に説明しています。
お使いのスマートフォンの機種、またはOSによって設定の名称、操作方法などが異なる場合があります。
お使いのスマートフォンの機種、またはOSによってCameraAccess plusが対応していない場合があります。詳細については、ステップ1:CameraAccess plusをインストールする をご参照ください。
重要
- ここでは、ビデオカメラのファームウェアがVersion1.0.2.0以上であることを前提に説明しています。
- ライブストリーミングリモコンは、[
](オートモード)と[
](ベビーモード)のときのみ使用できます。[
](シネマモード)や[
](SCNモード)、[
](Pモード)を設定しているときは使用できません。
参考
「宅外モード診断」ではWi-Fi環境で宅外モードを使用できるかどうかの目安を確認できます(Windowsのみ)。詳しくは株式会社ピクセラのホームページをご覧ください。
http://pixela.jp/cjrmc
* 宅外モードを使用する場合、UPnP(Universal Plug and Play)対応のアクセスポイントと、グローバルIPアドレスが取得可能なインターネット接続環境が必要です。

CameraAccess plusをインストール可能なスマートフォンの環境は以下の通りです。
対応OS *1 | 対応デバイス |
---|---|
iOS5、iOS6、iOS 7 | iPhone4S、iPhone5、iPhone5S、iPhone5C、 iPad2、iPad第3世代、 iPad第4世代、iPad mini、 iPod touch 第5世代 |
Android 2.3、Android 4.0、4.1、 4.2 *3 | 左記のOSを搭載したスマートフォン*2*4 |
*1 全ての対応OSのバージョンで動作を保障するものではありません。
*2 機種によっては再生できないモデルがあります。
*3 対応OSのみインストールできます。
*4 CameraAccess plusはタブレット非対応となります。
1. スマートフォンからApp Store またはGoogle Play™ にアクセスし、アプリCameraAccess plus をインストールします。
メモ
2回目からアプリケーションのインストールは不要です。

2.ビデオカメラの電源を入れて、撮るモードになっていることを確認します。
3. ビデオカメラの液晶画面に表示される[
] をタッチします。


4.
液晶画面を左右にドラッグして、
[ライブストリーミングリモコン]を中央にしてタッチします。



5.
[
](宅外モード)を中央に表示して
[
] をタッチします。





6. [
] をタッチします。


7. パスワード入力エリアをタッチします。

8. 4〜8文字のパスワードを入力して[
]をタッチします。

パスワードの入力方法については「文字入力のしかた」を参照してください。

メモ
8文字(英数字混合)で設定することをおすすめします。
参考
文字入力のしかた
手動で文字入力が必要なとき、キーボードが表示されます。キーボードを操作するときは、タッチパネルで操作してください。



















9. ポート入力エリアをタッチします。

10. ポートを入力して[
]をタッチします。


参考
通常は「80」を使用し、必要に応じて変更します。
11. [
]をタッチします。



12. アクセスポイントに接続します。未登録のときは、「アクセスポイントを登録します」が表示されます。
以下の手順に従ってアクセスポイントを登録してください。
[
] をタッチします。


メモ
アクセスポイントが登録済みのときは、自動的に接続します。
[
] を2回タッチします。手順15.に進みます。


13. 使用する接続方法を選択します。

接続方法は次の4種類から選択できます。
アクセスポイントについては、お使いの機器の説明書をご覧ください。
WPS:プッシュボタン* | アクセスポイントのボタンを押し続けたあと、本機の画面をタッチするだけ。アクセスポイントがWPSに対応していれば一番簡単に接続できます。 |
WPS:PINコード* | Webブラウザーからアクセスポイントの設定画面を開き、カメラの画面に表示された番号を入力します。アクセスポイントがWPSに対応していて、パソコンなどアクセスポイントに接続済みの機器が必要です。 |
アクセスポイント検索 | 本機の画面上で、お使いのアクセスポイントのSSIDを選び、パスワードを入力します。 |
手動設定 | アクセスポイントの名前とパスワードのほか、さまざまなネットワーク設定を手動で行います。無線LANやネットワークに詳しい上級者用の設定方法です。 |
* WPSとは、アクセスポイントへの接続を簡単に行うための規格です。

お使いのアクセスポイント(無線親機)がWPSに対応していれば、ビデオカメラとアクセスポイントを簡単に接続できます。WPSの接続には、プッシュボタン方式とPINコード方式があります。以下の選択した方法の操作をご覧ください。なお、WPSでうまく接続できないときは、「アクセスポイント検索で接続する場合」をお試しください。
「WPS:プッシュボタン」の場合 14-a-1.へ「WPS:PINコード」の場合 14-b-1.へ
アクセスポイント検索で接続する場合 14-c-1.へ
手動設定で接続する場合 14-d-1.へ
参考
アクセスポイントへの接続設定は、本機に4つまで記憶されます。
重要
Wi-Fi接続を行う前に、必要なものを確認してください。
- アクセスポイントは、Wi-Fi認証を受け(下のロゴマークがある)、無線LAN規格IEEE802.11a/b/g/n対応のものであること。

- アクセスポイントと家庭内ネットワークが正しくセットアップされていること。
14-a-1. 「WPS:プッシュボタン」の場合
無線親機のWPS用のボタンを長押ししてWPSを起動します。
長押しの時間は無線親機によって異なります。必ず、無線親機の説明書をご覧になってから操作を行い、無線親機がWPS起動状態になったことを確認してください。

14-a-2. 操作1から2分以内に[ OK ]をタッチします。
無線親機への接続が開始されます。

接続を中止するときは[ 中止 ]をタッチし、[ OK ]をタッチします。

14-b-1. 「WPS:PINコード」の場合
無線親機のPINコードを設定してWPSを起動します。
パソコンなど無線親機と接続済みの機器のWebブラウザーから、WPS(PINコード方式)の設定画面を開き、ビデオカメラの画面に表示された8桁の数字を入力して、WPSを起動します。

14-b-2. 操作1から2分以内に[ OK ]をタッチします。
無線親機への接続が開始されます。

接続を中止するときは[ 中止 ]をタッチし、[ OK ]をタッチします。

14-c-1. アクセスポイント検索で接続する場合
ビデオカメラが周囲のアクセスポイントを自動的に検出します。接続するアクセスポイントを選んでパスワード(暗号化キー)を入力し接続します。
2-c-2. アクセスポイントの設定情報を確認します。
接続するアクセスポイントのSSIDと暗号化キー(必要なとき)をあらかじめ確認してください。
14-c-3. 接続するアクセスポイントを選択します。
検出されたアクセスポイントのSSIDが表示されます。





14-c-4. アクセスポイントの暗号化キー(パスワード)を入力します。
操作2-c-3で選択したアクセスポイントに[
]が表示されていない場合、この操作は不要です。




14-c-5. [ OK ]をタッチします。

14-d-1.手動設定で接続する場合
アクセスポイントへの接続を手動で設定できます。また、ステルス機能が有効になっているなどにより、「アクセスポイント検索」でアクセスポイントが検出されないときも手動で接続できます。この接続方法は、無線LANやネットワークに詳しい上級者の方のみご利用ください。
14-d-2. SSIDを入力します。



14-d-3. 認証-暗号化方式を選択します。
認証-暗号化方式エリアをタッチします。

14-d-4. いずれかの認証・暗号化方式をタッチします。
[ OPEN WEP ]選択時、WEPインデックスは1となります。

14-d-5. 暗号化キーを入力します。
14-d-4.で[ OPEN NONE ]を選んだ場合、この操作は不要です。



14-d-7. IPアドレスなどをマニュアルで設定します。
IPアドレスの入力エリアをタッチします。

14-d-8. [
]/[
]をタッチしてIPアドレスの各値を入力し、[ OK ]をタッチします。



14-d-9. IPアドレスと同じ要領でサブネットマスクを入力し、[ 次へ ]をタッチします。
14-d-10. IPアドレスと同じ要領でデフォルトゲートウェイを入力し、[ 次へ ]をタッチします。
14-d-11. IPアドレスと同じ要領で各DNSサーバーを入力し、[ 次へ ]をタッチします。
14-d-12. 設定を保存します。
[ OK ]をタッチします。


15. カメラIDとパスワードを登録します。
ビデオカメラとスマートフォンなどが同じアクセスポイントに接続されている場合、自動でカメラIDを登録できます。
この手順では、カメラIDを自動で登録するとき(以下、15-aとしています。)とカメラIDを手動で登録するとき(以下、15-bとしています。)の2通りを説明しています。
参考
カメラIDを登録済みのときはこの操作は不要です。
- カメラIDを自動で登録するとき
15-a-1. スマートフォンを操作14で登録したアクセスポイントに接続します。
15-a-2. CameraAccess plusを起動します。

15-a-3. [設定]をタッチし、[開始]をタッチします。

15-a-4. カメラIDがスマートフォンに登録されます。
15-a-5.[終了]をタッチします。
15-a-6. アクセスポイントの接続を解除します。
- カメラIDを手動で登録するとき
15-b-1. CameraAccess plusを起動します。
15-b-2. [開始]をタッチします。

15-b-3. 画面に従って、ビデオカメラの画面に表示されたカメラIDを入力します。


16. 屋外でCameraAccess plusを起動します。

メモ
ビデオカメラはあらかじめ電源を入れ、宅外モードに設定してアクセスポイントに接続が完了した状態にしておきます。
17. Wi-Fiに接続し、[開始]をタッチします。

18. 操作7.で設定したパスワードを入力し、[接続]をタッチします。

19. 画面上で操作して撮影します。
20. ビデオカメラの[終了]をタッチすると、宅外モードが終了します。

メモ
- CameraAccess plusの詳細については、株式会社ピクセラのホームページをご覧ください。
http://pixela.jp/cjcap
- 記録設定が次のときは、リモート撮影機能を使用できません。
- 録画モードが[60P]のとき。
- ホーム画面の「記録設定」で「同時記録」や「リレー記録」を選んでいるとき。
- お使いの回線や電波の状況によっては、映像が途切れたり、反応が遅くなったりすることがあります。
参考
カメラパンテーブルCT-V1(別売)について
- CT-V1を使うと、CameraAccess plusをインストールしたスマートフォンなどをリモコンとして使って、本機の向きを左右に振って(パン)撮影できます。
- CT-V1を取り付ける向きはビデオカメラによって異なります。カメラベースの裏側のB方向に本機のレンズを向けて合わせてください。詳しくは「カメラパンテーブルCT-V1使用説明書」をご覧ください。
