操作方法
ここでは、EOS Utilityを使用して、お使いのカメラで撮影した画像をパソコンに取り込む方法を解説します。
なお、ここでの解説にはWindows XPを使用し、EOS Kiss X2とパソコンを接続した場合を例としていますが、Windows VistaやWindows 2000、Mac OS Xをお使いの場合、およびEOS Kiss X2以外のカメラを接続した場合も手順はほとんど同じです。
注意
- 以下で解説する操作を行う前に、必ずカメラに付属のSolution Diskからすべてのソフトウェアをインストールしておいてください。
- 画像を取り込む際は、Administrator (管理者) 権限でログオンしてください。
- EOS UtilityはWindows Vista、Windows XP、Windows 2000およびMac OS X専用です。
1. カメラに付属のUSBケーブルを利用して、カメラとパソコンを接続します。
あらかじめ、カメラのオートパワーオフの設定を [切] にしておきます。
カメラとパソコンの接続方法について、詳しくはEOS Utility使用説明書(カメラに付属のCD-ROMに収録)をご参照ください。
2. カメラの電源を <ON> にします。
3. EOS Utilityが起動します。
EOS Utilityが自動的に起動しないときは、[スタート] ボタン→[すべてのプログラム] (Windows 2000では [プログラム])→[Canon Utilities]→[EOS Utility]→[EOS Utility]を選択します。
Mac OS Xの場合は、Dockに登録されている [EOS Utility] アイコンをクリックします。なお、[iPhotoへようこそ] 画面が表示されたときは、[後で決める] をクリックします。その際、iPhotoが起動したときは、iPhotoを終了してください。
プログラム (アプリケーションソフトウェア) を選択する画面が表示された場合は、[Canon EOS Utility] を選択して [OK] をクリックします。
4. 下図が表示されたら、画像を取り込む操作を行います。
メモリーカード内の画像をすべて取り込む場合は、EOS Utilityの画面で [画像の取り込みを開始] をクリックします。

初期設定では、取り込まれた画像は、撮影年月日のフォルダに分類されて [マイ ピクチャ] に保存されます。取り込んだ画像の保存先などを変更する場合は、 [環境設定] をクリックし、表示されるダイアログボックスで設定を行います。
なお、[画像を選択して取り込み] をクリックすると、EOS Utilityのウィンドウにメモリーカード内の画像が一覧で表示されるので、取り込む画像を選択することができます。詳しくは「必要な画像を選択して取り込む」の項目をご参照ください。
5. 画像がパソコンに取り込まれます。

6. 画像の取り込みが終了すると、Digital Photo Professionalが起動し、取り込んだ画像が表示されます。
Digital Photo ProfessionalやZoomBrowser EX、ImageBrowserを利用して画像の編集などを行う場合は、カメラに付属のソフトウェア使用説明書をご参照ください。
EOS Utilityを利用すると、撮影した画像のうち、必要な画像だけを選択してパソコンに取り込むこともできます。
必要な画像だけを取り込む場合は、上記の手順1〜3を行った後、次の手順に従います。
4. 下図が表示されたら、[画像を選択して取り込み] をクリックします。

5. ビューワー画面に切り替わり、メモリーカード内の画像が一覧で表示されます。
5-1. 表示された画像の一覧から、取り込む画像をチェックして (
) 選択します (ここでは、3つの画像を指定しています)。

5-2. 必要な画像をすべて選択したら、[取り込み] をクリックします。

6. [画像の取り込み] ダイアログボックスが表示されるので、画像の保存先を指定します。
初期設定では、取り込まれた画像は、撮影年月日のフォルダに分類されて [マイ ピクチャ] に保存されます。保存先を変更するには、[保存先フォルダ] をクリックし、表示されるダイアログボックスで設定を変更します。

7. 上図で [OK] をクリックすると、パソコンへの画像の取り込みが始まります。
指定した画像がすべて取り込まれると、Digital Photo Professionalが自動的に起動し、取り込んだ画像が表示されます。
以上で画像の取り込みは完了です。