詳細情報
AFモードが [ワンショットAF] のときは、止まっている被写体にピントを合わせると、シャッターボタンを半押ししている間、ピントが固定されます。この機能を利用し、そのまま構図を変え、シャッターボタンを全押しして撮影する方法のことを「フォーカスロック撮影」といいます。
被写体が遠いところと近いところに共存する状態 (例:おりの中の動物、風景をバックにした人物撮影) などで有効な撮影方法です。
手前の花にピントを合わせて撮影したい場合、通常のAFでは画面の中心の葉にピントが合ってしまいます。(写真左)
このような場合はフォーカスロックを使ってピントを合わせます。(写真右)

1. カメラの電源スイッチを <ON> にします。
2. レンズのフォーカスモードスイッチを <AF> に合わせます。

3. <AF> ボタンを押します。

4. <十字キー> を押して、AFモードを [ONE SHOT](ワンショットAF) に設定し、<SET> ボタンを押します。

5. シャッターボタンを半押しし、ピントを合わせます。

ピントが合うと、ピントを合わせたAFフレーム内の点が一瞬赤く光ります。同時に「ピピッ」と電子音が鳴り、ファインダー内に合焦マーク [
] が点灯します。

6. シャッターボタンを半押ししたまま、構図を変えます。

7. シャッターボタンを全押しして撮影します。
メモ
フォーカスロックした後、被写体とカメラの距離が変わると、ピントが合わないことがあります。