操作方法
ここでは、初期設定の状態で動画を撮影する方法について解説します。
各設定を変更して動画を撮影する方法については、関連情報をご参照ください。
重要
動画撮影では、SDスピードクラス6 「
」 以上のカードを使用してください。動画撮影時に書き込みが遅いカードを使用すると、動画が正常に記録できないことがあります。また、動画再生時に読み取り速度が遅いカードを使用すると、動画が正常に再生できないことがあります。

1. カメラの液晶モニターを開きます。開き方については、
EOS 60D / 60Da 液晶モニターの使い方(バリアングル機能)
をご参照ください。
2. カメラの電源を <ON> にします。
3. レンズのフォーカスモードスイッチを <AF> に合わせます。

4. 撮影モードダイヤルを <
> に合わせます。

ミラーが動く音がしたあと、液晶モニターに映像が表示されます。

5. 液晶モニターにAFフレームが表示されたら、ピントを合わせたい場所に、<マルチコントローラー> でAFフレームを動かします。
- 画面の一番端までは動きません。
- <
> ボタンを押すと、AFフレームが画面中央に戻ります。

6. AFフレームを被写体に合わせ、シャッターボタンを半押しします。

7. <
> (動画撮影)ボタンを押すと動画撮影が始まります。

動画撮影中は画面右上に 「
」 が表示されます。


8. 動画撮影を終了するときは <
> (動画撮影)ボタンを押します。

注意
動画撮影時は、レンズを太陽に向けないでください。太陽の熱でカメラの内部が損傷する恐れがあります。
メモ
記録・画質関連
- 動画はMOV形式で記録されます。
-
1カットのファイルサイズが4GBに達した時点、または29分59秒経過すると、動画撮影が自動的に終了します。4GBの目安は[1920x1080]と[1280x720]は約12分、[640x480]と[クロップ 640×480]は約24分です。<
> ボタンを押すと動画撮影を再開します(新規ファイルとして記録されます)。なお、カメラ内部の温度上昇により、この時間よりも早く動画撮影が終了することがあります。
- カメラに内蔵されたマイクにより、撮影中の操作音やカメラの作動音なども一緒に録音されます。なお、市販の外部マイクを使用すると、これらの音を録音しないように(低減)することができます。
再生・テレビ接続関連
- カメラとテレビをHDMIケーブルで接続して[1920×1080]、[1280×720]の動画撮影を行うと、撮影中テレビに表示される映像のサイズが小さくなります。ただし、設定どおりの動画記録サイズで正常に記録されます。
- カメラとテレビを接続して動画撮影を行うと、撮影中テレビから音は出ません。ただし、音声は正常に記録されます。
重要
- カメラ内部の温度が上昇すると、[
] マークが画面に表示されることがあります。撮影しないときは、こまめに電源を切ってください。
- [
] マークが表示された状態で撮影した静止画は、画質が低下することがあります。なお、[
] マークが表示されても動画の画質には影響ありません。
- [
] マークが表示された状態で、動画撮影を継続し、さらにカメラ内部の温度が上昇すると、動画撮影が自動的に終了します。そのときは、カメラ内部の温度が下がるまで、撮影ができなくなりますので、一旦電源を切り、しばらく休止してください。