対処方法
レンズの手ブレ補正を設定する際は、モードダイヤルが<
>(静止画)または<
>(動画)に合わせていることを確認します。


また、手ブレ補正機能が作動するのは、「EF-M 18-55mm F3.5-5.6 IS STM」のようにレンズ名称に「IS」が付いたレンズを取り付けた場合です。
メモ
レンズ名称に「IS」がついたレンズには、レンズ内手ブレ補正機構であるイメージ・スタビライザー(IMAGE STABILIZER、以下「IS」と表記)が搭載されています。ISレンズに内蔵された手ブレ補正機能を使用すると、撮影するときのわずかなカメラの動き(手の揺れ)を補正して、鮮明な写真を撮ることができます。
下図のように撮影モードが<
>(シーンインテリジェントオート)に設定されている場合、メニュー項目[レンズの手ブレ補正]は表示されません。


[レンズの手ブレ補正]を表示するには、モードダイヤルを<


静止画

動画

(1) EF-Mレンズの場合
ISの付いていないEF-Mレンズ(例えばEF-M 22mm F2 STM)の場合、メニュー項目[レンズの手ブレ補正]は表示されません。
EF-M 18-55mm F3.5-5.6 IS STM のようにISの付いたEF-Mレンズの場合は、下記の手順で手ブレ補正を設定します。
ご購入時の[レンズの手ブレ補正]は「入」に設定されています。
1.<MENU>ボタンを押して、メニューを表示します。

2.[
]タブの[レンズの手ブレ補正]を選択します。


3.[入]を選択し、<MENU>ボタンを押してメニューを閉じます。

(2)EFレンズの場合
ISの付いたEFレンズとマウントアダプターEF-EOS Mを組み合わせてEOS Mに取り付ける場合は、メニューではなく、レンズ側で設定します。
下図のように、レンズ側の<STABILIZER>(手ブレ補正スイッチ)を<ON>にすると、手ブレ補正機能が作動します。
なお、ISの付いていないEFレンズには、<STABILIZER>(手ブレ補正スイッチ)はありません。

重要
- 被写体が動いてしまう「被写体ブレ」は補正できません。
- バルブ撮影時は、手ブレ補正を<OFF>にしてください。<ON>で撮影すると、手ブレ補正機能が誤作動することがあります。
- 大きく揺れ動く乗り物から撮影するときは、手ブレ補正効果が十分に得られないことがあります。
メモ
- 手ブレ補正機能は、どのフォーカスモードでも働きます。
- 三脚使用時に手ブレ補正が<ON>でも問題なく撮影できますが、電池の消耗を防ぐため、手ブレ補正を<OFF>にすることをおすすめします。
- 一脚を使用した撮影でも、手ブレ補正効果が得られます。