詳細情報
カメラが向いている方位の情報を画像に付加することができます。
電子コンパスの設定手順は以下のとおりです。
1. カメラの電源スイッチを <ON> にします。

2. <MENU> ボタンを押してメニューを表示します。

3. <
> ボタンを押して [
] タブを選びます。




4. <
> を回して [
] タブを選びます。




5. <
> を回して [ GPSと電子コンパスの設定 ] を選び、<
> を押します。




6. [ GPS ] が [ 使う ] に設定されていることを確認します。

メモ
[ 使う ] に設定されていない場合は、<
> を押して [ 使う ] に設定してください。


GPS の詳細については、「
GPS衛星からの信号を受信する (EOS 7D Mark II)
」を参照してください。
7. <
> を回して [ 設定 ] を選び、<
> を押します。



8. <
> を回して [ 電子コンパス ] を選び、<
> を押します。



9. <
> を回して [ 使う ] を選び、<
> を押します。



メモ
[ 電子コンパスのキャリブレーション ] 画面が表示されたときは、ページ下部にある「電子コンパスのキャリブレーション」の手順 8、9 の操作を行ってください。

カメラが向いている方位を液晶モニターに表示することができます。
<INFO.> ボタンを押して水準器を表示すると、画面の下に方位が表示されます。

ライブビュー撮影時、動画撮影時は、下図の位置に表示されるマークで方位を確認することができます。

重要
- 連続撮影中に撮影する方位が変化したときや、カメラを上方向や下方向に向けて撮影したときは、正しい方位情報が記録されないことがあります。
- 方位情報はログファイルには記録されません。
GPS機能設定時に[電子コンパスのキャリブレーション]の画面が表示されたときや、撮影時に表示される方位がおかしいと感じたときは、以下の手順で電子コンパスのキャリブレーション(較正)を行ってください。
重要
- キャリブレーションは、撮影する場所で行ってください。
- 安全のため、レンズなどを取り外した状態でキャリブレーションすることをおすすめします。
1. <MENU> ボタンを押してメニューを表示します。

2. <
> ボタンを押して [
] タブを選びます。




3. <
> を回して [
] タブを選びます。




4. <
> を回して [ GPSと電子コンパスの設定 ] を選び、<
> を押します。




5. [ GPS ] が [ 使う ] に設定されていることを確認します。

6. <
> を回して [ 設定 ] を選び、<
> を押します。



7. <
> を回して [ 電子コンパスのキャリブレーション ] を選び、<
> を押します。



8. カメラを動かします。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
・



・キャリブレーションできないときは、体の向きを左右どちらかに変えて繰り返してください。
9. <
> を押して、キャリブレーションを終了します。


手順 8 の 

操作の途中で完了することもありますが、キャリブレーションは正常に行われています。



重要
電子コンパスは地磁気を利用して方位を算出しているため、次のような環境下では適切な方位が得られないことや、キャリブレーションを完了できないことがあります。
- 建物(ビル、鉄筋を使用した家屋、地下街など)、乗り物(自動車、電車、飛行機、船など)、金属製の施設(エレベーターなど)の中やその近く
- 金属(鉄製の机や家具など)、永久磁石(磁気ネックレスなど)、家庭用電化製品(テレビ、パソコン、スピーカー、携帯電話など)の近く
- 高圧線(鉄塔など)、架線(駅のプラットホームなど)、金属製の設備(歩道橋、ガードレールなど)の近く
- 高緯度の地域