詳細情報
ここでは、写真を撮影するための準備と基本的な操作について説明しています。
バッテリーとカードを入れます。
- 充電した付属のバッテリーとメモリーカード(市販品)をカメラに入れます。
なお、新しく買ったカードや他のカメラやパソコンで初期化したカードは、このカメラで初期化(フォーマット)することをおすすめします。
1. ふたを開けます。
の方向にふたを動かして、
の方向へふたを開けます。

2. バッテリーを入れます。
- バッテリーの端子部
を図の位置にして、バッテリーロックを
の方向へ動かしたまま、「カチッ」と音がしてロックされるまで入れます。
- 間違った向きでバッテリーを入れるとロックされません。必ずバッテリーがロックされる正しい向きで入れてください。

3. カードのスイッチを確認して、カードを入れます。
- スイッチがあるカードでは、スイッチが「LOCK」側になっていると撮影できません。スイッチを
の方向に動かします。
● カードのラベル面
を図の向きにして、「カチッ」と音がするまで差し込みます。

● カードは、必ず正しい向きで入れてください。間違った向きで入れると、カメラの故障の原因となります。

4. ふたを閉めます。
- ふたを
の方向にたおして押さえたまま、
の方向へ「カチッ」と音がするまで動かして閉めます。

重要
- 充電に必要な時間、フル充電したバッテリーで撮影できる枚数と時間についてはカメラの使用説明書を参照してください。
- 充電したバッテリーは、使わなくても自然放電によって少しずつ残量が減るため、充電は使う前日か当日にしてください。
- バッテリーのカバーを取り付けるときは、充電したバッテリーはが見えるように、充電前のバッテリーはが隠れるようにすると、充電状態を見分けることができます。
- バッテリーチャージャーは、AC100 - 240 V 50/60 Hz の地域で使えます。プラグの形状があわないときは、市販の電源プラグ変換アダプターを使ってください。海外旅行用の電子式変圧器は故障の原因になりますので絶対に使わないでください。
注意
- バッテリーパック LP-E17以外は充電器で充電しないでください。
- バッテリーパック LP-E17は、キヤノン製品専用です。指定外の充電器、および製品と組み合わせて使用した場合の故障、事故に関しては一切保証できません。
- バッテリーチャージャーをコンセントから取り外したときは、約5 秒間、バッテリーチャージャーのプラグに触れないようにしてください。
- バッテリーを保護し、性能の劣化を防ぐため、24 時間以上連続して充電しないでください。
5. カメラにレンズを取り付けます。
レンズのキャップとボディキャップを矢印の方向に回して外します。

6.レンズとカメラにある白い丸の取り付け指標を合わせ、レンズを矢印の方向に「カチッ」と音がするまで回します。

7. レンズキャップを外します。

注意
- レンズで太陽を直接見ないでください。失明の原因になります。
- カメラより重いレンズを使うときは、レンズ側を支えて、持ち運び・撮影をしてください。
重要
ゴミやほこりについて、普段から以下のことに注意してください
- レンズの交換は、ほこりの少ない場所で素早く行ってください。
- レンズを取り外してカメラを保管するときは、ボディキャップを必ずカメラに取り付けてください。
- ボディキャップは、ゴミやほこりを落としてからカメラに取り付けてください。
レンズ保護のため、撮影しないときはレンズキャップを取り付けてください。
参考
- このカメラでは、EF-Mレンズを使用できます。また、マウントアダプターEF-EOS Mを使用すると、EFレンズ、EF-Sレンズも使用できます。
- EFレンズ、EF-Sレンズをお使いの場合は、レンズのフォーカスモードスイッチを<AF>に設定します。

- <AF>はAuto Focus:自動ピント合わせの略です。
- <MF>はManual Focus:手動ピント合わせの略です。Manual Focusになっていると自動ピント合わせができません。
- EFレンズ、EF-Sレンズを使用する場合はアダプターを使うため、レンズの最短撮影距離が長くなり、最大撮影倍率や撮影範囲が変わることがあります。
- 自動ピント合わせのときに、レンズの先端(フォーカスリング)が動くレンズは、動いている部分に触れないでください。
- 一部の超望遠レンズのフォーカスプリセット機能は使えません。また、パワーズームEF35-80mm F4-5.6 POWERZOOM を取り付けてもパワーズームは動作しません。
5. 電源スイッチを[ON]にします。

6. モードダイヤルを[
]にします。

カメラが被写体や撮影状況を判別するため、シーンに最適な設定でカメラまかせの全自動撮影ができます。

初めて電源を入れたときは、電源を入れると、日付/時刻/エリアの設定画面が表示されます。以下の操作手順に従って、エリアから設定してください。住んでいるエリア(地域)を設定しておくと、他の地域に旅行したときは、エリア設定を変更するだけで、そのエリアの日時に自動的に変更されます。
撮影画像には、ここで設定した日付/時刻を起点にした撮影日時の情報が付加されますので、必ず設定してください。
参考
設定した日付/時刻/エリアを変更するときは、
日付と時刻を設定、変更する方法(EOS M3)
を参照してください。
1. 日付/時刻を設定します。
[
]か[
]を押して項目を選びます。


[
]か[
]を押すか[
]ホイールを回して設定します。



すべての項目を設定したら、[
]を押します。


2. 自宅のエリアを設定します。
[
]か[
]を押して自宅のあるエリアを選びます。



3. [
]を押すと設定されて、確認画面が表示されたあと、設定画面が消えます。


参考
日付/時刻や自宅エリアを設定しないと、電源を入れるたびに[日付/ 時刻]画面が表示されます。正しく設定してください。
手順 1 で[
]を選び、[
]か[
]を押すか[
]ホイールを回して[
]にすると、サマータイム(1 時間プラスされます)に設定されます。





1. 必要に応じてズームを操作します。ズームできるレンズでは、ズーム操作はレンズのズームリングを手で回します。
ズーム操作は、ピント合わせの前に行います。ピントを合わせたあとでズーム操作を行うと、ピントがズレることがあります。

重要
- 自動ピント合わせのときに、レンズの先端(フォーカスリング)が動くレンズは、動いている部分に触れないでください。
2. シャッターボタンを浅く押して、ピントが合うと電子音が「ピピッ」と2 回鳴り、
ピントが合った位置にAF フレームが表示されます。


メモ
[ストロボを上げてください]のメッセージが表示されたときは、[
]スイッチを動かして、ストロボを上げてください。

撮影時にストロボが光ります。ストロボを指で押し下げて収納すると、ストロボは光りません。

3. シャッターボタンを全押しします。
液晶モニターに撮影した画像が2秒間表示されます。

参考
[
]ボタンを押すと、もう一度画像が表示されます。

1. 電源スイッチを[OFF]にし、カメラの電源を切ります。

注意
安全上のご注意
ご使用の前に「安全上のご注意」をよくお読みの上、製品を正しくお使いください。
ここに示した注意事項は、あなたや他の人々への危害や損害を未然に防ぐためのものです。
別売アクセサリーをお持ちのときは、付属の使用説明書もあわせて参照してください。

警告 死亡または重傷を負う可能性がある内容です。
- ストロボを人の目に近づけて発光しないでください。視力障害の原因となります。特に、乳幼児を撮影するときは1m 以上離れてください。
- お子様や幼児の手の届くところで保管しないでください。







- 指定外の電源は使わないでください。
- 分解、改造したり、加熱しないでください。
- 外装としてラベルが貼り付けられているバッテリーでは、ラベルをはがさないでください。
- 落とすなどして強い衝撃を与えないでください。
- 落下などで破損したときは、内部には触れないでください。
- 煙が出ている、異臭がするなどの異常が発生したときは使わないでください。
- アルコール、ベンジン、シンナーなどの有機溶剤で手入れしないでください。
- 液体で濡らしたり、内部に液体や異物を入れないでください。
感電、火災の原因となります。
液体で濡れたり、内部に液体や異物が入ったときは、バッテリーや電池を使用する製品では、それらを取り外し、家庭用電源を使用する製品では、コンセントから抜いてください。

- ファインダーがある製品でファインダーを通して、または交換式レンズを使う製品でレンズを通して、強い光源(晴天時の太陽や人工的な強い光源など)を見ないでください。視力障害の原因となることがあります。
- 交換式レンズを使う製品では、レンズを取り付けたカメラやレンズを日光のもとにレンズキャップを取り付けないまま放置しないでください。火災の原因になることがあります。
- 家庭用電源を使用する製品では、雷が鳴り出したら製品に触れないでください。感電、火災の原因となります。すぐに使用をやめ、製品から離れてください。
- 指定外のバッテリーや電池は使わないでください。
- バッテリーや電池は火に近づけたり、火の中に投げ込まないでください。バッテリーや電池が破裂や液漏れし、感電、けが、火災の原因となることがあります。漏れた電解液が、衣服、皮膚、目、口についたときは、ただちに洗い流してください。
- バッテリーチャージャーを使用する製品では、次のことに注意してください。





感電、火災の原因となります。

- カメラの使用が禁止されている場所では、カメラの電源を切ってください。カメラが発生する電磁波により、計器や機器に影響を与える恐れがあります。特に飛行機内や医療機関など、電子機器の使用が制限されている場所では十分注意してください。
- 長時間、身体の同じ部位に触れたまま使わないでください。熱いと感じなくても、皮膚が赤くなったり、水ぶくれができたりするなど、低温やけどの原因となることがあります。気温の高い場所で使うときや、血行の悪い方や皮膚感覚の弱い方などが使うときは、三脚などを使ってください。
- 付属の CD-ROM は、CD-ROM 対応ドライブ以外では絶対に再生しないでください。音楽用CD プレーヤーで再生してヘッドフォンなどを使用したときは、大音量により聴力障害の原因となります。また、音楽用CD プレーヤーで使用したときは、スピーカーなどの破損の原因となります。

注意 傷害を負う可能性がある内容です。
- ストラップで下げているときは、他のものに引っ掛けたり、強い衝撃や振動を与えないでください。
- レンズを強く押したり、ぶつけたりしないでください。けがやカメラの故障の原因となることがあります。
- 液晶モニターに強い衝撃を与えないでください。液晶モニターが割れると、破片でけがをすることがあります。
- ストロボを指や布などで覆ったまま、発光させないでください。やけどや故障の原因となることがあります。
- 次の場所で使用・保管しないでください。



バッテリーや電池の液漏れ、発熱、破裂により、感電、やけど、けが、火災の原因となることがあります。また発熱、破損により、感電、やけど、けが、火災の原因となることがあります。
- 長時間画面を見ていると、不快感を感じることがありますのでご注意ください。
- 別売のオプションレンズ、レンズフィルター、フィルターアダプターを使用する製品では、確実に取り付けてください。緩んで脱落して割れると、ガラスの破片でけがをすることがあります。
- ストロボが自動昇降する製品では、ストロボが下がるときに指をはさまないようにしてください。けがの原因となることがあります。

注意 物的損害を負う可能性がある内容です。
- カメラを強い光源(晴天時の太陽や人工的な強い光源など)に向けないでください。撮像素子やカメラの内部が損傷することがあります。
- 砂浜や風の強い場所で使用するときは、カメラの内部にホコリや砂が入らないようにしてください。
- ストロボが自動昇降する製品では、ストロボを押し込んだり、つまみ上げたりしないでください。故障の原因となることがあります。
- ストロボに汚れやホコリなどの異物がついたときは、綿棒などで取り除いてください。そのまま発光させると、発光熱により、付着物の発煙や故障の原因となることがあります。
- 使用しないときは、製品からバッテリーや電池を取り外して保管してください。液漏れにより故障の原因となることがあります。
- バッテリーや電池を廃却するときは、接点にテープを貼るなどして絶縁してください。他の金属と接触すると、発火、破裂の原因となることがあります。
- バッテリーチャージャーを使用する製品では、使用しないときはコンセントから外してください。また、布などをかけたまま使用しないでください。長時間接続しておくと、発熱、変形して火災の原因となることがあります。
- 専用バッテリーを使用する製品では、ペットの近くにバッテリーを置かないでください。バッテリーに噛みついたとき、バッテリーの液漏れ、発熱、破裂により、故障や火災の原因となることがあります。
- 複数の電池を使用する製品では、充電状態の異なる電池、購入時期の異なる電池を混ぜて使用しないでください。また、電池の「+」「−」端子を逆にして入れないでください。故障の原因となることがあります。
- ズボンのポケットにカメラを入れたまま椅子などに座らないでください。液晶モニターの破損の原因となります。
- かばんにカメラを入れるときは、硬いものが液晶モニターにあたらないようにしてください。また、液晶モニターが閉じられる製品では、液晶モニターを内側に向けて閉じてください。
- ストラップにアクセサリーを付けないでください。硬いものが液晶モニターにあたると破損の原因になります。
重要
お使いになる前にお読みください
- 必ず事前に試し撮りをし、撮影後は画像を再生して画像が正常に記録されていることを確認してください。万が一、カメラやメモリーカードなどの不具合により、画像の記録やパソコンへの取り込みができなかったときの記録内容の補償については、ご容赦ください。
- このカメラで記録した画像は、個人として楽しむなどの他は、著作権法上、権利者に無断で使用できません。なお、実演や興行、展示会などには、個人として楽しむなどの目的であっても、撮影を制限していることがありますのでご注意ください。
- 液晶モニターは、非常に精密度の高い技術で作られており 99.99%以上の有効画素がありますが、画素欠けや、黒や赤の点が現れたままになることがあります。これは故障ではありません。また、記録される画像には影響ありません。
- 液晶モニターに保護シートが貼られているときは、はがしてからご使用ください。
- このカメラは、長い時間お使いになっていると、カメラの温度が高くなることがあります。これは故障ではありません。

日ごろの取り扱いについて
- カメラは精密機器です。落としたり、衝撃を与えたりしないでください。
- カメラを磁石やモーターなどの、強力な磁場を発生させる装置の近くに、絶対に置かないでください。電磁波により、カメラが誤作動したり、記録した画像が消えたりすることがあります。
- カメラや画面に水滴や汚れがついたときは、眼鏡拭きなどのやわらかい布で拭き取ってください。ただし、強くこすったり、押したりしないでください。
- 有機溶剤を含むクリーナーなどでは、絶対にカメラや画面を拭かないでください。
- レンズにゴミがついているときは、市販のブロアーで吹き飛ばすだけにしてください。汚れがひどいときは、別紙の修理受付センターにご相談ください。
- カメラを寒いところから急に暑いところへ移すと、カメラに結露(水滴)が発生することがあります。カメラを寒いところから暑いところへ移すときは結露の発生を防ぐため、カメラをビニール袋に入れて袋の口を閉じ、周囲の温度になじませてから取り出してください。
- バッテリーはビニール袋などに入れて保管してください。また、バッテリーの性能を維持するために、長期間使わないときは1 年に1 回程度充電し、使い切ってから保管してください。
- 結露が発生したときは、故障の原因となりますのでカメラを使わないでください。レンズを取り外し、バッテリー/電池、カードをカメラから取り出して、水滴が消えてから、カメラを使ってください。
- カメラやレンズの接点を触らないでください。カメラの動作不良の原因になることがあります。
- レンズを取り外すと撮像素子が見えますが、損傷のおそれがありますので、撮像素子には触らないでください。
- 指などでシャッターの動作を阻害しないでください。故障の原因になります。
- レンズを取り外したときは、接点やレンズ面を傷つけないように、取り付け面を上にして置き、ダストキャップを取り付けてください。
- 撮像素子の前面には、外部から入り込むゴミのほかに、ごくまれにカメラ内部の潤滑剤などが付着することがあります。撮像素子の自動清掃後に汚れが画像に写り込むときは、別紙の修理受付窓口に撮像素子の清掃をお申し付けください。
- カメラ本体とレンズのマウント部分を、定期的に市販のレンズクリーナー(布製)で拭くことをおすすめします。

本製品は、キヤノン純正の専用アクセサリーと組み合わせて使用した場合に最適な性能を発揮するように設計されておりますので、キヤノン純正アクセサリーのご使用をおすすめいたします。なお、純正品以外のアクセサリーの不具合(例えばバッテリーパックの液漏れ、破裂など)に起因することが明らかな、故障や発火などの事故による損害については、弊社では一切責任を負いかねます。また、この場合のキヤノン製品の修理につきましては、保証の対象外となり、有償とさせていただきます。あらかじめご了承ください。
参考
撮影画面は、35mm 判カメラの撮影画面より小さいため、取り付けたレンズの焦点距離(有効撮影画角)は、「表記焦点距離×約1.6 倍」相当になります。例えば、焦点距離が18-55mm のレンズは、35mm 判カメラ換算で焦点距離が約29-88mm になります。