対処方法
ここでは、基本的なファクスの送信方法について説明します。
ここでは相手先のファクス/電話番号をダイヤルして、原稿を送信する方法について説明します。
重要
- 相手先番号の押し間違い、ファクス番号の登録ミスなどにより、意図しない相手に原稿が送信されるおそれがあります。
大切な原稿を送信する場合は、送信先の状況を確認してから原稿を送信することをお勧めします。
用意するもの
ファクスしたい原稿

1. ファクス送信の準備をします。

(1) 電源が入っていることを確認します。
(2) ファクスボタンを押します。
ファクス待機画面が表示されます。
(3) ADF(自動原稿給紙装置)または原稿台ガラスに原稿をセットします。
原稿のセット方法については原稿をセットするをご確認ください
重要
- 両面原稿を送信する場合、原稿は原稿台ガラスにセットしてください。ADF(自動原稿給紙装置)から両面原稿を自動で読み取り、送信することはできません。
2. 必要に応じて画質と濃度を設定します。

(1) 右のファンクションボタンを押して、[送信画質設定]を選びます。
[送信画質設定]画面が表示されます。
(2) 
ボタンで画質を選びます。


[標準]: 文字だけの原稿に適しています。
[ファイン]: 細かい文字の原稿に適しています。
[ファインEX]: 詳細なイラストや細かい文字の入った原稿に適しています。
送信先のファクス機が、ファインEX(300 X 300 dpi)に対応していない場合は、標準またはファインで送信します。
[写真]: 写真の原稿に適しています。
参考
カラーファクスを送信する場合は、すべて同じ解像度(200X 200 dpi)で読み取られ、設定した読取画質により画質(圧縮率)が異なります。
ただし、[ファインEX]と[写真]は同じ画質になります。
(3)
ボタンを押します。

(4)
ボタンで濃度を選びます。


(5)OKボタンを押します。
ファクス待機画面に戻ります。
3. ファクスを送信します。

(1) テンキーで、相手先のファクス/電話番号をダイヤルします。
ファクス/電話番号の入力では、次のことができます。
- 番号を入力するときは、テンキーを押します。
- スペースを入力するときは、右のファンクションボタン(A)を押して、[スペース]を選びます。
- 最後に入力した数字を削除するときは、中央のファンクションボタン(B)を押して
を選びます。

- 「#」を入力するときは、
ボタンを押します。

- 「
」を入力するときは、
ボタンを押します。


- ポーズ(P)を入力するときは、リダイヤル/ポーズボタンを押します。
参考
- 左のファンクションボタン(C)を押して[送信先追加]を選ぶと、短縮ダイヤルに登録されている相手先を追加して複数の相手に送信できます。
(2) カラーファクスを送信する場合はカラーボタンを押し、白黒ファクスを送信する場合はモノクロボタンを押します。
原稿の読み取りが開始されます。
重要
- カラー送信は、相手先のファクス機がカラー受信に対応しているときにのみ可能です。
- 読み取り中は原稿台カバーを開けないでください。
(3)送信を開始します。
ADF(自動原稿給紙装置)からの送信の場合:
読み取りを終了した原稿から、自動的に送信を開始します。
参考
- 送信を中止するときは、ストップボタンを押し、メッセージにしたがって操作してください。このとき、原稿がADF(自動原稿給紙装置)に残っている場合は、メッセージにしたがってOKボタンを押し、残った原稿を排紙してください。
原稿台ガラスからの送信の場合:
読み取りを終了すると、メッセージが表示されます。
1枚の原稿のみを送信するときは、OKボタンを押すと送信を開始します。
参考
- 原稿が複数枚の場合は、メッセージにしたがって次の原稿をセットしてからカラーボタンまたはモノクロボタンを押します。すべての原稿を読み取ったあと、OKボタンを押すと送信が始まります。
- 送信を中止するときは、ストップボタンを押します。
参考
- 本製品をPBX(構内電話交換機)などに接続しているときは、それぞれの操作方法にしたがって、相手先のファクス/電話番号をダイヤルしてください。
自動リダイヤルについて
- 相手先が話し中の場合は、間隔をあけて自動的にリダイヤルされます。
未送信のファクスについて
- リダイヤル中など、未送信の原稿は本製品のメモリーに保存されます。ただし、送信エラーになった場合は保存されません。
- すべての原稿が送信されるまで、電源プラグは抜かないでください。電源プラグを抜くと、本製品のメモリーに保存されている未送信の原稿は削除されます。
リダイヤル/ポーズボタンを押すと、テンキーを使用してダイヤルしたファクス/電話番号をリスト表示し、選択した番号にダイヤルすることができます。リダイヤルのリストには、新しいものから10件が記憶されています。
1. ファクス送信の準備をします。
(1) 電源が入っていることを確認します。
(2) ファクスボタンを押します。
ファクス待機画面が表示されます。
(3) ADF(自動原稿給紙装置)または原稿台ガラスに原稿をセットします。
原稿のセット方法については原稿をセットするをご確認ください
2. 必要に応じて画質と濃度を設定します。
-> [ ダイヤルして送信する ] -> 手順2
3. リダイヤルする相手先を選びます。

(1) リダイヤル/ポーズボタンを押します。
テンキーでダイヤルしたファクス/電話番号のリストが表示されます。
参考
- リダイヤルリストには、新しいものから10件表示されます。
(2) 
ボタン(スクロールホイール)でリダイヤルするファクス/電話番号を選びます。


(3) OKボタンを押します。
ファクス送信画面に、選んだ番号が表示されます。
4. ファクスを送信します。
(1) カラーファクスを送信する場合はカラーボタンを押し、白黒ファクスを送信する場合はモノクロボタンを押します。
以降の操作は、原稿をADF(自動原稿給紙装置)にセットした場合と、原稿台ガラスにセットした場合とで異なります。詳しくは、「ダイヤルして送信する」の手順3の(3)を参照してください。