対処方法
本製品の操作パネルを使ってスキャンしたデータをパソコンに保存することができます。
重要
- ソフトウェア(MPドライバーとMP Navigator EX)がインストールされていない場合は、セットアップCD-ROMでMPドライバーとMP Navigator EXをインストールしてください
- 本製品とパソコンが正しく接続されていることを確認してください。
プリンターが動作しているときや、パソコンがスリープモードまたはスタンバイモードのときにLANケーブルまたはUSB ケーブルを抜き差ししないでください
LAN接続でスキャンを行う場合は、LAN接続でスキャンを行う準備ができていることを確認してください - あらかじめパソコンの転送先やファイル名などをMP Navigator EXで設定してください
1. 本製品の電源が入っていることを確認します。
2. [ スキャン ]ボタンを押します。


USB接続されているパソコンに転送する場合:
スキャン待機画面が表示されます


手順3に進んでください
参考
- 保存/転送先を選択する画面が表示された場合は、[パソコン]を選んでOKボタンを押し、[ローカル(USB接続)]を選んでOKボタンを押してください。スキャン待機画面が表示されます。
LAN接続されているパソコンに転送する場合:
保存/転送先を選択する画面が表示されます


参考
- ローカル(USB接続)のパソコンへ転送する設定のスキャン待機画面が表示された場合は、ファンクションボタン(左)を押して、保存/転送先を選択する画面を表示させてください。
以下の手順で、転送先を選びます
3.
[ パソコン ]を選び、OKボタンを押します。

4.
ボタンで転送先を選び、OKボタンを押します。



スキャン待機画面が表示されます。
参考
- 転送先のパソコンを選ぶ画面で[ローカル(USB接続)]を選ぶと、USB接続されているパソコンにデータが転送されます。
5. 
ボタンで原稿の種類を選びます。


おまかせスキャン

USB接続時のみ表示されます。
原稿の種類を自動で判別して、最適な読取サイズや解像度、データ形式で転送します
重要
- スキャンしたデータの保存/転送先がUSB接続のパソコンのときのみ選択することができます
- スキャン原稿の種類に合わせて正しく原稿をセットしてください。正しくセットしないと、原稿によっては正しくスキャンできない場合があります
- 写真、はがき、名刺、雑誌、新聞、文書、BD/DVD/CDをスキャンすることができます
- 次のような原稿は正しくスキャンすることができません
- ADF(自動原稿給紙装置)から複数枚の原稿をスキャンするときは、1枚目の原稿の読み取りに時間がかかる場合があります
- A4サイズの写真
2L判(127 mm×178 mm、5 inches×7 inches)より小さいサイズの文書原稿(例、文庫本の背表紙を切り落とした原稿など
下地が白く、紙質が薄い原稿
パノラマ写真などの細長い原稿
文書

原稿台ガラスまたはADF(自動原稿給紙装置)にある原稿を、[読取設定]で設定した内容で、文書データとしてスキャンします。
写真

原稿台ガラスにある原稿を[読取設定]で設定した内容で、写真データとしてスキャンします。
6. 原稿の種類で[文書][写真]を選択した場合、読取設定ボタンから[読取サイズ][データ形式][解像度]を変更できます。必要に応じて各項目を設定します。
設定可能な項目
重要
- 「文書」を選択した時のみ、データ形式で「PDF」を選択できます
- [ おまかせスキャン ]を選択した場合には、読取設定ボタンは表示されません
- 原稿の種類が写真の場合、[ ADF原稿向き ]、[ ADF両面読取 ]、[ 原稿の裏写り低減 ]、[ モアレ低減 ]は選べません
読取サイズ・・・セットした原稿のサイズを選びます
参考
- [ リーガルサイズ ]を指定したときは、原稿をADF(自動原稿給紙装置)にセットしてください
- [ L判 ]または[ 2L判 ]、[ はがき ]、[ KG ]、[ 名刺 ]、[ オートクロップ ]を指定したときは、原稿を原稿台ガラスにセットしてください
データ形式・・・スキャンする画像のデータ形式を選びます
解像度・・・必要に応じてデータの解像度を選びます
プレビュー・・・スキャンデータのプレビューをする/しないを選びます
ADF原稿向き・・・スキャンする原稿の向きを選びます
ADF両面読取・・・ADF(自動原稿給紙装置)の読取方法を設定します。[する]に設定した場合は、ファンクションボタン(右)を押して原稿のとじ方向を設定することができます
原稿の裏写り低減・・・新聞などの薄い印刷物をスキャンすると、裏側の文字が透けることがあります。スキャンした文書を確認して裏写りがきになるときは[ ON ]に設定します
モアレ低減・・・印刷物は細かな点の集まりで文字やグラフなどを表現しています。モアレとは、この点と点の干渉によって濃淡のむらや縞模様が出る現象です。スキャンした文書を確認してモアレがあるときは[ ON ]に設定します
輪郭強調・・・文字の輪郭や写真の髪の毛、樹の葉などの細かいものの輪郭を強調します。スキャンした画像や文書を確認して、強調するときは[ ON ]に設定します
参考
- [ モアレ低減 ]が[ ON ]になっていても、[ 輪郭強調 ]が[ ON ]になっていると、モアレが残ることがあります。この場合は[ 輪郭強調 ]を[ OFF ]にしてください
- 設定項目によっては、ほかの設定項目の設定や原稿の種類、保存/転送先と組み合わせて指定できない設定があります。
組み合わせて指定できない設定が選ばれている場合、液晶モニターに[エラー詳細]と表示されます。ファンクションボタン(左)を押してメッセージを確認し、設定を変更してください
- いったん設定した原稿サイズや、読取解像度、保存するファイルの種類などの設定([ADF原稿向き]と[ADF両面読取]を除く)は、保存/転送先を変更する、または電源を入れ直しても保持されます。
- すでに読取設定を設定しているときに、その設定では読み取りできない保存/転送先に保存/転送しようとすると、液晶モニターに[現在の設定では、指定した機能を実行できません]というメッセージが表示されます。メッセージに従って、設定を変更してください
7. 原稿台ガラスまたはADF(自動原稿給紙装置)に原稿をセットします。
参考
- ファンクションボタン(中)
を押しても、原稿のセットのしかたを確認することができます。確認後は、[ OK ]ボタンを押すと画面が戻ります
- ※原稿の種類を[ 写真 ]に選択した時は原稿台へのセット方法のみ表示されます
※原稿の種類を[ おまかせスキャン ]または[ 文書 ]に選択したときは原稿台とADFのセット方法が交互に表示されます
8. カラーでスキャンをする場合はカラーボタンを押し、白黒でスキャンをする場合はモノクロボタンを押します。
ADF(自動原稿給紙装置)に原稿をセットした場合:
スキャンが開始され、パソコンにスキャンしたデータが転送されます。
原稿台ガラスに原稿をセットした場合:
続けてスキャンを行う場合は、次の原稿を原稿台ガラスにセットしてスキャンを開始してください

スキャンしたデータはMP Navigator EXで設定されている保存先やファイル名に従ってパソコンに転送されます。
スキャン終了後、原稿台ガラスまたは原稿排紙口からから原稿を取り出してください。
重要
- [おまかせスキャン]を選んでうまくスキャンできない場合は、実際の原稿に合わせて手順3で[文書]または[写真]を選び、手順4でサイズなどを設定してください
以上で操作は終了です