ファクス受信した文書を共有フォルダーに転送する方法
ここでは、以下のケースで「ファクス受信した文書を共有フォルダーに転送する方法」を説明します。
A社(FAX番号:0011111111)から届いたファクス受信文書は、営業チームのサーバーに転送する。
A社以外から届いたファクス受信文書は営業事務のBさんのコンピューター(共有フォルダー)に転送する。
ファクス受信文書が転送されたら、Bさんにメールで通知する。
転送先をアドレス帳に登録する
ファクス受信文書の転送設定をする
転送されたファクス受信文書を確認する

■転送先をアドレス帳に登録する
「営業チームのサーバー」をアドレス帳に登録する
「Bさんのコンピューターにある共有フォルダー」をアドレス帳に登録する
BさんのEメールアドレスをアドレス帳に登録する
「営業チームのサーバー」をアドレス帳に登録する
1.
(設定/登録)を押します。
2.
[宛先設定]→[宛先の登録]→[新規宛先の登録]を押します。
3.
[ファイル]を押します。
4.
「営業チームのサーバー」へのパスなどを入力します。

入力項目 |
入力項目の説明 |
入力例 |
名称 |
アドレス帳に表示させたい宛先名称を入力します。任意の名称をつけることができます。 |
営業チームのサーバー |
宛先表1 |
宛先をグループ分けしているときは、ここで登録したい宛先表を選択します。 |
宛先表1 |
プロトコル |
[Windows (SMB)]を選択します。 |
Windows (SMB) |
ホスト名 |
ファイルサーバーへのパスを入力します。 |
\\ファイルサーバーのコンピューター名\Sales_Department |
フォルダーへのパス |
ファイルサーバーの中に分類用のフォルダーを作成する場合は、フォルダー名を入力します。入力しなくても送信できます。 |
\FAX_from_A |
ユーザー名 |
ファイルサーバーにログインする際のユーザー名を入力します。 |
sales |
パスワード |
ユーザー名に対応するパスワードを入力します。 |
***** |
メモ
|
[ホスト検索]や[参照]ボタンを使って、[ホスト名]を入力することもできます。
[送信前に確認画面を表示]を「ON」に設定しても、転送時にはパスワードを入力する画面は表示されません。登録したパスワードを使用して、そのまま転送されます。
|
5.
[OK]をクリックします。
「営業チームのサーバー」がアドレス帳に登録されました。
「Bさんのコンピューターにある共有フォルダー」をアドレス帳に登録する
1.
[新規宛先の登録]を押します。
2.
[ファイル]を押します。
3.
「Bさんのコンピューターにある共有フォルダー」へのパスなどを入力します。

入力項目 |
入力項目の説明 |
入力例 |
名称 |
アドレス帳に表示させたい宛先名称を入力します。任意の名称をつけることができます。 |
Bのフォルダー |
宛先表1 |
宛先をグループ分けしているときは、ここで登録したい宛先表を選択します。 |
宛先表1 |
プロトコル |
[Windows (SMB)]を選択します。 |
Windows (SMB) |
ホスト名 |
Bさんのコンピューターにある共有フォルダーへのパスを入力します。 |
\\コンピューター名\Scan |
フォルダーへのパス |
共有フォルダーの中に分類用のフォルダーを作成する場合は、フォルダー名を入力します。入力しなくても送信できます。 |
\FAX |
ユーザー名 |
Bさんのコンピューターにログインする際のユーザー名を入力します。 |
user_b |
パスワード |
ユーザー名に対応するパスワードを入力します。 |
***** |
メモ
|
[ホスト検索]や[参照]ボタンを使って、[ホスト名]を入力することもできます。
[送信前に確認画面を表示]を「ON」に設定しても、転送時にはパスワードを入力する画面は表示されません。登録したパスワードを使用して、そのまま転送されます。
|
4.
[OK]をクリックします。
「Bさんのコンピューターにある共有フォルダー」がアドレス帳に登録されました。
BさんのEメールアドレスをアドレス帳に登録する
1.
(設定/登録)を押します。
2.
[宛先設定]→[宛先の登録]→[新規宛先の登録]を押します。
3.
[Eメール]を押します。
4.
「BさんのEメールアドレス」のアドレスなどを入力します。

入力項目 |
入力項目の説明 |
入力例 |
名称 |
アドレス帳に表示させたい宛先名称を入力します。任意の名称をつけることができます。 |
Bのメール |
宛先表1 |
宛先をグループ分けしているときは、ここで登録したい宛先表を選択します。 |
宛先表1 |
Eメールアドレス |
BさんのEメールアドレスを入力します。 |
user_b@example.co.jp |
データ分割 |
「ON」にすると、容量の大きなデータでも複数のメールに分割されずに、1通のメールとして受信できます。 |
ON |
5.
[次へ]→[OK]を押します。
「BさんのEメールアドレス」がアドレス帳に登録されました。
メモ |
転送設定を行う前に、[スキャンして送信]機能を使って、登録した宛先にきちんとデータが届くことを確認しておきましょう。 |
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■ファクス受信文書の転送設定をする
1.
システム管理者としてログインします。
2.
(設定/登録)を押します。
3.
[ファンクション設定]→[受信/転送]→[共通設定]を押します。
4.
[転送設定]→[登録]を押します。
5.
[転送条件]を押します。
6.
[受信手段]で「ファクス:回線共通」、[相手先番号]で「が以下と等しい」を選択します。
メモ |
回線増設キットやIPファクス拡張キット装着した場合、[受信手段]で任意の受信回線を選択して転送条件を設定することができます。
例
回線増設キットとIPファクス拡張キットを増設している場合、以下の項目が表示されます。

|
7.
[相手先番号]にA社の番号「0011111111」を 〜 (テンキー)で入力し、[OK]を押します。

メモ |
相手先ファクスの基本登録番号は、ゼロ発信、スペース、国番号を利用している場合があります。これらの有無で転送条件は変わりますので気をつけましょう。有無が不明である場合は、[が以下と等しい]を選ばず、[が以下を含む]を設定するとよいでしょう。
例: |
相手先の基本登録番号が「03-3123-XXXX」か「003-3123-XXXX」か不明なときは、[が以下を含む] 「03-3123-XXXX」と設定します。 |
ハイフンやスペースの入力は省略できます。 「03-3123-XXXX」 は 「033123XXXX」 と入力します。
|
8.
[転送条件名]を押し、「A社からのFAX」と入力して[OK]を押します。
9.
[転送先]を押します。
10.
[アドレス帳]を選択します。
11.
登録した「営業チームのサーバー」を転送先として選択したあと、[OK]を押します。
12.
[ファイル名]を押し、「A社からのFAX」と入力して[OK]を押します。
ファイル名は、転送先のファイルサーバーに格納されるファイルに付ける任意の名称です。
名称の後ろには必ず西暦月日時秒のタイムスタンプ(201209011230など)がつきます。名称を設定しない場合はタイムスタンプのみ付加され、削除できません。
13.
[転送終了通知]を押します。
14.
BさんのEメールアドレスを選択して、[OK]を押します。
15.
[OK]を押して閉じます。
16.
登録した転送設定を選択したあと[条件のON/OFF]を押して、条件を「ON」にします。
「A社から届くファクス受信文書」が「営業チームのサーバー」に転送されるようになります。
メモ |
「OFF」にしておくとファイルサーバーに転送されずにプリントされるので注意が必要です。 |
続けて、A社以外から届くファクス受信文書をBさんのコンピューターにある共有フォルダーに転送するための設定を行います。
17.
[条件なし転送の登録]を押します。

18.
[転送先]を押します。
19.
[アドレス帳]を押します。
20.
登録した「Bのフォルダー」を転送先として選択したあと、[OK]を押します。
21.
[転送終了通知]を押します。
22.
BさんのEメールアドレスを選択して、[OK]→[OK]を押します。
23.
転送設定に「条件なし転送」が表示されます。「条件なし転送」を選択し、[条件のON/OFF]を押して「ON」に設定します。
「A社以外から届くファクス受信文書」が「Bさんのコンピューターにある共有フォルダー」に転送されるようになります。
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■転送されたファクス受信文書を確認する
1.
ファクス受信文書が転送されると、以下のようなメールが届きます。必要に応じてファクス受信文書の確認を行ってください。
画面は、Microsoft Outlookのものです。
A社からファクス受信文書が届いた場合の、通知メールとファクス受信文書の例
A社以外からファクス受信文書が届いた場合の、通知メールとファクス受信文書の例
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この質問の対象商品(商品ごとの詳細は本文内を参照してください。)
iR-ADV C5030 / iR-ADV C5030F / iR-ADV C5035 / iR-ADV C5035F / iR-ADV C5045 / iR-ADV C5045F / iR-ADV C5051 / iR-ADV C5051F / iR-ADV C5235 / iR-ADV C5235F / iR-ADV C5240 / iR-ADV C5240F / iR-ADV C5250 / iR-ADV C5250F / iR-ADV C5255 / iR-ADV C5255F / iR-ADV C7055 / iR-ADV C7065 / iR-ADV C7260 / iR-ADV C7270 / iR-ADV C9065 PRO / iR-ADV C9075 PRO / iR-ADV C9270 PRO / iR-ADV C9280 PRO / iR-ADV 4025 / iR-ADV 4025F / iR-ADV 4035 / iR-ADV 4035F / iR-ADV 4045 / iR-ADV 4045F / iR-ADV 4225 / iR-ADV 4225F / iR-ADV 4235 / iR-ADV 4235F / iR-ADV 4245 / iR-ADV 4245F / iR-ADV 6055 / iR-ADV 6065 / iR-ADV 6075 / iR-ADV 6255 / iR-ADV 6265 / iR-ADV 6275 / iR-ADV 8085 PRO / iR-ADV 8095 PRO / iR-ADV 8105 PRO / iR-ADV 8205 PRO / iR-ADV 8285 PRO / iR-ADV 8295 PRO
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