強制留め置き印刷の設定方法(iR-ADV Gen3)
パソコンから文書を印刷するときに、印刷データを本機内にとどめてすぐには印刷されないようにすることができます。本機で本人確認を行ってからしか印刷できないよう設定することもできるので、大切な文書を他人に見られたり、間違えて持って行かれたりする心配がなく、安心して印刷することができます。設定にはAdministratorの権限が必要です。
強制留め置き印刷の設定をする
本機内に留め置かれた文書を印刷する(強制留め置き印刷)
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システム管理者としてログインする
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(設定/登録)を押す
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[ファンクション設定]→[プリント]→[強制留め置き]を押す

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[ON]を押す

ユーザーやIPアドレスなど、印刷文書を留め置く条件を詳しく設定することができます。条件を設定しない場合は、ユーザ―不定以外のすべての印刷文書を留め置きます。条件を設定していない状態でユーザー不定のジョブを受信した場合は印刷ジョブはキャンセルされ、留め置きされません。
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[登録]を押す
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文書を留め置く条件を設定し、[OK]を押す
■プラットフォームバージョン Ver.303/304の場合
[条件名]
設定する条件の名称を入力します。一覧表示したときにわかりやすい名称を付けてください。
[種類]
条件の種類を次の中から選びます。
[ユーザー不定] |
ユーザーを特定できない印刷文書を対象にします。 |
[ユーザー名] |
特定のユーザー名を条件に指定します。 |
[IPアドレス] |
特定のIPアドレスを指定します。範囲で指定することもできます。 |
[入力方式] |
特定の印刷プロトコルをドロップダウンリストから選びます。 |
[動作]
条件に合致した文書をどう扱うかを選びます。[留め置く]を選んだときに、[置換ID]を設定することで、印刷時にログに出力されるユーザー名を指定することができます。
■プラットフォームバージョン Ver.305以降の場合
[条件名]
設定する条件の名称を入力します。一覧表示したときにわかりやすい名称を付けてください。
[種類]
条件の種類を次の中から選びます。
[ユーザー名] |
特定のユーザー名を条件に指定します。空欄とした場合は、ユーザーを特定できない印刷文書を対象にします。 |
[IPアドレス] |
特定のIPアドレスを指定します。範囲で指定することもできます。 |
[入力方式] |
特定の印刷プロトコルをドロップダウンリストから選びます。 |
[動作]
条件に合致した文書をどう扱うかを選びます。[留め置く]を選んだときに、[置換ID]を設定することで、印刷時にログに出力されるユーザー名を指定することができます。
[動作対象]
動作対象を設定した値、または設定した値以外に設定できます。
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条件の適用順序を設定し、[OK]を押す
条件は一覧の上位から優先して適用されます。優先順位を変更したい場合は、一覧から条件を選んで[優先順位を上へ]または[優先順位を下へ]を押します。
条件の内容を編集したい場合は、一覧から条件を選んで[詳細/編集]を押します。
条件を無効にしたい場合は、一覧から条件を選んで[条件のON/OFF]を押します。
条件を削除したい場合は、一覧から条件を選んで[削除]→[はい]を押します。

設定を反映するための操作について
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プラットフォームバージョン Ver.306以前の場合は、次の手順に進んでください。
プラットフォームバージョン Ver.307以降の場合は、[閉じる]を押して設定を終了してください。
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→ →[設定の反映]→[はい]を押す
本機内に留め置かれた文書を印刷する(強制留め置き印刷)
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・ 文書は一定期間を経過すると、自動的に削除されますのでご注意ください。なお、保存期間については、管理者に確認してください。
・ ログイン画面が表示される場合はログインしてから操作を進めてください →ログインする方法 (iR-ADV Gen3) |
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メインメニューで[プリント]を押す
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文書を選ぶ
文書リスト
のドロップダウンリストで選択した属性に合致する文書とその情報がリスト形式で表示されます。
文書を選ぶと、選択中であることを示す が表示されます。複数の文書を選ぶと、 の中央の数字が選んだ順番で1、2、3…と表示されます。選択中の文書を押すと、選択が解除されます。
[個人]/[共有]/[グループ]
[個人]:ログインしているユーザーの文書を表示します。
[共有]:強制留め置きの設定に従い、特定の条件で留め置かれた文書を表示します。すべてのユーザーが表示/印刷することができます。
[グループ]:ログインしているユーザーと同じグループ情報を持っている文書を表示します。グループの識別には部門IDを用います。
[プリント待ち]/[プリント済み]
印刷してない文書を選ぶときは、[プリント待ち]が選ばれていることを確認してください。
更新ボタン
文書リストを更新します。
[部数変更]
印刷する部数を変更したい場合は、部数を入力して変更します。
[プリント開始]
印刷を実行します。
[プリント中止]
印刷を中止します。
[ジョブ削除]
文書を削除します。
[画像表示]
印刷する文書の内容を確認することができます。
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imageWARE Trust Stampで地紋印刷をした文書を表示する場合、ノイズが載ったようなプレビュー画像になる場合があります。
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[プリント設定]
部数などの印刷設定を変更することができます。
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[試しプリント]を押すと、プリント設定で設定されている内容で試し印刷することができます。
変更した設定の内容によっては、正しく印刷されない場合があります。
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[全選択]/[選択解除]
で文書が選択されていないときは[全選択]と表示され、文書リストの文書を一度に選択することができます。文書が選択されているときは[選択解除]と表示され、選択をすべて解除することができます。
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プリンタードライバーで設定した内容によっては、[プリント設定]での設定変更や[画像表示]によるプレビューが使用できない場合があります。 |
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[プリント開始]を押す
印刷が開始されます。
便利な機能
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留め置きジョブリストの表示設定を変更する (プラットフォームバージョン Ver.305以降)
(設定/登録)→[ファンクション設定]→[プリント]→[ジョブリストの表示設定]
留め置きジョブの警告方法を設定する (プラットフォームバージョン Ver.305以降)
(設定/登録)→[ファンクション設定]→[プリント]→[留め置きジョブの警告設定]
画面に表示されたページを削除する(プラットフォームバージョン Ver.306 以降)
LIPS LX、PCLで投入されたジョブは、手順2の[画像表示]で文書の内容が確認できるだけでなく、ページを選択し削除することもできます。一度削除したページは復元できません。
なお、以下の場合は、ページの削除はできません。
- 単一ページのジョブ
- Canon PRINT Businessのプリントリリース機能で投入されたジョブ
複数文書の設定を一括で変更する(プラットフォームバージョン Ver.306 以降)
手順2で複数のジョブを選択すると[プリント設定]は[プリント設定(一括)]と表示されます。[プリント設定(一括)]を押し設定を一括で変更することができます。
なお、以下の場合は、設定の一括変更はできません。
- 通常のプリントジョブ、セキュアプリントジョブ、暗号化セキュアプリントジョブの同時選択
- Canon PRINT Businessのプリントリリース機能で投入されたジョブ 用紙の給紙箇所を変更する(プラットフォームバージョン Ver.307 以降)
手順2の[プリント設定]で[用紙選択]の[変更]を押すと、用紙の給紙箇所を変更することができます。ただし、異なるサイズの用紙が混在しているジョブの場合 、給紙箇所は変更できません。
強制留め置きしたジョブをログイン時に自動でプリントする(プラットフォームバージョン Ver.308以降)
・ ユーザーがログインした際に、自動的にジョブをプリントするよう設定するには、あらかじめ管理者が下記の手順で自動プリントの使用を許可しておく必要があります。
(設定/登録)→[ファンクション設定]→[プリント]→[ログイン時自動プリント機能を使用]→[ON]
・ ユーザーは、下記の手順で、ログイン時の自動プリントを有効にすることができます。
(設定/登録)→[ファンクション設定]→[プリント]→[ログイン時にマイジョブを自動でプリントする]→[ON]
・ ログイン時の自動プリントの設定は各ユーザーごとに保持されます。
- 複数のジョブを留め置きしている場合、[日時]の表示順に従いプリントされます。
- 一回のログインでプリントできる最大のジョブ数は、100ジョブまでです。
- すでに留め置きしているジョブがある場合、[ログイン時にマイジョブを自動でプリントする]を[ON]にした後にログインし直すことでログイン時の自動プリントが有効になります。
下記のいずれかの値が設定されている場合は、ログイン時の自動プリントは無効になります
- [ユーザー認証を使用]が[OFF]
- [ログイン時自動プリント機能を使用]が[OFF]
- [個人設定の登録を使用]が[OFF]
- [ACCESS MANAGEMENT SYSTEMを使用]が[ON]
- [暗号化セキュアプリントジョブのみ受付]が[ON]
- [ジョブリストの表示設定]の[個人]が[OFF]
- [留め置きジョブの警告設定]の[プリント実行時に警告を表示する]が[ON]
[ログイン時にマイジョブを自動でプリントする]を[ON]に設定している場合でも、以下のジョブは、自動でプリントできません。
- 他のユーザーの[個人]ジョブ/[共有]ジョブ/[グループ]ジョブ
- 印刷済みのジョブ
- 暗号化セキュアプリント
- セキュアプリント([セキュアプリントの暗証番号設定]の[マイジョブのプリント/画面表示時に暗証番号が必要]を[ON]に設定時) |
この質問の対象商品(商品ごとの詳細は本文内を参照してください。)
iR-ADV C355F / iR-ADV C356F II / iR-ADV C356F III / iR-ADV C3520F / iR-ADV C3520F III / iR-ADV C3530 / iR-ADV C3530F / iR-ADV C3530F III / iR-ADV C5535 / iR-ADV C5535F / iR-ADV C5535F III / iR-ADV C5540 / iR-ADV C5540F / iR-ADV C5540F III / iR-ADV C5550 / iR-ADV C5550F / iR-ADV C5550F III / iR-ADV C5560 / iR-ADV C5560F / iR-ADV C5560F III / iR-ADV C7565 / iR-ADV C7565 III / iR-ADV C7570 / iR-ADV C7570 III / iR-ADV C7580 / iR-ADV C7580 III / iR-ADV 4525 / iR-ADV 4525F / iR-ADV 4525F III / iR-ADV 4535 / iR-ADV 4535F / iR-ADV 4535F III / iR-ADV 4545 / iR-ADV 4545F / iR-ADV 4545F III / iR-ADV 6555 / iR-ADV 6560 / iR-ADV 6560 III / iR-ADV 6565 / iR-ADV 6565 III / iR-ADV 6575 / iR-ADV 6575 III / iR-ADV 8585 / iR-ADV 8595 / iR-ADV 8505
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