対処方法
紙づまりが起こると、ピーという警告音が鳴り、ディスプレーに「用紙がつまりました。」というメッセージが表示されます。
* ここでは、[アニメーション表示]が[する](工場出荷時の設定)に設定されている場合の手順を記載しています。
[アニメーション表示]が[しない]に設定されていると、下記の画面は表示されません。

メッセージは同時に複数表示されますので、すべてお確かめください。
カバーを開けるとメッセージが消えますので、必要に応じてメッセージを書きとめてください。
表示されたメッセージに応じてつまった紙を取り除きます。

紙づまり位置 | メッセージ | 紙づまりの処理方法 |
(1) 手差しトレイ | 手差しエリア | 「紙づまりの処理(手差しトレイ)」 |
(2) カセット1 | カセット1エリア | 「紙づまりの処理(給紙カセット)」 |
(3) カセット2*/カセット3* * ペーパーフィーダー(オプション)装着時のみ | カセット2エリア/カセット3エリア | 「紙づまりの処理(給紙カセット)」 |
(4) 両面搬送部 | 両面ユニットエリア | 「紙づまりの処理(両面ユニット)」 |
(5) 排紙トレイ、サブ排紙トレイ | 排紙トレイ/サブ排紙トレイエリア | 「紙づまりの処理(排紙部内)」 |
(6) 前カバー内部 | 前カバーエリア | 「紙づまりの処理(前カバー内)」 |
* 紙づまりが頻繁に起こる場合は、給紙ローラーを清掃すると紙づまりが起こらなくなることがあります。詳細については、「給紙ローラーを清掃する」を参照してください。
* 薄い用紙(60 〜 74 g/m2)を使用している場合は、プリンタードライバーの[用紙種類]を[普通紙L]に設定し、[特殊印字モードC]を[使う]に設定すると、紙づまりが改善される場合があります。詳細については、プリンターに付属のCD-ROMに収められている「e-マニュアル」(HTMLマニュアル)を参照してください。
「特殊印字モードC」は、プリンターの操作パネルからも設定できます。設定方法については、プリンターに付属のCD-ROMに収められている「e-マニュアル」(HTMLマニュアル)を参照してください。
画面に表示される処理方法を参考にしながら、以下の手順にしたがって用紙を取り除いてください。
1.[
]を押します。


2.用紙をゆっくり引っぱって取り除きます。
簡単に取り除けないときは無理に引っぱらず、メッセージに表示されている別の位置の処理手順を行ってください。

3.手差しトレイを閉めます。



4.オープンボタンを押しながら、前カバーを開けます。

5.前カバーを閉めます。
メッセージランプが消えて、印刷可能な状態になります。
メモ
前カバーが閉まらないとき
- トナーカートリッジが正しく取り付けられていることを確認してください。無理に閉めると故障の原因になります。
メッセージランプが消えないとき
- 別の位置にも用紙がつまっている可能性があります。別の位置も確認して、つまっている用紙を取り除いてください。
* 用紙を取り除いてもメッセージランプが消えないときは、前カバーが確実に閉まっているか確認してください。
画面に表示される処理方法を参考にしながら、以下の手順にしたがって用紙を取り除いてください。
1.[
]を押します。


2.手差しトレイを使用している場合は、手差しトレイを閉めます。



3.給紙カセットを引き出します。
ペーパーフィーダーが装着されている場合は、ペーパーフィーダーの給紙カセットも引き出します。

4.用紙をゆっくり引っぱって取り除きます。
簡単に取り除けないときは無理に引っぱらず、手順5に進んで、メッセージに表示されている別の位置の処理手順を行ってください。

5.給紙カセットをプリンターにセットします。
ペーパーフィーダーが装着されている場合は、ペーパーフィーダーの給紙カセットもセットします。
6.オープンボタンを押しながら、前カバーを開けます。

7.前カバーを閉めます。
メッセージランプが消えて、印刷可能な状態になります。

次の手順で給紙ローラーを清掃すると、紙づまりが起きなくなることがあります。
給紙ローラーの清掃についてご不明な点がある場合、またお客様ご自身での清掃がご不安な場合は、お買い求めの販売店にご連絡ください。
重要
洗剤などは使わない
- 水を含ませてかたく絞った布で拭いてください。油分を含む洗剤などは使わないでください。
給紙ローラーのゴム部分を手で直接触らない
- ゴム部分を手で直接触らないように注意して清掃してください。
1.給紙カセットを引き出します。
ペーパーフィーダーが装着されている場合は、ペーパーフィーダーの給紙カセットも引き出します。

2.給紙ローラーを矢印の方向に押します。
ゴム部分に手で直接触らないように気をつけてください。

3.給紙ローラーを取り外します。
(1) 給紙ローラーを左に押した状態で、図のように外します。
(2) 下方向に引き出して、取り外します。

4.給紙ローラーを清掃します。
ゴム部分に手で直接触らないように気をつけて、水を含ませてかたく絞った布で拭いてください。

5.給紙ローラーを取り付けます。
(1) 左側の軸を差し込みます。
(2) 給紙ローラーを(1)の方向に押しながら、右側の軸を差し込みます。
* このとき給紙ローラーをあまり強く押さないでください。

重要
右側の軸を持って取り付ける
- 給紙ローラーは右側の軸を持って取り付けてください。左側の軸は持たないでください。

6.給紙カセットをプリンターにセットします。
ペーパーフィーダーが装着されている場合は、ペーパーフィーダーの給紙カセットもセットします。
メモ
前カバーが閉まらないとき
- トナーカートリッジが正しく取り付けられていることを確認してください。無理に閉めると故障の原因になります。
メッセージランプが消えないとき
- 別の位置にも用紙がつまっている可能性があります。別の位置も確認して、つまっている用紙を取り除いてください。
* 用紙を取り除いてもメッセージランプが消えないときは、前カバーが確実に閉まっているか確認してください。
画面に表示される処理方法を参考にしながら、以下の手順にしたがって用紙を取り除いてください。
1.[
]を押します。


2.手差しトレイを使用している場合は、手差しトレイを閉めます。



3.給紙カセットを引き出します。

4.緑色のロック解除スイッチ(A)を押して、両面搬送ガイドを開けます。



5.用紙をゆっくり引っぱって取り除きます。
簡単に取り除けないときは無理に引っぱらず、メッセージが表示されている別の位置の処理手順を行ってください。

6.両面搬送ガイドを閉めます。
左右をしっかりと閉めてください。

7.給紙カセットをプリンターにセットします。
8.オープンボタンを押しながら、前カバーを開けます。

9.前カバーを閉めます。
メッセージランプが消えて、印刷可能な状態になります。
メモ
前カバーが閉まらないとき
- トナーカートリッジが正しく取り付けられていることを確認してください。無理に閉めると故障の原因になります。
メッセージランプが消えないとき
- 別の位置にも用紙がつまっている可能性があります。別の位置も確認して、つまっている用紙を取り除いてください。
* 用紙を取り除いてもメッセージランプが消えないときは、前カバーが確実に閉まっているか確認してください。
画面に表示される処理方法を参考にしながら、以下の手順にしたがって用紙を取り除いてください。
1.[
]を押します。


2.サブ排紙トレイを開けます。
サブ排紙トレイは図のように完全に開けてください。

3.用紙をゆっくり引っぱって取り除きます。
簡単に取り除けないときは無理に引っぱらず、手順4に進んでください。

4.用紙をゆっくり引っぱって取り除きます。
簡単に取り除けないときは無理に引っぱらず、手順5に進んで、メッセージに表示されている別の位置の処理手順を行ってください。

5.サブ排紙トレイを閉めます。
メッセージランプが消えて、印刷可能な状態になります。
メモ
メッセージランプが消えないとき
- 別の位置にも用紙がつまっている可能性があります。別の位置も確認して、つまっている用紙を取り除いてください。
* 用紙を取り除いてもメッセージランプが消えないときは、サブ排紙トレイが確実に閉まっているか確認してください。
画面に表示される処理方法を参考にしながら、以下の手順にしたがって用紙を取り除いてください。
1.[
]を押します。


2.手差しトレイを使用している場合は、手差しトレイを閉めます。



3.オープンボタンを押しながら、前カバーを開けます。

4.トナーカートリッジを取り出します。
取り出したトナーカートリッジは、すみやかに梱包時の保護袋に入れるか、厚い布で包んでください。
* トナーカートリッジの取り扱いについては、[
トナーカートリッジを交換する(LBP6710i)
]を参照してください。

5.奥の緑色シールの部分(A)を持って、奥の搬送ガイドを手前に倒します。
手順7で元の位置に戻すまで搬送ガイドから手を離さないでください。

6.用紙をゆっくり引っぱって取り除きます。
定着していないトナーをこぼさないように、できるだけ水平に取り除いてください。
簡単に取り除けないときは無理に引っぱらず、手順7に進んでください。

7.奥の搬送ガイドをゆっくりと元の位置に戻します。

8.手前の緑色シールの部分(B)を持って、手前の搬送ガイドを持ち上げます。
手順10で元の位置に戻すまで、手前の搬送ガイドから手を離さないでください。

9.用紙をゆっくり引っぱって取り除きます。
定着していないトナーをこぼさないように、できるだけ水平に取り除いてください。

10.手前の搬送ガイドをゆっくりと元の位置に戻します。

11.トナーカートリッジを取り付けます。
左右の(A)をトナーカートリッジガイドに合わせて、奥に当たるまで確実に押し込みます。

12.前カバーを閉めます。
メッセージランプが消えて、印刷可能な状態になります。
メモ
前カバーが閉まらないとき
- トナーカートリッジが正しく取り付けられていることを確認してください。無理に閉めると故障の原因になります。
メッセージランプが消えないとき
- 別の位置にも用紙がつまっている可能性があります。別の位置も確認して、つまっている用紙を取り除いてください。
* 用紙を取り除いてもメッセージランプが消えないときは、後ろカバーが確実に閉まっているか確認してください。
注意
搬送ガイドから手を離さない
- 搬送ガイドを手前に倒したときは、元の位置に戻すまで手を離さないでください。搬送ガイドが勢いよく元の位置に戻り、けがの原因になることがあります。
重要
プリンターの電源を入れたまま作業を行う
- 電源を切ると、印刷中のデータが消去されます。
用紙を無理に取り除かない
- 用紙が破れたり、プリンター内部を傷めたりすることがあります。用紙はゆっくり引っぱって取り除いてください。
用紙が破れているとき
- 残りの紙片も取り除いてください。
圧接点部(A)や電気接点部(B)には触れない
- 故障の原因になることがあります。

転写ローラー(C)には触れない
- 印刷品質が低下することがあります。

給紙ローラー(D)には触れない
- 故障や動作不良の原因になることがあります。
