対処方法
本製品では受信したファクス文書をあらかじめ指定した宛先へ自動的に転送させることができます。指定した宛先に転送するとき、「特定の番号からのファクスのみを転送する」といった条件を設定することで、受信したファクス文書の振り分けができます。また、転送条件に一致しない文書を指定した宛先に転送することも可能です。
メモ
- 受信した文書を転送するためには、本製品の電源をONにしておく必要があります。
- 転送設定は最大12件まで登録できます。(条件を設定した転送が10件と、条件を設定しないファクス受信文書の転送が2件で合計12件。)
- 転送エラーが発生した場合、受信したファクス文書をプリントするか、また、メモリから削除するかどうかを設定することができます。
- <画像をプリント>と<メモリ受信設定>が<OFF>で、<画像をメモリに保存>が<保存しない>に設定されていると、転送できなかった文書は失われます。
転送条件と転送先を登録します。転送条件によって、本製品では設定した条件を満たす受信文書を指定した宛先に転送します。
1.
(メインメニュー)を押します。

2. マルチキー(右)を押して<初期設定/登録>を選択します。

3. [
] 、 [
] または
(ホイール)を使って<システム管理設定>を選択し、[OK]を押します。



システム管理部門IDとシステム管理暗証番号の入力画面が表示された場合は、
〜
(テンキー)を使ってシステム管理部門IDとシステム管理暗証番号を入力したあと、
(認証)を押します。




4. [
] 、 [
] または
(ホイール)を使って<転送設定>を選択し、[OK]を押します。




5. マルチキー(左)を押して<メニュー>を選択します。

6. [
] 、 [
] または
(ホイール)を使って<登録>を選択し、[OK]を押します。




7. ソフトキーボードを使って転送条件名を入力し、マルチキー(右)を押して<確定>を選択します。

8. [
] 、 [
] または
(ホイール)を使って<ファクス>を選択し、[OK]を押します。




9. [
] 、 [
] または
(ホイール)を使って転送条件を選択し、[OK]を押します。



設定できる転送条件の内容は以下のとおりです。
- <考慮しない>: 相手先番号は転送条件として考慮しない。
- <存在しない>: 相手先番号が存在しない。
- <次と等しい>: 相手先番号が入力した条件と同じ。
- <次と等しくない>: 相手先番号が入力した条件と異なる。
- <次で始まる>: 相手先番号が入力した条件で始まる。
- <次で終わる>: 相手先番号が入力した条件で終わる。
- <次を含む>: 相手先番号が入力した条件を含む。
- <次を含まない>: 相手先番号が入力した条件を含まない。
<考慮しない>または<存在しない>を選択した場合は、手順11に進んでください。

10.
〜
(テンキー)を使って相手先番号(最大20桁)を入力し、[OK]を押します。


入力時には以下も使用できます。
- <スペース>:番号間にスペースを入力するときに押します。
- <+>:ファクス番号に国番号を入力するときに使用します。
- <バックスペース>:入力された最後の数字を消去するときに使用します。

11. マルチキー(右)を押して<次へ>を選択します。

12. [
] 、 [
] または
(ホイール)を使って転送先を選択し、[OK]を押します。




メモ
- 宛先は複数選択できません。複数の宛先に転送する場合は、グループ宛先を選択してください。
-
[
] または [
] を使うと、宛先の表示範囲を限定することができます。
- 宛先はあらかじめワンタッチに登録しておく必要があります。
- 選択した宛先を取り消す場合は、取り消す宛先をもう一度選択してください。
13. マルチキー(右)を押して<確定>を選択します。

14. [
] 、 [
] または
(ホイール)を使って転送設定を選択し、[OK]を押します。



[OK]を押すと選択した転送条件のON/OFFが切り替わります。
設定例:下の画面では、<総務>として登録された転送条件に一致した場合に文書が転送される設定になっています。

重要
条件のアイコンが青になっていることを確認してください。ここで設定が有効になっていないと、文書は転送されません。
15.
(メインメニュー)を押してメインメニュー画面に戻ります。

転送設定が登録されていない場合、または設定したすべての転送条件に一致しなかった場合の転送先を指定します。
メモ
ファクスとIファクスでそれぞれ1件ずつ転送先を登録することができます。
1.
(メインメニュー)を押します。

2. マルチキー(右)を押して<初期設定/登録>を選択します。

3. [
] 、 [
] または
(ホイール)を使って<システム管理設定>を選択し、[OK]を押します。



システム管理部門IDとシステム管理暗証番号の入力画面が表示された場合は、
〜
(テンキー)を使ってシステム管理部門IDとシステム管理暗証番号を入力したあと、
(認証)を押します。




4. [
] 、 [
] または
(ホイール)を使って<転送設定>を選択し、[OK]を押します。




5. マルチキー(左)を押して<メニュー>を選択します。

6. [
] 、 [
] または
(ホイール)を使って<条件なし設定登録>を選択し、[OK]を押します。




7. [
] 、 [
] または
(ホイール)を使って<ファクス>を選択し、[OK]を押します。




8. [
] 、 [
] または
(ホイール)を使って転送先を選択し、[OK]を押します。




メモ
- 宛先は複数選択できません。複数の宛先に転送する場合は、グループ宛先を選択してください。
- [
] または [
] を使うと、宛先の表示範囲を限定することができます。
- 宛先はあらかじめワンタッチに登録しておく必要があります。
- 選択した宛先を取り消す場合は、取り消す宛先をもう一度選択してください。
9. マルチキー(右)を押して<確定>を選択します。

10. [
] 、 [
] または
(ホイール)を使って転送設定を選択し、[OK]を押します。



[OK]を押すと選択した転送条件のON/OFFが切り替わります。
設定例:下の画面では、<条件なし転送(ファクス)>として登録された転送条件に一致した場合に文書が転送される設定になっています。

重要
条件のアイコンが青になっていることを確認してください。ここで設定が有効になっていないと、文書は転送されません。
11.
(メインメニュー)を押してメインメニュー画面に戻ります。

登録済みの転送設定を消去できます。
1.
(メインメニュー)を押します。

2. マルチキー(右)を押して<初期設定/登録>を選択します。

3. [
] 、 [
] または
(ホイール)を使って<システム管理設定>を選択し、[OK]を押します。



システム管理部門IDとシステム管理暗証番号の入力画面が表示された場合は、
〜
(テンキー)を使ってシステム管理部門IDとシステム管理暗証番号を入力したあと、
(認証)を押します。




4. [
] 、 [
] または
(ホイール)を使って<転送設定>を選択し、[OK]を押します。




5. [
] 、 [
] または
(ホイール)を使って消去する転送設定を選択します。




6. マルチキー(左)を押して<メニュー>を選択します。

7. [
] 、 [
] または
(ホイール)を使って<消去>を選択し、[OK]を押します。




8. [
] 、 [
] または
(ホイール)を使って<いいえ>または<はい>を選択し、[OK]を押します。




9.
(メインメニュー)を押してメインメニュー画面に戻ります。

メモリに保存されている文書を宛先を指定して送信します。
1.
(状況確認/中止)を押します。

2. [
] 、 [
] または
(ホイール)を使って<ファクス>を選択し、[OK]を押します。




3. [
] 、 [
] または
(ホイール)を使って<受信ジョブ状況>を選択し、[OK]を押します。




4. [
] 、 [
] または
(ホイール)を使って転送するジョブを選択します。




5. マルチキー(左)を押して<詳細情報>を選択します。

6. マルチキー(左)を押して<転送>を選択します。

7. [
] 、 [
] または
(ホイール)を使って転送先を選択し、マルチキー(右)を押して<実行>を選択します。




メモ
- [
] または [
] を使うと、宛先の表示範囲を限定することができます。
- 宛先はあらかじめワンタッチに登録しておく必要があります。
- 転送先にグループ宛先を指定することはできません。
8.
(メインメニュー)を押してメインメニュー画面に戻ります。
