発火や感電の主な原因と対策|~事故はどうして起こるのだろう?~
電源プラグからの発火
- 原因
- 電源プラグをコンセントに長期間差し込んだままにしておくと、ほこりや湿気が原因で発火する危険があります。これをトラッキング現象と言います。
- 【 トラッキング現象とは 】
- 対策
定期的に電源プラグを抜き、原因となるほこりや汚れを乾いた布で取り除いてください。
- ※ ご注意 電源プラグを抜くときは、必ず電源スイッチを切ってから電源プラグを抜いてください。
電源プラグや電源コネクタからの発火
- 原因
- 電源プラグや電源コネクタが抜けかかった状態になると接続が不完全となり、その不完全な接続部が発熱し発火する危険があります。
コンセントと電源プラグの緩み
電源コネクタの接続の緩み
電源コードに余裕がなく引っ張られた状態にすると電源プラグが緩む
製品を移動または移設した際に電源コネクタが緩む
製品の後ろ側など掃除した際電源コネクタが緩む
- 対策
- 定期的に接続状態を点検し、電源コードの電源プラグや電源コネクタは、奥までしっかりと差し込んでください。また、何かしらの理由で製品を動かした場合は、必ず電源プラグや電源コネクタの接続を点検してください。
電源コードからの感電や発火
- 原因
- 電源コードを机や製品などの下敷きにしたり、固定したり、引っ張ったりするとストレスがかかり、被覆の破れや芯線の断線などが発生し、感電や傷んだ部分が発熱し発火する危険があります。
机の脚の下敷き
製品の下敷き
足で踏まれる
鋲(ステープル)などで固定
電源コードに余裕がなく引っ張られた状態
- 対策
- 電源コード・電源プラグには、ストレスは禁物です。ストレスがかからないようにしてください。
電源コードからの発火
- 原因
- 他の製品の電源コードと取り違えて、製品の定格消費電力以下の電源コードを使用すると、その電源コードの許容値を超えた電流が流れて発熱し、発火する危険があります。
定格消費電力が異なる製品の電源コードとの取り違えは大変危険です。 - 対策
- 設置時および移設時に、他の製品の電源コードと取り違えて接続しないよう、ご注意ください。