TS-E90mm F2.8L マクロ

TS-E90mm F2.8L マクロ

スタジオでの商品や料理の撮影、ポートレートなどに優れた描写力を発揮するアオリ機能搭載・中望遠レンズが、高画質なLレンズに進化してリニューアル。最大撮影倍率が0.5倍に向上し、マクロ撮影が可能になり、小さな被写体にも対応。撮影領域が大きく拡大しました。また、従来モデルを上回るティルト・シフト量を実現。ティルトアオリでピントの傾きをコントロールし、絞りを開けたまま、被写体の奥までピントを合わせたマクロ撮影を可能にしました。絞り込みによる回折現象を避け、細部までシャープに撮影できます。さらに、撮影状況に柔軟に対応するTSレボルビング機構や、ティルトつまみの大型化など、操作性も進化した高性能レンズです。

SAMPLE PHOTOS

  • TS-E90mm F2.8L Macro, Canon EOS 5Ds, 1/320sec., F2.8, ISO400
  • TS-E90mm F2.8L Macro, Canon EOS 5Ds, 1/125sec., F5.6, ISO100
  • TS-E90mm F2.8L Macro, Canon EOS 5Ds, 1/5sec., F8, ISO100
  • TS-E90mm F2.8L Macro, Canon EOS 5Ds, 1/640sec., F2.8, ISO100

SPECS

レンズ構成 9群11枚
画角(水平/垂直/対角線) 22°40’/ 15°10’/ 27°(通常)*
絞り羽根 9枚
最短撮影距離 0.39m
最大撮影倍率 0.5倍
防塵・防滴対応 -
フィルター径 77mm
最大径×長さ Ø86.9×116.5mm
質量 約915g
エクステンションチューブ
EF12 II 取付時倍率
0.64~0.15x
エクステンションチューブ
EF25 II 取付時倍率
0.82~0.32x
レンズキャップ E-77 II
レンズフード ES-84
レンズケース LP1219

  • UDレンズ
  • ASC
  • フッ素コーティング

MTF特性図

空間周波数 開放
S M
10本/mm
30本/mm
MTF特性図の見方

空間周波数 開放
S M
10本/mm
30本/mm

SとMのカーブが揃っているほどボケ像が自然になる。

MTFとは、Modulation Transfer Function の略で、コントラスト再現比によるレンズ性能評価方法です。オーディオ機器などの電気系の特性評価として周波数特性がありますが、これは原音に対する、[マイクロフォン→録音・再生回路→スピーカー]による再生音の忠実度を表すもので、高忠実度のものはハイファイ(high fidelityの略)と呼ばれています。
レンズも同様に「光学信号の伝達系」と考えた場合、光学系の周波数特性が測定できれば、光学信号が忠実に伝達されているかどうかを知ることができます。レンズでいう周波数とは、1mm幅の中に正弦的に濃度の変化するパターンが何本あるかという意味で特に「空間周波数」と呼ばれ、電気系のHzに対し、「○○line per mm」あるいは「○○本/mm」と示されます。

本ホームページに掲載のMTF特性図は、横軸が画面中心を0とした像高(画面中心からの対角線上の距離/単位・mm)、縦軸がコントラストとなっており、10本/mmと30本/mmのMTF特性が示されています。MTF特性図上の10本/mmのカーブが1に近いほどコントラスト特性がよく、クリアなレンズとなり、30本/mmのカーブが1に近いほど高解像力を備えたシャープなレンズとなります。シャープでクリアな高性能レンズであるためには、両者でバランスが取れていることが大切ですが、一般的に10本/mmのMTF特性が0.8以上あれば優秀なレンズ、0.6以上あれば満足できる画質が得られると言われています。

解像力とコントラストがともに良い

コントラスト良、解像力不良

解像力良、コントラスト不良

  • *イメージサークルØ67.2mm