

中・大判カメラの撮影スタイル「アオリ」を可能にしたTS-Eレンズシリーズのラインアップが拡充。
誕生から約25年の時を経て45mmと90mmが、ついにリニューアル。
45mmは50mmとなり、さらに135mmという新しい焦点距離を追加し、すべてLレンズとして登場します。
デジタル時代に対応した画質と操作性の大幅な進化とともに、マクロ撮影も可能になりました。


Lレンズに進化したTS-Eレンズは、キヤノンの光学技術を結集した光学性能を誇ります。
高画素化するEOSに対応。17mm、24mmと合わせ、TS-EシリーズすべてでLレンズの高画質が楽しめます。

色のにじみの原因となる色収差を抑え、さらに高解像・高コントラストを実現するUDレンズを
TS-E50mm F2.8L マクロ / TS-E135mm F4L マクロには2枚、
TS-E90mm F2.8Lマクロには1枚搭載しました。最適化されたレンズ配置で画面周辺部まで高解像な高画質化と
歪曲収差の極小化で、Lレンズならではの優れた光学性能を発揮します。
SWCとは光の反射防止を行うコーティング。入射角の大きな光が原因となるフレア・ゴーストを
極小に抑制して、コントラストの高いくっきりとした描写が可能。
ASCとは蒸着膜層の上に二酸化ケイ素と空気を含んだ膜を形成することで光の反射を抑制する技術で、
垂直に近い角度で入射する光に対してSWCと同等の高い反射防止効果を発揮します。
*:Subwavelength Structure Coating **:Air Sphere Coating


商品撮影や広告写真に使用されるTS-Eレンズ。
新しい3本はすべて最大撮影倍率0.5倍を実現し、小さな被写体にも対応。
撮影領域を大きく拡大しました。




TSレボルビング機能とは、ティルトとシフトの移動方向を直交から平行まで任意の角度で変更できる機能。
撮影状況に応じて自在な組み合せが可能で、大判カメラのアオリ操作により近い描写を実現しました。


ティルトつまみを大型化し、操作性を向上。また、ティルト・シフト部を基準位置で固定し、
ティルト、シフト機能を使用しない撮影時のズレを防止する安心のロック機能も搭載しています。



