AIサーボAF特性

被写体を解析してカメラが設定を最適化
自動設定により多様なシーンに対応
Case A
被写体の動きの変化に応じて追従特性を自動で切り換えたいとき
[Case A]はカメラがシーンを判断し[被写体追従特性] [速度変化に対する追従性]を自動設定します。
Case 1
汎用性の高い基本的な設定 
[Case 1]はさまざまな「動き」に柔軟に対応して、高い精度でのピント合わせを行うことができる基本設定です。
Case 2
障害物が入るときや、被写体がAFフレームから外れやすいとき 
動きが速くAFフレームから外れやすいときや、被写体の手前を障害物が横切るような場面で効果的です。
Case 3
急に現れた被写体に素早くピントを合わせたいとき 
動きが速くAFフレームから外れやすいときや、被写体の手前を障害物が横切るような場面で効果的です。
Case 4
被写体が急加速/急減速するとき 
速度変化の大きな被写体の撮影で有効なのが[Case 4]です。
急激にスピードを上げて走り出す短距離走のスタートシーンを連続して捕捉
AIサーボAF時のレリーズ設定

■ピント優先/レリーズ優先を設定するには?
AIサーボAF選択時、ピントが合うこと/シャッターが切れること、どちらを優先するかを1コマ目と2コマ目以降のレリーズについてそれぞれ設定できます。
被写体追尾の詳細設定
■人物を高精度に追尾させるためには?
[被写体追尾の詳細設定]は[自動選択AF][
+追尾優先AF][ラージゾーンAF][ゾーンAF]時の被写体検出と測距点乗り移りを決めるアルゴリズムです。人物の顔や頭部の検出により高精度な被写体選択と追尾が可能です。
人物の顔や頭部を検出し安定した追尾を実現します
被写体追尾の詳細設定
被写体追尾の詳細設定
被写体追尾の詳細設定
[人物優先:する][被写体乗り移り:緩やか]で
選手の頭部を追尾したピント合わせ
AFフレームの切り換え

■AFフレームと測距エリアを素早く切り換えるには?
横位置/縦位置(グリップ上)/縦位置(グリップ下)の3つの位置それぞれに[測距エリア選択モード]と[AFフレーム]を設定すると、構えによって自動的に切り換わります。
また、測距エリア変更時にも、AFフレームを自分で指定することも可能です。
記憶したAFフレームに自動切り換え可能
設定の手順
■正位置、縦位置撮影でAFフレームを素早く切り換えるには?
■自動選択AF/
+ 追尾優先AFで最初のAFフレームを自分で指定するには?
■1点AFから自動選択AFにスムーズに切り換えるには?
AFに関する操作・設定
■AFフレームを操作するには?
新搭載の〈スマートコントローラー〉や〈マルチコントローラー〉を利用し好みの方法でAFフレームが操作できます。
■AFフレームをワンタッチで素早く移動させるには?
機能を割り当てたボタンを押すことで、登録したAFフレームへと瞬時に切り換えることができます。
[ここと決めたAFフレームに「ワンボタン」で移動できる]
■ワンショットAFとAIサーボAF/サーボAFを素早く切り換えるには?
操作ボタンカスタマイズで特定のボタンに[ワンショット⇄AIサーボ/サーボ]を割り当てるとワンボタンで素早く切り換えが可能です。
割り当てを行うとボタン操作でワンショットAFとAIサーボAF/サーボAFが切り換わります。
■スマートコントローラーでAFフレームを操作しながらAF開始はほかのボタンで行うには?
操作ボタンカスタマイズで
ボタンに[測光・AF開始]を割り当てると素早く操作できます。
■移動中などにスマートコントローラーの誤操作でAFフレームが動くのを防ぐには?
[マルチ電子ロック]で〈スマートコントローラー〉のロック設定を行い、電源/マルチ電子ロックスイッチを〈LOCK〉位置にすることで可能です。
〈スマートコントローラー〉の誤操作で気付かないうちにAFフレームが移動するのを防ぎます
■電子ロックをかけながら一時的にスマートコントローラーでAFフレームを動かすには?