EOS 6D Mark II | 通信機能

充実のネットワーク機能

写真や動画の共有が快適、スマホによる操作も。Wi-Fi機能。

フルサイズによる高画質な写真や動画を、すぐにスマホに転送して写真仲間と共有することが可能。EOS 6D Mark IIは、撮影の楽しみをさらに広げるWi-Fi機能が充実。スマホはもちろん、プリンターやパソコンなどにワイヤレスで写真を送信可能です。また、一度ペアリングしたスマホとの常時接続が可能なBluetoothに対応。便利な機能が快適に楽しめます。

図:Wi-Fi機能
  • パソコンに、ソフトウエア「EOS Utility」のインストールが必要です。

Wi-Fi機能でできること、スマートフォンとの接続方法などを
わかりやすく解説しています

専用のアプリケーション[Camera Connect]

スマホにインストールすることで、BluetoothやWi-Fiの活用が可能に。写真や動画をスマホへ転送していつでもすぐにSNSなどでシェアすることができます。さらに、スマホの画面に表示される映像を確認しながら撮影が楽しめる、リモートライブビュー撮影にも対応。絞りなどの設定変更から写真と動画の撮影までスマホを操作して行うことができます。

  • App Store(iOS用)、Google Play(Android用)から無料でダウンロードできます。
写真:スマートフォンでカメラを操作

FacebookやTwitterと連携、image.canon。

キヤノンユーザー専用サイトimage.canonへ画像をアップロードすることが可能。アップロード方法は[一枚転送/選択転送/リサイズして転送]から選べます。アップロード後、image.canon経由で、FacebookやTwitter、E-mailへアルバムのリンク先を送ることが可能。Facebookへは、直接画像を投稿することもできます。また、YouTubeに動画をアップロードすることもできます。

  • 事前にimage.canonへの会員登録(無料)し、ログイン名とパスワードの取得が必要です。登録後、カメラにログイン名とパスワードを設定し、Facebook、Twitter、E-mailアドレスを設定してください。

無線LAN機能搭載プリンターで印刷。

PictBridge(USB and Wireless LAN)に対応した無線LAN機能搭載(Wi-Fi)プリンターと、ワイヤレスでプリントが楽しめます。

EOS Utilityで、パソコンからリモート撮影。

パソコン専用のソフトウエア「EOS Utility」でも、カメラをリモート制御することができます。

Bluetooth対応

ペアリング済みのスマホと、いつでもすぐに共有。

消費する電力が少ないBluetooth low energy technology(準拠規格ver4.1)に対応。一度ペアリングを行えば、次からは面倒な設定をすることなく、カメラの電源をONにするだけで常にスマホとの接続を実現。また、スマホ側の操作だけで自動的にWi-Fi接続に切り換わります。専用アプリケーション「Camera Connect」を使った画像の閲覧・保存、スマホを活用したリモートライブビュー撮影など、便利な機能が快適に楽しめます。

  • 事前にペアリングしていることが前提です。なお、iOS端末では端末側の操作が必要な場合があります。カメラが他の機器とWi-FiまたはBluetooth接続中は、ワイヤレスリモートコントローラー BR-E1による操作はできません。Bluetooth機能の動作条件は、接続機器が右記を満たすものです。Androidの場合:Android5.0以上で、かつ Bluetooth 4.0以上を搭載。iOSの場合:Bluetooth 4.0以上を搭載(iPhone 4s以降/iPad 3rd以降/iPod touch 5th以降)。ただし、左記の動作条件を満たす機器であっても、機種によっては、Bluetooth接続ができないものがあります。Bluetooth接続ができない場合でも、機器とWi-Fi接続による画像の転送、リモート操作は可能です。カメラと携帯端末のWi-FiやNFC、Bluetoothでの接続には、キヤノン専用アプリケーション「Camera Connect」のインストールが必要となります。「App Store」、「Google Play」より無料でダウンロードが可能です。
カメラの電源をONにするだけでBluetooth接続

ワイヤレスリモートコントローラー BR-E1 4,730円(税込)

静止画/動画撮影、オートフォーカスによるピント合わせなど、カメラから5m以内の距離であれば、どの方向からでもワイヤレスでカメラを操作できます。約14gと軽量なので持ち運びも快適です。

  • 作動距離は全周約5mです。人や遮蔽物がある場合、通信可能距離が短くなる場合があります。
    また、電波環境が悪い場所では、通信の遅延が生じる場合があります。
  • カメラが他の機器とWi-FiまたはBluetooth接続中は、BR-E1による操作はできません。
写真:BR-E1

NFC搭載のAndroid™端末とかざすことで接続できる、NFC対応。

ボディー側面のNFCマークと、「Camera Connect」が使用できるNFC搭載のAndroid™端末を近づけることで、Wi-Fi接続が完了。アプリケーションが自動で起動するため、接続の操作をすることなくスムーズにWi-Fi機能を使用できます。写真や動画の転送やリモートライブビュー撮影も快適に楽しめます。

アイコン:NFC

GPS機能

高精度に位置情報を付加。内蔵のGPSユニット。

撮影した場所も、詳細に記録できるGPSユニット。緯度、経度、標高、協定世界時といった位置情報を取得し、撮影時にExif情報とともに画像に付加します。アメリカのGPS衛星、ロシアのGLONASS衛星、日本の準天頂衛星みちびきのGPS信号に対応。3種類の衛星で、位置情報の消失を低減するとともに、優れた測位精度を実現しました。測位モード「モード1」はカメラの電源オフ時でも、一定間隔でGPS信号を受信。衛星捕捉状態を維持することにより、電源を入れて即撮影を行っても位置情報を記録できます※1。「モード2」設定時はカメラの電源と合わせてGPS機能もオン/オフになります※2。電池の消耗を抑えたいときに有効です。

  • ※1
    使用する環境によっては衛星捕捉状態を維持できないことがあります。
  • ※2
    オートパワーオフ中は一定間隔でGPS信号を受信し続けます。
  • GPSレシーバー GP-E1/GP-E2は使用できません。また、市販のBluetooth対応GPSは接続できません。
画面:GPS

軌跡を、地図上で辿ることができるロガー機能。

一定間隔でカメラ位置情報を取得し、記録できるロガー機能を搭載。たとえば、EOS 6D Mark IIなら旅先での軌跡を写真とともに振り返るといった楽しみ方が可能になります。「ログ記録」を[する]に設定すると、測位モードに関わらずオートパワーオフ時/電源オフ時も測位を継続。設定した更新間隔(1秒~5分まで8段階)で位置情報を取得し、内蔵メモリーに記録します。蓄積したログデータは、パソコンの地図上にマッピングし、撮影場所や移動ルートの表示と確認に利用できます。

正確に撮影時刻を記録、自動時刻設定機能

GPS信号に含まれる時刻データをカメラに自動設定可能。常に正確な時刻が画像に記録できます。協定世界時に対する誤差は、わずか約±1秒と高精度です。

  • 衛星を5つ以上捕捉している必要があります。
画面:自動時刻設定