より速く、より高精度にピントを合わせるために。AFフレームの多点化、そしてクロス測距化を追求。EOS 7D Mark IIのオールクロス65点AFセンサーは、キヤノンテクノロジーの限界に挑んだ末に生まれました。65点の測距点をファインダー内で広範囲かつ高密度に配列。思い通りの構図で、被写体を高精度に捉えることが可能に。全測距点で、F5.6光束対応のクロス(縦/横)測距が可能※1なので、縦線または横線どちらか片方の検知では得られない捕捉性能を発揮します。使用頻度の高い中央測距点のラインセンサーは、高いピント精度を実現するF2.8とF5.6光束対応クロス測距(デュアルクロス測距※2)を配置。開放F8に対応※3しているため、エクステンダーを装着して開放F8になるレンズでも、中央測距点でのクロス測距が可能です。さらに、低輝度限界はEV-3(中央1点)を達成。暗いシーンを高感度で撮影するときも、高精度なAFを活かした撮影が行えます。
EOS 7D Mark II | AF・AE
オールクロス65点AFセンサー
最大65点クロス測距を実現。
狙った被写体を高精度・広範囲で捕捉。中央は開放F8に対応。


- ※1使用レンズにより、測距点数、クロス測距点数、デュアルクロス測距点数が変動する場合があります。
- ※2EF50mm F2.5 コンパクトマクロ、EF28-80mm F2.8-4L USMではF5.6クロスセンサーで測距します。
- ※3EF180mm F3.5L マクロ USM+エクステンダー EF2×では行えません。
すべてのAFフレームで、精密な合焦と捕捉力を発揮。
中央縦一列のセンサーとF2.8光束の斜めクロスセンサーを2ライン・千鳥配列で二重に測距。すべての測距エリア選択モードで、2ライン測距を行うため、シビアなピント精度が求められる大口径レンズ使用時に効果を発揮します。中央測距点では、F5.6対応センサー全体を使うことで、大デフォーカス(大ボケ)状態での被写体検出が可能。素早くAFすることができます。

さまざまなセンサーを連携させた、高性能AFシステム。
従来のEOSのAFシステムに対し、さらなるAF精度と応答性を追求。「オールクロス65点AFセンサー」に「被写体検出用・AEセンサー」「AF補正用・光源検知センサー(AEセンサーを使用)」という、3つのセンサーを連携させた独自のAFシステムです。被写体やシーンに合わせてAF特性を最適化。より高精度かつ安定的なAFを実現します。

多点化と小型化を両立。耐久に優れた新AFユニット。
AFを多点化しながらも、AF光学系を最適化することで、ユニットの小型化を実現。また、耐環境特性に優れる構造・材質を採用することで、安定したAF性能が発揮できるよう設計しています。

被写体や構図に合わせて選べる7つの測距エリア選択モード。
あらゆる撮影シーンに対応するために、7つの測距エリア選択モードを搭載。EOS初のラージゾーンAFが可能です。背面液晶の右横に新搭載された測距エリア選択レバーにより、モードの切り替えもスムーズに行えます。

[スポット1点]

[1点]

[領域拡大(上下左右)]

[領域拡大(周囲)]

[ゾーン(9パターン)]

[ラージゾーン
(3パターン)]

[65点自動選択]

EOS iTR※1AF
被写体の特徴を見分け、予測できない動きにも高精度に自動追尾。
高速で動く被写体、予期せぬ動きをする被写体にも追尾し続けるEOS iTR AF。最初にピントを合わせた被写体の顔や色を、まずカメラが認識。被写体の速度や方向が急変し、測距点を外れてしまっても、測距点を移動させてピントを合わせ続けることができます。さらに顔や色の検知だけでなく、新しい追尾アルゴリズムにより、高精度な被写体検出、追尾が可能に。またEOS iTR AFは、被写体の顔や色を解析し、AEとAFを最適に制御するEOS iSA※2 Systemと連携しています。

- ※1iTR:intelligent Tracking and Recognition
- ※2iSA:intelligent Subject Analysis
- *測距エリア選択モードの65点自動選択AF時、ゾーンAF、ラージゾーンAF時に有効な機能です。
- *AF情報と人物の顔情報、被写体の色情報をもとに測距点選択を行います。
- AF設定ガイドブック
- オールクロス65点AFと多彩なAF機能の使いこなしを詳細に解説。
AIサーボAF III
狙った被写体を捉え続ける予測精度と安定性を実現。
被写体が測距点から外れる。障害物が入ってしまう。そんなときでも、狙った被写体を捉え続ける予測精度と安定性を実現したAIサーボAF III。プロの評価をフィードバックし、アルゴリズムを進化させると同時に、3つのパラメーターを設定。[被写体追従特性][速度変化に対する追従性][測距点乗り移り特性]を調整することで、被写体の速度や方向が急変するシーン、複数の人物が交錯するシーンなど、さまざまな状況に対応できます。
[被写体追従特性]

[速度変化に対する追従性]

[測距点乗り移り特性]

被写体動作の特性に合わせて、
より的確なAF制御を行うカスタム設定ガイド機能。
EOSのフラッグシップEOS-1D系は、あらゆる被写体に対応するためAF性能を強化してきました。その性能は、さまざまなシーンで活用されプロの評価として蓄積されています。その知見を分析し、さまざまなユーザーが活用できるよう体系化。それが、AFカスタム設定ガイド機能です。あらかじめ用意された6つのシーン(ケース)を選ぶだけで、その被写体動作の特性に合わせたAF制御が行えます。
Case 1

Case 2

Case 3

Case 4

[被写体が急加速/急減速するとき]
被写体の動く速さが瞬間的に大きく変化しても、その速度変化に追従してピントを合わせようとする設定。被写体が急に動き出したり、急加速、急停止するシーンに効果的です。なお、速度変化の少ない被写体では、ピントが不安定になることがあります。
Case 5

[被写体の上下左右の動きが大きいとき(1点AF時無効)]
65点自動選択AF、領域拡大AF、ゾーンAF、ラージゾーンAF時に有効。狙っている被写体の上下左右の動きが大きく、ピントを合わせにくいときは、自動的に測距しやすいAFフレームに乗り移りながらピントを合わせ続けます。
Case 6

[被写体の速度変化と上下左右の動きが大きいとき(1点AF時無効)]
65点自動選択AF、領域拡大AF、ゾーンAF、ラージゾーンAF時に有効。被写体の動く速さが瞬間的に大きく変化しても、その速度変化に追従してピントを合わせようとします。また狙っている被写体の上下左右の動きが大きく、ピントを合わせにくいときは、自動的に測距しやすいAFフレームに乗り移りながらピントを合わせ続けます。
暗いシーンに威力を発揮するAIサーボAF照明。
低輝度下や黒い被写体の動体撮影などで、AIサーボAF実行中、AFフレームが視認しやすいよう、AIサーボAF照明を搭載。選択したAFフレームを赤色で点滅表示します。点滅表示は[OFF]にすることもできます。

縦位置/横位置撮影時のAFフレーム設定が可能。
縦位置と横位置で、AFフレームだけを個々に設定可能。EOS 7D Mark IIでは、スポット1点(任意選択)、1点(任意選択)、領域拡大(任意選択点と上下左右4点)、領域拡大(任意選択点とその周囲8点)で有効になりました。

65点、21点、9点から任意選択できるAFフレームの設定が可能。
撮影スタイルに合わせて、任意選択できるAFフレームの変更が可能。21点や9点が選べるため、任意のAFフレームを素早く設定できます。また、21点、9点設定時でも領域拡大(上下左右)と領域拡大(周囲)、ゾーンAF、ラージゾーンAF、全測距エリアの自動選択が可能です。

AFマイクロアジャストメント
レンズ一本一本の補正、ズームレンズはワイド/テレ端の調整が可能。
AFを行ったときのピントが合う位置の微調整が可能。レンズIDで個体判別し、一本一本調整することができます。またズームレンズでは、ワイド端とテレ端でそれぞれ調整可能です。

- ※登録できるレンズは、40本。シリアル番号が認識できるレンズに限ります。
7つの測距パターン
一本一本のレンズに合わせた測距光束を最大限に引き出すAF設計。
65点AFは、広範な測距エリアをカバーする、広い測距光束を必要とするAFシステムです。この測距光束は、レンズの大きさによって異なります。EOS 7D Mark IIは、EOS-1D Xと同様に、レンズの種類によって使用できるAFフレームと測距パターンを最適化する仕組みを採用しました。
[Aグループ] 65点クロス測距で、中央1点は2.8対応デュアルクロス
65点でAF測距を行うことができます。すべての測距エリア選択モードを選ぶことができます。 F2.8とF5.6対応クロス測距(デュアルクロス)
F5.6対応クロス測距

EF-S24mm F2.8 STM | EF-S17-55mm F2.8 IS USM | EF14mm F2.8L USM |
EF14mm F2.8L II USM | EF15mm F2.8 フィッシュアイ | EF20mm F2.8 USM |
EF24mm F1.4L USM | EF24mm F1.4L II USM | EF24mm F2.8 |
EF24mm F2.8 IS USM | EF28mm F1.8 USM | EF28mm F2.8 |
EF28mm F2.8 IS USM | EF35mm F1.4L USM | EF35mm F1.4L II USM |
EF35mm F2 | EF35mm F2 IS USM | EF40mm F2.8 STM |
EF50mm F1.0L USM | EF50mm F1.2L USM | EF50mm F1.4 USM |
EF50mm F1.8 | EF50mm F1.8 II | EF50mm F1.8 STM |
EF85mm F1.2L USM | EF85mm F1.2L II USM | EF85mm F1.8 USM |
EF100mm F2 USM | EF135mm F2L USM | EF135mm F2L USM + Ext EF1.4x |
EF135mm F2.8 (ソフトフォーカス機構付き) | EF200mm F1.8L USM | EF200mm F1.8L USM + Ext EF1.4x ※1 |
EF200mm F2L IS USM | EF200mm F2L IS USM + Ext EF1.4x | EF200mm F2.8L USM |
EF200mm F2.8L II USM | EF300mm F2.8L USM | EF300mm F2.8L IS USM |
EF300mm F2.8L IS II USM | EF400mm F2.8L USM | EF400mm F2.8L II USM |
EF400mm F2.8L IS USM | EF400mm F2.8L IS II USM | EF16-35mm F2.8L USM |
EF16-35mm F2.8L II USM | EF17-35mm F2.8L USM | EF20-35mm F2.8L |
EF24-70mm F2.8L USM | EF24-70mm F2.8L II USM | EF28-70mm F2.8L USM |
EF70-200mm F2.8L USM | EF70-200mm F2.8L IS USM | EF70-200mm F2.8L IS II USM |
EF80-200mm F2.8L | TS-E45mm F2.8 | TS-E90mm F2.8 |
[Bグループ] 65点すべての点がクロス測距
65点でAF測距を行うことができます。すべての測距エリア選択モードを選ぶことができます。 F5.6対応クロス測距

EF-S60mm F2.8 マクロ USM | EF-S15-85mm F3.5-5.6 IS USM | EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM |
EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS | EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS STM | EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS USM |
EF-S18-200mm F3.5-5.6 IS | EF-S55-250mm F4-5.6 IS | EF-S55-250mm F4-5.6 IS II |
EF-S55-250mm F4-5.6 IS STM | EF50mm F2.5 コンパクト マクロ | EF50mm F2.5 コンパクト マクロ + ライフサイズコンバーター EF |
EF100mm F2.8 マクロ | EF100mm F2.8L マクロ IS USM | EF135mm F2L USM + Ext EF2x |
EF180mm F3.5L マクロ USM | EF200mm F1.8L USM + Ext EF2x ※1 | EF200mm F2L IS USM + Ext EF2x |
EF200mm F2.8L USM + Ext EF1.4x | EF200mm F2.8L USM + Ext EF2x | EF200mm F2.8L II USM + Ext EF1.4x |
EF200mm F2.8L II USM + Ext EF2x | EF300mm F2.8L USM + Ext EF1.4x ※1 | EF300mm F2.8L USM + Ext EF2x ※1 |
EF300mm F2.8L IS USM + Ext EF1.4x | EF300mm F2.8L IS USM + Ext EF2x | EF300mm F2.8L IS II USM + Ext EF1.4x |
EF300mm F2.8L IS II USM + Ext EF2x | EF300mm F4L USM | EF300mm F4L USM + Ext EF1.4x |
EF300mm F4L IS USM | EF300mm F4L IS USM + Ext EF1.4x | EF400mm F2.8L USM + Ext EF1.4x ※1 |
EF400mm F2.8L USM + Ext EF2x ※1 | EF400mm F2.8L II USM + Ext EF1.4x ※1 | EF400mm F2.8L II USM + Ext EF2x ※1 |
EF400mm F2.8L IS USM + Ext EF1.4x | EF400mm F2.8L IS USM + Ext EF2x | EF400mm F2.8L IS II USM + Ext EF1.4x |
EF400mm F2.8L IS II USM + Ext EF2x | EF400mm F4 DO IS USM | EF400mm F4 DO IS USM + Ext EF1.4x |
EF400mm F4 DO IS II USM | EF400mm F4 DO IS II USM + Ext EF1.4x | EF400mm F5.6L USM |
EF500mm F4L IS USM | EF500mm F4L IS USM + Ext EF1.4x | EF500mm F4L IS II USM |
EF500mm F4L IS II USM + Ext EF1.4x | EF500mm F4.5L USM | EF600mm F4L USM |
EF600mm F4L USM + Ext EF1.4x ※1 | EF600mm F4L IS USM | EF600mm F4L IS USM + Ext EF1.4x |
EF600mm F4L IS II USM | EF600mm F4L IS II USM + Ext EF1.4x | EF8-15mm F4L フィッシュアイ USM |
EF16-35mm F4L IS USM | EF17-40mm F4L USM | EF24-70mm F4L IS USM |
EF24-105mm F3.5-5.6 IS STM | EF24-105mm F4L IS USM | EF28-80mm F2.8-4L USM |
EF28-90mm F4-5.6 | EF28-90mm F4-5.6 USM | EF28-90mm F4-5.6 II |
EF28-90mm F4-5.6 II USM | EF28-90mm F4-5.6 III | EF28-105mm F3.5-4.5 USM |
EF28-105mm F3.5-4.5 II USM | EF28-135mm F3.5-5.6 IS USM | EF28-200mm F3.5-5.6 |
EF28-200mm F3.5-5.6 USM | EF28-300mm F3.5-5.6L IS USM | EF35-105mm F3.5-4.5 |
EF35-135mm F3.5-4.5 | EF50-200mm F3.5-4.5 | EF50-200mm F3.5-4.5L |
EF70-200mm F2.8L USM + Ext EF1.4x ※1 | EF70-200mm F2.8L USM + Ext EF2x ※1 | EF70-200mm F2.8L IS USM + Ext EF1.4x |
EF70-200mm F2.8L IS USM + Ext EF2x | EF70-200mm F2.8L IS II USM + Ext EF1.4x | EF70-200mm F2.8L IS II USM + Ext EF2x |
EF70-200mm F4L USM | EF70-200mm F4L USM + Ext EF1.4x | EF70-200mm F4L IS USM |
EF70-200mm F4L IS USM + Ext EF1.4x | EF70-210mm F3.5-4.5 USM | EF70-210mm F4 |
EF70-300mm F4-5.6 IS USM | EF70-300mm F4-5.6L IS USM | EF70-300mm F4.5-5.6 DO IS USM |
EF75-300mm F4-5.6 | EF75-300mm F4-5.6 II | EF75-300mm F4-5.6 II USM |
EF75-300mm F4-5.6 III | EF75-300mm F4-5.6 III USM | EF75-300mm F4-5.6 IS USM |
EF100-200mm F4.5A | EF100-300mm F5.6 | EF100-300mm F5.6L |
EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM | EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM | EF200-400mm F4L IS USM Ext 1.4x |
EF200-400mm F4L IS USM Ext 1.4x:内蔵Ext 1.4x使用 | EF200-400mm F4L IS USM Ext 1.4x + Ext EF1.4x | TS-E17mm F4L |
TS-E24mm F3.5L | TS-E24mm F3.5L II |
[Cグループ] 65点測距で、うち45点がクロス測距
65点でAF測距を行うことができます。すべての測距エリア選択モードを選ぶことができます。 F5.6対応クロス測距
F5.6対応横線検出ラインセンサー

EF-S10-22mm F3.5-4.5 USM | EF-S18-55mm F3.5-5.6 | EF-S18-55mm F3.5-5.6 USM |
EF-S18-55mm F3.5-5.6 II | EF-S18-55mm F3.5-5.6 II USM | EF-S18-55mm F3.5-5.6 III |
EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS | EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS II | EF-S18-55mm F3.5-5.6 IS STM |
EF11-24mm F4L USM | EF20-35mm F3.5-4.5 USM | EF35-135mm F4-5.6 USM |
EF75-300mm F4-5.6 USM | EF100-300mm F4.5-5.6 USM |
[Dグループ] 65点測距で、うち25点がクロス測距
65点でAF測距を行うことができます。すべての測距エリア選択モードを選ぶことができます。 F5.6対応クロス測距
F5.6対応横線検出ラインセンサー

EF24-85mm F3.5-4.5 USM | EF35-350mm F3.5-5.6L USM | EF55-200mm F4.5-5.6 USM |
EF55-200mm F4.5-5.6 II USM | EF80-200mm F4.5-5.6 | EF90-300mm F4.5-5.6 |
EF90-300mm F4.5-5.6 USM |
[Eグループ] 45点測距で、うち25点がクロス測距
45点でAF測距が可能(65点測距はできません)。
すべての測距エリア選択モードを選ぶことができます。なお自動選択AF時のAF領域を表す外側の枠(エリアAFフレーム)は、65点自動選択AF時と異なります。 F5.6対応クロス測距
F5.6対応横線検出ラインセンサー
使用できない測距点

EF-S10-18mm F4.5-5.6 IS STM | EF100mm F2.8 マクロ USM | EF800mm F5.6L IS USM |
EF1200mm F5.6L USM | EF28-70mm F3.5-4.5 | EF28-70mm F3.5-4.5 II |
EF28-80mm F3.5-5.6 | EF28-80mm F3.5-5.6 USM | EF28-80mm F3.5-5.6 II |
EF28-80mm F3.5-5.6 II USM | EF28-80mm F3.5-5.6 III USM | EF28-80mm F3.5-5.6 IV USM |
EF28-80mm F3.5-5.6 V USM | EF35-70mm F3.5-4.5 | EF35-70mm F3.5-4.5A |
EF35-80mm F4-5.6 PZ | EF35-80mm F4-5.6 II | EF38-76mm F4.5-5.6 |
EF80-200mm F4.5-5.6 USM | EF80-200mm F4.5-5.6 II |
[Fグループ] 45点測距で、うち15点がクロス測距
45点でAF測距を行うことができます(65点測距はできません)。すべての測距エリア選択モードを選ぶことができます。なお、自動選択AF時のAF領域を表す外側の枠(エリアAFフレーム)は、65点自動選択AF時と異なります。 F5.6対応クロス測距
F5.6対応縦線検出ラインセンサー
F5.6対応横線検出ラインセンサー
使用できない測距点

EF180mm F3.5L マクロ USM + Ext EF1.4x | EF22-55mm F4-5.6 USM | EF28-105mm F4-5.6 |
EF28-105mm F4-5.6 USM | EF35-80mm F4-5.6 | EF35-80mm F4-5.6 USM |
EF35-80mm F4-5.6 III |
[Gグループ※2] 5点測距で、うち中央1点がクロス測距
中央測距点、およびその上下左右の測距点でAF測距を行うことができます(上下左右の測距点は任意選択はできません。領域拡大AF選択時のみ機能します)。測距エリア選択モードは、1点AF(任意選択)、スポット1点AF(任意選択)、領域拡大AF(任意選択)のみ選ぶことができます。なお、レンズにエクステンダーを装着したときに、開放絞り数値がF8(F5.6超~F8まで)のときは、AFを行うことができます。 F5.6対応クロス測距
F5.6対応縦線検出ラインセンサー(任意選択不可)
F5.6対応横線検出ラインセンサー(任意選択不可)
使用できない測距点

EF300mm F4L USM + Ext EF2x (F8) | EF300mm F4L IS USM + Ext EF2x (F8) | EF400mm F4 DO IS USM + Ext EF2x (F8) |
EF400mm F4 DO IS II USM + Ext EF2x | EF400mm F5.6L USM + Ext EF1.4x (F8) | EF500mm F4L IS USM + Ext EF2x (F8) |
EF500mm F4L IS II USM + Ext EF2x (F8) | EF500mm F4.5L USM + Ext EF1.4x (F8) ※1 | EF600mm F4L USM + Ext EF2x (F8) ※1 |
EF600mm F4L IS USM + Ext EF2x (F8) | EF600mm F4L IS II USM + Ext EF2x (F8) | EF800mm F5.6L IS USM + Ext EF1.4x (F8) |
EF1200mm F5.6L USM + Ext EF1.4x (F8) ※1 | EF35-105mm F4.5-5.6 | EF35-105mm F4.5-5.6 USM |
EF70-200mm F4L USM + Ext EF2x (F8) | EF70-200mm F4L IS USM + Ext EF2x (F8) | EF100-400mm F4.5-5.6L IS USM + Ext EF1.4x (F8) |
EF100-400mm F4.5-5.6L IS II USM + Ext EF1.4x (F8) | EF200-400mm F4L IS USM Ext 1.4x:内蔵Ext 1.4x使用 + Ext EF1.4x (F8) | EF200-400mm F4L IS USM Ext 1.4x + Ext EF2x (F8) |
- ※1AFでピントが正確に合わないことがあります。使用するレンズやエクステンダーの使用説明書を参照してください。
- ※2中央測距に対して、上下左右の任意設定はできません。 測距エリア選択モードは、1点AF(任意選択)、スポット1点AF(任意選択)、領域拡大AF(上下左右4点)が選択可能です。 エクステンダー装着時に開放F8まで中央クロス測距が可能です。
EOS iSA System
顔や色を理解し、AEとAFを精密に制御。
人間には、瞬時に被写体の顔や色などを見分け、視線を追従させる能力があります。この視覚と認知の働きを応用し、より安定的な評価測光と、高度な被写体捕捉力を実現するために生まれたのがEOS iSA System。測光・調光/被写体検出センサーには、15万画素RGB+IR(赤外線)測光センサーを採用。分解能を高めることで、優れた被写体検知能力を発揮。また、測光だけでなく、被写体の動きにAFフレームが連動するEOS iTR AFとも連携。顔や色を検知し被写体捕捉能力や追従性の精度を高めています。

より安定的なAEを実現する252分割評価測光。
15万画素RGB+IR測光センサーを搭載しており、顔や色、輝度などを検知、その情報をもとに評価測光・評価調光を行います。測光は、センサーエリアを252分割(18×14ブロック)に分けて実行。赤外光を検知するIR画素も備えているため、EOSシーン解析システムのシーン判別とAF精度の向上に貢献しています。IR画素はRGB画素とともに輝度、顔、色検知にも活かされています。
人工光源下の露出のばらつきを抑制。フリッカーレス撮影※。
蛍光灯や水銀灯、LED光源、タングステン光などの人工光源下では、明滅周期の影響でちらつき現象(フリッカー)が起こります。速いシャッター速度での連続撮影時は、「露出や色のばらつき」や「1画面内の露出ムラ、色ムラ」が生じることがあります。この写りのばらつきを抑えるのがフリッカーレス撮影。光源のちらつきの周期を検知し、光量ピーク時のみ撮影。連続で撮った連続コマ間での露出を安定させることが可能です。

- ※100Hzと120Hzのフリッカーにおいて有効です。
- *シーンインテリジェントオートでは常時[する]に自動設定されます。また[する]設定時はレリーズタイムラグがわずかに長くなるほか、連写速度が低下する可能性があります。
- *ライブビュー撮影時、動画撮影時には機能しません。
マニュアル撮影時に絞り数値が変化しても、イメージの露出を維持。
マニュアル露出+ISO感度を任意設定しているとき、レンズの開放絞り値が変化すると、露出も変化してしまいます。こうした露出変化を防ぐために、自動的にISO感度またはシャッター速度をシフトさせることができます。レンズ交換時やズーム時に露出アンダーで撮れてしまったという失敗や、エクステンダーの着脱時に毎回露出を再設定する手間が省けます。

4種類の測光モードと、幅広い露出補正が可能。
測光モードは[評価測光]に加え[部分測光][スポット測光][中央部重点平均測光]の4種類を搭載。また露出補正は±5段(手動設定時)で設定できます(AEB設定時は±3段)。極端なローキー/ハイキー表現はもちろん、HDR合成用の素材撮影にも活用できます。
高速連写を実現する新しいドライブシステム
まだ見ぬ決定的瞬間に挑む。最高約10コマ/秒※の高速連続撮影。
有効画素数 約2020万画素という高画素のまま、最高約10コマ/秒の高速連続撮影を実現。これまで撮れなかった被写体の連続的な動きの"間"を高精細に捉えます。AIサーボAFで被写体を追従しているときも有効です。

- ※EOS iTR AFを[する]に設定して、屋内など暗い場所で撮影を行うと、連続撮影速度が低下します。 フリッカーレス撮影を[する]に設定して、フリッカー光源下で撮影を行うと、高速連続撮影時の連続撮影速度がやや遅くなります。
連続撮影可能枚数JPEG(ラージ/ファイン):約1090枚、RAW:約31枚。
連写し続けるという性能。
突然訪れるチャンス。連写中、もっとも写真にしたい瞬間にシャッターが切れなくなる致命的な問題に挑むために。EOS 7D Mark IIは、連続撮影可能枚数JPEG(ラージ/ファイン):約1090枚、RAW:約31枚、RAW+JPEG(ラージ/ファイン):約19枚を達成。より長くシャッターを切り続けることにこだわりました。
連続撮影可能枚数の一覧
記録画質 | 連続撮影可能枚数※1(約・枚) | |||
---|---|---|---|---|
CFカード:8GB | SDカード:8GB | |||
標準 | 高速(UDMA7) | 標準 | 高速(UHS-I) | |
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130 | 1090(F) | 125 | 1090(F) |
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2060(F) | 2060(F) | 2060(F) | 2060(F) |
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2000(F) | 2000(F) | 2000(F) | 2000(F) |
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3810(F) | 3810(F) | 3810(F) | 3810(F) |
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3060(F) | 3060(F) | 3060(F) | 3060(F) |
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5800(F) | 5800(F) | 5800(F) | 5800(F) |
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5240(F) | 5240(F) | 5240(F) | 5240(F) |
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20330(F) | 20330(F) | 20330(F) | 20330(F) |
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24 | 31 | 24 | 26 |
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28 | 31 | 28 | 31 |
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35 | 35 | 35 | 35 |
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18 | 19 | 18 | 18 |
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18 | 19 | 18 | 19 |
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18 | 19 | 18 | 19 |
- ※1連続撮影可能枚数は、当社試験基準8GBのメモリーカードを使用し、当社試験基準(アスペクト比3:2、ISO100、ピクチャースタイル:スタンダード設定時)で測定したものです。これらの数値は、被写体やカードの銘柄、アスペクト比、ISO感度、ピクチャースタイルなどの設定により変動します。
- *「F」が付いた数値は、カードフル状態まで連続撮影が可能です。
レリーズタイムラグ、最速時約0.055秒を実現。
ミラーアップ時のバウンド抑制を改善するなど、より短いレリーズタイムラグに挑み、最速時約0.055秒(絞り開放時)を達成。撮影者の意思に瞬時に反応します。
20万回の作動試験をクリア。高耐久シャッターユニット。
シャッターユニット内で合計4個のベアリングを採用し、エネルギー伝達効率と耐久性の向上を両立。シャッター作動試験20万回をクリアしました。

[ミラーバウンド抑制の工夫]

● メインミラーとサブミラーの双方にバウンドを瞬時に収束するバウンド吸収機構を採用しています。

● ミラーダウンの際、サブミラーがバウンドする方向と、逆方向に力を働かせてバウンドを減衰させるマスダンパーを採用しています。

[最高約10コマ/秒の高速連写の実現]
- ミラーチャージとシャッターチャージを各専用モーターで高速駆動する、2モーターシステムを搭載。
- 各モーターには高トルクの専用モーターを使用。特にシャッターチャージは、高効率な巻線方式を採用。
-
シャッターのチャージ時間を短縮するため、エネルギー伝達効率のよいベアリングを使用。さらに短距離ギアトレインを設定。
被写体の速さに合わせて、連続撮影速度をコントロール。
最高速度の連写は、すべての動体に対して有効とはいえません。たとえば動きが緩やかな被写体には低速に設定した方が有効な場合も。また、いつベストシーンが訪れるかわからず、連続撮影時間を長く確保したい場合にも、低速は有効です。設定可能範囲は[高速連続撮影※]で10~2コマ/秒。[低速連続撮影]で9~1コマ/秒で設定可能。さらにミラーバウンド抑制機構により静音化を追求した[静音連続撮影]では4~1コマ/秒から設定できます。

- ※高速と低速は、高速が低速を下回らないように制御されます。
- ※フリッカーレス撮影を[する]に設定し、フリッカー光源下で撮影するとき、高速側、低速側の設定速度は保障されません。