EOS Kiss M2 | 高画質

センサーやエンジンが違うから、美しさが違う。

写真の美しさは「センサーの大きさ」と「画像処理エンジンの性能」で決まる、といっても過言ではありません。EOS Kiss M2はAPS-Cサイズの大型センサーとキヤノンが磨き上げてきた映像エンジン DIGIC 8を採用しています。

撮影イメージ

大型サイズの約2410万画素APS-CサイズCMOSセンサー。

EOS Kiss M2は、一般的なスマホと比べてはるかに大きい「APS-Cサイズ」のセンサーを搭載しています。記録できる情報量が多いため、肌の質感やニュアンス、色の微妙なグラデーションまで繊細に表現できます。スマートフォンでは表現が難しいとされる、やわらかくて自然なボケ味も楽しめます。

センサーのサイズ比較

高画質を生み出す原動力、映像エンジンDIGIC 8

レンズから入った光は“情報”となり、CMOSセンサーが受け止めます。それを高画質フォトへと仕上げるのが、圧倒的な画像処理能力を誇る映像エンジンDIGIC 8です。DIGIC 8は、オートフォーカスによる高精度なピント合わせや、高感度撮影におけるノイズ低減などにも貢献。写真の高画質化のみならず、優れたパフォーマンスの原動力になっています。

DIGIC 8 ロゴ

暗いシーンのシャッターチャンスも。

ブレやノイズを抑える、常用ISO感度100-25600(拡張51200相当)

夜景や暗いシーンでは、シャッターをきるときのわずかな動きで写真がブレたり、画像がざらついた質感になったり、イメージ通りに撮れないことが多いもの。EOS Kiss M2は静止画で100-25600(拡張51200相当)の常用ISO感度を実現。暗いシーンで感度を上げて撮影しても、ブレやノイズの少ないクリアな画像が得られます。

撮影イメージ:暗いシーン

手ブレをより強力に抑える、デュアルセンシングIS。

シャッターをきるときのカメラ本体のブレを検知し、高精度に手ブレを抑えます。手の震えなどによる細かいブレはもちろん、呼吸するときの体揺れによるゆっくりとした大きなブレも制御します。

対応レンズ
EF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STM
EF-M55-200mm F4.5-6.3 IS STM
EF-M18-150mm F3.5-6.3 IS STM

  • お買い求めの時期により、レンズのファームウェアの更新が必要です。
※ 画像はイメージです。
図:デュアルセンシングIS

カメラ内で高度な画像補正が可能。

レンズの特性がもたらす「色にじみ」などを、カメラ内で補正できるデジタルレンズオプティマイザを搭載。撮影時にぼやけた印象の写真も、ディテールまで先鋭感のある鮮明な一枚に仕上げられます。

画面:Digital Lens Optimizer
[処理前]
回折前の収差などによって解像度が劣化
処理前
デジタルレンズオプティマイザ[処理後]
絞り全域で鮮鋭感を高められます
処理後

白トビを抑えて、自然な明るさに。

検出した顔の白トビを抑えて撮影。

顔検出と連動して従来のように自然な明るさへ補正するのに加え、顔内の白トビを自然に低減します。

顔の白トビ

白トビの補正レベルを4段階から選べる。

昼間の屋外などで人物を撮影すると、強い日射しで肌が極端に明るくなっている場合があります。そんなときはオートライティングオプティマイザが、肌の光沢を抑え顔の白トビを自然に補正します。また、明るい領域の階調を補正することも可能。効果は[標準/弱め/強め/しない」の4段階から選べます。

しない

高輝度側の信号が失われてしまい。
白トビしてしまうことも。
ALO効果比較

弱め/標準

白トビを回避して、
明るい領域もしっかりと表現。
ALO効果比較

強め

コントラストを保ちながら、
明るい領域での階調を豊かに表現。
ALO効果比較

高輝度側階調の拡張で白トビを改善。

ハイライト部分が白くとんでしまうような日射しが強いシーンでは「高輝度側・階調優先」を設定しておくことで、シャドー部からハイライト部分までなめらかに表現した画像が得られます。EOS Kiss M2は「する(D+)」のほかに、白とび抑制効果と階調表現をさらに強める「強(D+2)」を選択できます。

D+2

従来モデルでは失われていた高輝度側の信号を活用して階調表現を拡張。白トビの改善に貢献。
D2

D

高輝度側の信号が失われて階調性を失い、白トビが発生するケースも。
D

「ホワイト優先」の追加で表現の幅が広がる。

ホワイトバランスをオートに設定するとき、「雰囲気優先」または「ホワイト優先」が選べます。「ホワイト優先」は、白熱電球などの光源下において、赤みを抑え、白は白く描写。ホワイトバランスモードを切り換えなくても、忠実な色再現性が得られます。

画面:ホワイト優先

オート(ホワイト優先)

光源の赤みが残りにくく、全体にすっきりした印象
ホワイト優先

オート(雰囲気優先)

やや赤みが残り、温かい印象に仕上げられる
雰囲気優先