EOS Kiss X10 | 高速オートフォーカス

自由なスタイルで撮影

光学ファインダー&ライブビュー

ファインダーをのぞいて撮影に集中できる「光学ファインダー撮影」と、タッチパネルを利用してスマホ感覚で撮影が楽しめる「ライブビュー撮影」を自由に切り替え。シチュエーションに合わせて好みのスタイルで撮影できます。光学ファインダーでの撮影の場合、両手と顔の3点でカメラを固定できるため、手ぶれしにくいというメリットがあります。

図:光学ファインダーとライブビュー

ピント合わせは、すばやく、正確に。

高精度なピント合わせを実現する「中央クロス9点AFセンサー」

中央枠を含む9点で被写体にピントを合わせる「中央クロス9点AFセンサー」を搭載。高速で高精度なフォーカスで撮りたいものをとらえます。AIサーボAFを利用すれば、ピントを合わせたあとに被写体が移動しても、動きにあわせてフォーカスし続けます。

被写体に応じて3つのピント合わせ。

動きまわる被写体をとにかく写真に収めたいときや、動きの少ない被写体を構図にこだわって撮影したいときなど、被写体に応じてピントの合わせ方が選べます。

動き続ける被写体に。AIサーボAF II アイコン:AI SERVO

一度ピントを合わせると、シャッターボタンを半押ししている間、9点の測距エリアと連動して被写体を追いかけ、高精度にピントを合わせ続けます。

  • AFフレームを自動選択にしているときは、はじめに中央の測距点で被写体をとらえる必要があります。

止まっている被写体に。ワンショットAF アイコン:ONE SHOT

一度ピントを合わせると、シャッターボタンを半押ししている間ピントがロックされるので、構図を決めてから撮影できます。花や小物や寝顔など、動かない被写体に便利です。

  • ドライブモードを[ソフト1枚撮影/ソフト連続撮影]に設定したときは、[ワンショットAF]に自動設定されます。

動きが予測できない被写体に。AIフォーカスAF アイコン:AI FOCUS

ピントを「ワンショットAF」で合わせた後に、被写体が動きはじめると、自動的に「AIサーボAF II」に切り替わり、被写体を追いかけます。

連写でシャッターチャンスを逃さない。

あちこち動き回る子どもやペット、スポーツシーンなどは、シャッターをきるタイミングを定めにくいもの。そんなときは連写で撮っておけば、あとでゆっくりベストショットを選ぶことができます。EOS Kiss X10は1秒間に最高5コマの連続撮影に対応。いい表情やクライマックスの瞬間を逃しません。連写時の音を控えたい場所では、シャッター音を抑えて連写できる「ソフト連続撮影」が役立ちます。

写真:最高約5コマ/秒の高速連写
  • ソフト連続撮影時の連写スピードは最高約2.5コマ/秒です。

ライブビュー撮影でも、瞬間ピント合わせ

ライブビュー撮影の特長

液晶モニターを見ながらシャッターをきれるライブビュー撮影。タッチ操作でピント位置をダイレクトに指定したり、設定した機能による仕上がりの違いを確認しながら撮影するなど、モニターの良さを活かした撮影が可能です。また液晶モニターの角度を変えて大胆な構図でねらえるのもライブビュー撮影の魅力です。

図:タッチシャッター

先進のAF技術、デュアルピクセルCMOS AF

デュアルピクセルCMOS AFは、全画素がAFと撮像の両方を兼ねるセンサーによって実現されたAF技術。この独自の仕組みにより、撮像面の広いエリアにおいて測距可能になるほか暗いシーンなど、一般的にAFが難しいとされるシーンでも高精度かつスピーディーにフォーカスすることができます。

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測距エリア拡大&最大143点の測距点。

図:測距エリア

DIGIC 8を搭載したことで、デュアルピクセルCMOS AFが大きく進化。装着するレンズによってはセンサー面の横約88%、縦約100%のエリアで最大143点の測距点を活かしたフォーカスを実現。またこれに該当しないレンズの場合は、横約80%、縦約80%のエリアで最大99点の測距点が高精度なAFを可能にします。

「瞳」を検知しフォーカス。

構図内に人物の顔が入ると、瞳の部分を検知して自動でフォーカス。一度検知すれば、被写体が動いても追従しながらフォーカスし続けるため、被写体の動きを止めることなく、活き活きとした表情を撮影できます。初期設定ではカメラに近いほうの瞳にピントを合わせますが、タッチ操作を利用してピントを合わせたい瞳を任意で選ぶことも可能です。

イメージ:瞳フォーカス

ライブビュー撮影時のピント合わせ

ピントを合わせる広さを設定[AF方式]

スポット1点AF

1点AFよりも狭い範囲でAFを行います。小さい被写体にピントを合わせたいときに役立ちます。

作例:スポット1点AF

アイコン:顔認識+追尾優先AF

対象は画面全体。顔を見つけると、ピント合わせを実行。顔が動いても、横顔になっても、AFフレームが自動的に追いかけます。顔以外の被写体にピントを合わせて追いかけることも可能です。

写真:顔認識+追尾優先AF

ゾーンAF

一定の大きさの「ゾーン」の中で、被写体を自動で見つけてピントを合わせます。1点AFよりも広い領域でピントを合わせるため、動きが速く、予測しづらい被写体に有効です。

作例:ゾーンAF

1点AF

ピントを合わせたいところにタッチすると、その場所にAFフレームが一瞬で移動してピントを合わせます。EOS Kiss X10はAFフレームを最大3,975ポジションから選択できるため、十字キーでフレームをきめ細かく移動させて、AF位置を任意で指定することも可能です。

作例:1点AF

撮影も、操作も、すべてタッチで

液晶画面に、タッチして撮影[タッチシャッター]

タッチシャッターはON/OFFの切り換えが可能。ONに設定しておけば、画面をタッチしてピントが合った後、そのままシャッターを切ることができます。

写真:タッチシャッター 作例

画像の拡大や設定の変更も、タッチでらくらく[タッチパネル]

ピント合わせや撮影、画像の再生、カメラの設定など、画面に触れるだけでさまざまな操作が行えます。静電容量方式で、触った位置の検出も高精度。さらに2本の指で画像の拡大縮小やトリミングも可能。タッチしたときの感度も変えられ、「敏感」を選ぶと画面に触れたときの反応が、さらによくなります。

画面:クイック設定
画面:画像の拡大
画面:再生画像送り

ワンタッチで自分撮りに最適なモードに

ライブビュー撮影中、「タッチシャッターON」の状態で液晶モニターを前に向けると、ライブビュー画面上に、[自分撮り]ボタンが表示されます。表示されたボタンをタッチすると自分撮りに最適な設定にシフト。液晶モニターの角度を自在に調節できるので、構図を確認しながらかんたんに、しかも高画質で自分撮りが行えます。

写真:自分撮りモード 作例
  • 手ブレしにくいプログラムAE特性へ変更されます。クイック設定項目も自分撮りに適した内容になります。
  • 画像はイメージです。