EOS Kiss X9iには、すべてカメラにおまかせで撮影したり、シーンごとに適切な撮影ができたり、かんたんにキレイな写真を撮るためのモードがたくさん。もちろん一眼の高機能を活かした高度な応用撮影も可能です。
EOS Kiss X9i | かんたん操作
かんたんに撮影できるモードが充実

おまかせキレイモードが勢ぞろい[かんたん撮影ゾーン]
「かんたん撮影ゾーン」に入っているモードは、シャッター速度や絞り数値など、むずかしい設定はカメラにおまかせ。シャッターを押すだけで、かんたんに撮影が楽しめるモードばかりです。EOS Kiss X9iでは、新たに集合写真モードが加わりました。
シーンインテリジェントオート
シャッターを押すだけでキレイに撮れる"全自動"モード。カメラが色や明るさ、状況など、周囲の状況を的確に判断して、どんなシーンでも適切な画づくりを実行。たとえば被写体が人物であることを見分けると、人の顔をより自然な肌色に、風景なら青空や緑をより鮮やかに仕上げます。

クリエイティブオート
ピントを合わせる範囲を設定できるほか、好きな雰囲気を選んで撮影可能。加える雰囲気の効果の強弱も選べます。


[
で選択できる雰囲気]
くっきり鮮やかに

ふんわりやわらかく

暖かくやさしく

しっとり深みのある

ほの暗くひっそりと

雰囲気 標準
「かんたん撮影ゾーン」で標準設定されている仕上がりに。多くのシーンに活用できます。
明るく
写真を明るく仕上げます。
暗く
写真を暗く仕上げます。
モノクロ
白黒、セピア、青の3つのモノクロから選択できます。
ポートレート

風景

クローズアップ

スポーツ

ストロボ発光禁止モード

スペシャルシーン(SCN)
日常のさまざまなシーンをさらに細かく分類。それぞれに適したモードで撮影できます。集合写真モードが新たに加わり、シーンは全部で7種類。 HDR逆光補正を除くモードで、明るさの調整(露出補整)が可能です。
集合写真

キッズ

料理※1
- ※1人物が写り込むと、肌色が適切にならない場合があります。
- ※2ストロボ発光時は、「色あい」の設定が標準設定に切り換わります。

キャンドルライト
- ※ライブビュー撮影時は、設定できません。

夜景ポートレート
- ※三脚の使用をおすすめします。

手持ち夜景
- ※記録画質はJPEGとなります。RAW+JPEG(ラージ/ファイン)またはRAWが設定されている場合は、JPEG(ラージ/ファイン)で記録されます。

HDR逆光補正
- ※記録画質はJPEGとなります。RAW/JPEG(ラージ/ファイン)またはRAWが設定されている場合は、JPEG(ラージ/ファイン)で記録されます。

クリエイティブフィルター
11種類のフィルターを使って、写真をより印象的に仕上げられる撮影モード。モードでは、ファインダー撮影とライブビュー撮影の両方でフィルターを使用できます。
モードでは、ライブビュー撮影時に使用できます。ライブビュー撮影では、液晶画面で仕上がりを確認しながら撮影できます※。フィルターは、撮影した画像にかけることも可能(HDRの4モードを除く)。再生画面のクイック設定から選択できます。フィルター処理をした画像は、別ファイルとして保存されます。
- ※記録画質がRAW、RAW/JPEG(ラージ/ファイン)のときや、AEB、ホワイトバランスブラケティング、マルチショットノイズ低減機能を設定しているときは確認できません。
ラフモノクロ

ソフトフォーカス

魚眼風

水彩風

トイカメラ風

ジオラマ風

油彩風

HDR 絵画調標準※5

HDR グラフィック調※5

HDR 油彩風※5

HDR ビンテージ調※5

- ※1効果の度合いによって画面周辺がカットされる場合があります。また画面中央部を拡大させて魚眼風効果をつくっているため、記録画素数の少ない設定で処理を加えると、画面中央付近の画素数が少なくなり、ぼやけた印象になる場合があります。
- ※2夜景や暗い撮影シーンのグラデーションがなめらかに再現されなかったり、ムラやノイズが発生することがあります。
- ※3空や白壁のようなシーンのグラデーションがなめらかに再現されなかったり、ムラやノイズが発生することがあります。
- ※4
モードで、ライブビュー撮影時のクイック設定からのみ選択できます。
- ※5
モード時のみ選択できます。また、撮影後の画像には使用できません。
慣れてきたらチャレンジ[応用撮影ゾーン]
せっかくのハイスペックな一眼レフ。カメラに慣れてきたら、設定の変更にもぜひチャレンジを。シャッター速度や絞り数値、ISO感度、ホワイトバランスなど、さまざまな設定を自由に組み合わせることで、自分の思ったとおりの写真を撮影することができます。
絞り優先AE

シャッター優先AE

プログラムAE

マニュアル露出

思いどおりの色彩に仕上げる[ピクチャースタイル]
ピクチャースタイルを変えることで、写真の色彩を調整することができます。カメラに搭載されている色彩パターンは8種類。キヤノンのホームページからは「紅葉」「エメラルド」「トワイライト」など、ひと味違うピクチャースタイルもダウンロードできます。
- ※ダウンロードしたファイルは、ソフトウエアを使うことでカメラに登録・使用できます。

オート
新EOSシーン解析システムで得られた情報を基に、被写体やシーンに合わせて、自動で適切な色彩調整を行います。特に青空、緑、夕景などが色鮮やかに仕上がります。「かんたん撮影ゾーン」では、 モードの「魚眼風」「HDR絵画調標準」のみ「オート」に、それ以外は
「スタンダード」に設定されます。
- ※既存のピクチャースタイルを自動選択する機能ではありません。

スタンダード

ポートレート

ディテール重視

ニュートラル

忠実設定

- ※標準的なデイライト光源下で撮影した写真が、測色的に被写体の色とほぼ同じになるように調整されます。
モノクロ

風景



ユーザー設定
オリジナルのピクチャースタイルを最大3件まで登録できます。
見た目に近い“白”を再現する[ホワイトバランス(WB)]
目で見る"白"は、明るさや状況によってまったく違う"白"に見えます。WBは、光源によって生じる白の違いを調整し、より見た目に近い白を再現する機能です。白熱電球などの赤味を残したいときは「雰囲気優先(AWB)」、赤味を残したくないときは「ホワイト優先(AWB・W)」を選択可能。「かんたん撮影ゾーン」では、雰囲気優先(AWB)に自動設定。新EOSシーン解析システムが色合いを解析し、高精度に白を再現します。ホワイトバランスを応用すると、多彩な写真表現が楽しめます。
シーンに合わせて明るさを調整できる[露出補正]
通常、カメラが適正と判断する露出(写す明るさ)は「0」。そこから数値を1段階プラスに設定すると、カメラが1段階明るい状態を適正と判断して明るく撮れます。明るくさわやかに撮影するなら数値をプラスに、暗くしっとり撮るなら数値をマイナスに変更します。±5段※まで補正できるので、極端な設定も可能です。
- ※ファインダー内は±2段表示です。±2段を超える設定では、表示外に←→が表示されます。またライブビュー撮影時/動画撮影時、撮影画面表示を「やさしい」に設定しているときの露出補正は±3段です。

【応用】露出の違う写真を3枚連続で撮れる[AEB撮影]
たとえば「露出0」「−2段」「+2段」など、露出の異なる写真を3枚連続で撮影できる機能です。EOS Kiss X9iでは、シャッター速度で得られる標準露出を超えた場合、ISO感度変更による露出調整が可能になり、AEB撮影がしやすくなりました。
- ※AEBの設定幅は±2段です。

電源オフ時で、補正値を解除できる[露出補正の自動解除]
暗い場所で露出を+に補正をしたまま、明るい場所で撮影して明るすぎてしまった、などのケースを防ぐために、電源をオフにした時点で露出補正の設定を解除する選択が可能になりました。
