EOS R | 高速AF

世界最速AF、0.05秒を達成

EOS RのデュアルピクセルCMOS AFは、35mmフルサイズカメラにおいて世界最速のAFスピードを達成。撮影者の意思に遅れることなく動体の一瞬の動きを捉えます。さらにAF精度や追尾性能も進化。あらゆるシャッターチャンスに対応します。

  • 2018年9月4日現在販売されている35mmフルサイズ相当の撮像素子を搭載したレンズ交換式デジタルミラーレスカメラの撮像面位相差AFおよびコントラストAFにおいて(キヤノン調べ)。CIPAガイドラインに準拠して測定したAF時間の結果から算出(撮影条件や使用レンズにより異なる)。内部測定方法。
    [測定条件]測距輝度:EV12(常温・ISO100)、撮影モード:M、RF24-105mm F4 L IS USM使用、焦点距離24mm位置、シャッターボタン操作による静止画撮影時、AF方式:1点AF(中央)、AF動作:ワンショットAF時

進化したデュアルピクセルCMOS AF

デュアルピクセルCMOS AFは、全画素が撮像と位相差AFの両方を兼ねるセンサーによって実現したキヤノン独自のAF技術。撮像面の広いエリアで測距可能になるほか、暗いシーンなど、一般的にAFが難しいとされるシーンでも高精度かつスピーディーにAFが可能。EOS Rでは、さらにAFの高速・高精度化、測距エリアの拡大、測距点の多点化に成功しました。RFレンズからの豊富な情報と、デュアルピクセルCMOS AFが高度に連携。これにより、EOS史上最高ともいえるデュアルピクセルCMOS AFが完成しました。

  • AF時は映像表示範囲の横約88%×縦約100%の範囲において測距。ただし、一部のレンズでは、横約80%×縦約80%になります。
図:デュアルピクセルCMOS AF
写真:AF作例

約88%×約100%の広範囲AFエリア

測距可能エリアは、EOSのフルサイズで最大の約88%(横)×約100%(縦)の広範囲を実現。画面の隅に被写体を配置するような構図でも、高速・高精度なAFが可能に。DIGIC 8の高速処理能力を活かし、より低コントラストの被写体や低輝度シーンにおいて、高い被写体捕捉能力、測距精度を発揮します。

図:広範囲AFエリア
  • アイコン:AFエリア 赤線
    対応レンズ:RFレンズ、EFレンズ(現行製品。一部、非対応のレンズあり)、エクステンダーEF1.4× III/エクステンダーEF2× III使用時。※ マスターレンズに準じます。
  • アイコン:AFエリア 青線
    対応レンズ:EFレンズ(現行製品以外)、EF-Sレンズ(クロップとなるため)、エクステンダーEF1.4× /エクステンダーEF2× エクステンダーEF1.4× II/エクステンダーEF2× II使用時。

最大5655ポジションのAFフレーム選択可能ポジション

AFエリア任意選択時は、横87×縦65の5655ポジションのAFフレーム選択可能ポジションから任意の位置を指定できます。これにより、よりきめ細かいピッチで滑らかに測距点の移動が可能。被写体をピンポイントに測距しやすくなるため、被写界深度が浅い撮影でも、狙い通りにピントが合わせられます。

図:最大5655点のAFフレーム選択可能ポジション

143分割(数)の自動選択時AFエリア分割数

自動選択時AFエリア分割数(顔+追尾優先AF)は、EOSで最大となる143分割で被写体を捉えます。被写体を検知した場合は、AF枠が1点となり、さらに細かなステップで追尾を実行します。動く被写体も、広範囲なAFエリアを使って快適に捉えることができます。

図:143点の自動選択時AFエリア

世界初AF低輝度合焦限界EV-6

光学ファインダーでは見えなかった低輝度の状況下でも、明るい電子ビューファインダー(EVF)により視界は鮮明に。EOS Rは、EVFとの相乗効果で、肉眼で捉えづらい被写体にもAFする低輝度撮影が可能です。中央測距点でF1.2のレンズでの撮影時、EV-6の低輝度限界を達成しました。開放F値が暗いレンズでも優れたAF性能を発揮します。

  • 35mmフルサイズ相当の撮像素子を搭載したレンズ交換式デジタルカメラの撮像面位相差AFにおいて。2018年9月4日現在(キヤノン調べ)。キヤノン試験基準による。(静止画撮影時・F1.2・中央測距点・ワンショットAF・常温・ISO100)
  • 低輝度環境での撮影時は、EVFのフレームレートが下がることがあります。
実際の状況(イメージ)
写真:実際の状況(イメージ)
ファインダー内の明るさ
図:ファインダー内の明るさ

ポートレート撮影に効果、瞳AF※1

被写体の瞳を検知してAFする[瞳AF※1]を搭載。初期設定ではカメラに近い方の瞳を自動で選択※2。被写界深度が限りなく浅い状態でも、瞳にピンポイントでフォーカスを合わせることができます。

  • ※1
    [ワンショットAF]、[顔+追尾優先AF]、[瞳AF:する]の時に機能します。瞳とカメラの距離が同程度の場合は、画面中心に近い方の瞳を選択します。
  • ※2
    手動で選択することも可能。顔選択フレーム内の瞳をタッチして選択するか、十字キーでAFフレームを移動することも可能です。
大口径レンズでのポートレート撮影に有効です
図:瞳AF

被写体や撮影スタイルで選ぶ7つの測距エリア

EOS一眼レフカメラ光学ファインダーAFと同様の感覚で撮影できる[測距エリア選択モード]を搭載。画面の広いAF領域を有効に活用できます。[領域拡大AF(上下左右)]や[領域拡大AF(周囲)]、[ラージゾーンAF(縦・横)]を新たに備えました。

顔・追尾機能
図:顔・追尾機能
1点
図:1点
領域拡大AF(上下左右)
図:領域拡大AF(上下左右)
領域拡大AF(周囲)
図:領域拡大AF(周囲)
ゾーンAF
図:ゾーンAF
ラージゾーンAF(縦)
図:ラージゾーンAF(縦)
ラージゾーンAF(横)
図:ラージゾーンAF(横)

連写性能

最高約8.0コマ/秒※1の連続撮影

約3030万画素ながらも最高約8.0コマ/秒※1の連続撮影を実現。連続撮影可能枚数は、RAW+JPEGラージ/ファインで約34枚※2を達成。RFレンズ使用時は表示フレームレートを向上させる[アイコン:高速表示高速表示]が選択可能。連写中のフレーミングをサポートします。

  • ※1
    AF動作が[ワンショットAF]時。また撮影条件(バッテリー残量、温度、フリッカー低減処理、DPRAW撮影、シャッタースピード、絞り数値、被写体条件、明るさ、AF動作、レンズの種類、ストロボ使用、撮影機能の設定など)により異なります。サーボAF時は、最高約5.0コマ/秒(連続撮影速度優先)となります。
  • ※2
    当社試験基準SDカード(標準:32GB/高速:UHS-II対応32GB)を使用し、当社試験基準(高速連続撮影、静止画クロップ/アスペクト:フルサイズ、ISO100、DPRAW撮影:しない、ピクチャースタイル:スタンダード)で測定。
図:約8.0コマ/秒の高速連写

明滅する人工光源下でも安定した露出に。フリッカーレス撮影

蛍光灯や水銀灯、LED光源、タングステン光などの明滅する人工光源下では、明滅周期の影響でちらつき現象(フリッカー)が起こります。この状況下でシャッター速度を上げて撮影すると、露出ムラや色ムラが生じることがあります。EOS Rでは、撮像素子によるフリッカー検知動作を行うことで写真の明るさや色を安定させ、露光タイミングを調節した撮影が可能です。

  • 明滅周期が100Hzと120Hzのフリッカーにおいて有効です。
  • 連続撮影中に光源の状態が変化したときは、フリッカーの影響を低減できない場合があります。
  • [する]設定時はレリーズタイムラグが長くなるほか、連写速度が低下したり連続撮影間隔にばらつきが生じたりする可能性があります。

優れたAF追従

奥行き情報をプラスした追尾性能

輝度、色、顔の2次元の情報に加え、[奥行き情報]を活用し、より高性能な追尾AFを実現。[奥行き情報]では、被写体周辺の距離情報をリアルタイムでモニタリング。従来のAFでは難しかった、主被写体に類似する別の被写体が画面内に混在するシーンや被写体と背景が同系色のシーンでの追尾性能が向上しています。

図:奥行き情報

サーボAFの特性をカスタマイズ可能

被写体の動きに合わせて、サーボAFの特性をカスタマイズ可能。[被写体追従特性][速度変化に対する追従性][測距点乗り移り特性]の3項目を調整できます。たとえば[被写体追従特性]はマイナス側なら、障害物の影響を受けにくくなり、プラス側なら急に現れた被写体にすばやくピントを合わせることができます。

図:サーボAF

タッチ&ドラッグAFでのぞきながらAF操作

ファインダーをのぞいたまま、タッチパネルの操作でピント位置を調整できるタッチ&ドラッグAF。ピントの位置を指で指定する[絶対位置]と、現在のピント位置から指をスライドさせた方向に移動させた分だけピント位置を動かす[相対位置]に対応しています。タッチ領域は9種類。左手での操作や親指がどこまで届くかなど、撮影者のスタイルに合わせて選べます。また、ファインダーで行える動画撮影時のAF移動も快適です。

図:タッチ&ドラッグで覗きながらAF操作

遂に焦点距離最大1600mmでAFを実現。測距エリア全域でF11光束対応AF

EOS Rは、測距エリア全域でF8/F11光束対応AFを実現。最大1600mmの焦点距離でAFが可能になるため、野生動物、スポーツなどでの撮影領域がさらに広がります。

  • レンズや状況によって対応できない場合があります。
図:焦点距離最大1600mmでAFを実現