EOS R | 信頼性&基本性能

新デザイン

細部まで精緻化された新デザイン

EOS Rシステムを象徴するマウントには、上質な金属を採用。精緻かつ強固に連結するイメージで、システムとしての先進性、普遍性を融合。それがEOSの新時代を告げるマウントコアデザインです。カメラは可能な限りダイヤルボタン類を外装面に合わせた、フラットフォルムを追求。金属製のダイヤル類を精緻に埋め込みました。操作部材の形状や質感は、指先の感覚で判別できるよう細部まで工夫されています。

写真:新デザイン
写真:新デザイン
写真:新デザイン

高耐久性

さまざまな撮影フィールドに応える、防塵・防滴構造

厳しい環境下でも撮影に集中できる、信頼性の高い防塵・防滴構造を採用。電池室やカードスロットカバー開閉部などにシーリング部材を採用。ダイヤル回転軸など、シーリング部材を組み込みにくい箇所でも、部品間の隙間を極力小さくするよう高精度化しています。

  • カメラは防塵・防滴に配慮した構造ですが、砂塵や水滴などの侵入を完全に防ぐものではありません。
シーリング部材 高精度化パーツ

シャッター耐久約20万回。小型化と耐久性を両立

メカシャッターの耐久性は約20万回を達成。電源OFF時はレンズ交換をする際のCMOSセンサーへのゴミやホコリの侵入を抑えるため、シャッターが閉じる仕様を採用しています。

写真:メカシャッター

サイレントシャッター機能を搭載

サイレントシャッター機能の搭載により、無音撮影が可能。演奏会や発表会、美術館などシャッター音が気になるシーンで威力を発揮します。

  • 次の機能とは同時に使用できません(多重露出撮影、HDR撮影、マルチショットノイズ低減、長秒時露光のノイズ低減、ストロボ撮影、連続撮影、AEB撮影、フリッカー検知、DPRAW、LVソフト撮影)。
  • AF駆動や絞り駆動が行われた場合の駆動音は発生します。
  • CMOSセンサーのスリットローリング撮影を行います。
  • 本機能のご使用にあたっては、被写体のプライバシー、肖像権などの権利を侵害することのないよう、十分にご配慮ください。

新露出モード

EOS初、Fvモード(フレキシブルAE)を搭載

シャッタースピード、絞り、ISO感度を、AUTOもしくは任意で設定できるFvモードを初めて搭載。Fvモードから切り替えることなく、自由に露出変更(Av、Tv、M、ISOオートなど)が可能です。すべてをオートにしたPモード(プログラムAE)の状態から、任意でパラメータを直接変更し、十字キーの下ですべてAUTOに、十字キーの上で設定した項目の数値のみがAUTOに設定されます。

  • 初期設定。
図:Fvモード(フレキシブルAE)

4つの測光方式

測光方式は撮像素子によるリアルタイムの384分割(24×16)測光。すべてのAFフレームに対応する[評価測光]、画面内の中央部約6.1%の範囲を測光する[部分測光]、約2.7%の範囲を測光する[スポット測光]、[中央部重点平均測光]の4種を搭載しています。

図:4つの測光方式

HDR撮影

明暗差の大きなシーンも3枚の画像を合成して、階調豊かな一枚に

白トビや黒つぶれが気になるシーンで有効な作画機能。[露出アンダー/標準/オーバー]の3画像を連続で撮影。標準露出に近い部分を合成し、階調が豊かな1枚の画像を生成します。露出の振り幅は[自動]のほか、[±1/±2/±3]から選択可能。仕上がりの効果は[ナチュラル][絵画調標準][グラフィック調][油彩調][ビンテージ調]から選べます。

写真:HDR

高精度なHDRを可能にする画像位置自動調整

カメラブレなどによる、微妙な画像のズレをカメラが検知。自動的に補正し、鮮鋭感の高い画像をつくります。

多重露出撮影

複数の画像を重ね、ひと味違う作品に仕上げる多重露出撮影

2~9枚の画像(任意設定)を重ね合わせ、1枚の作品をつくる多重露出撮影。撮影モードは[機能・操作優先モード][連続撮影優先モード]の2種を搭載。1枚撮影するごとに、重ね合わせた画像が液晶モニターに表示され、再生操作でも画像の重なり具合を確認することができます。

機能・操作優先モード

撮影途中にメニューやAFモード、ドライブモードなどの撮影機能の切り替えが可能。また、多重画像に加えて撮影した全画像を保存できます。再生操作でも重ね合わせた画像を液晶モニターで確認でき、撮影中にファインダー撮影とライブビュー撮影を切り替えることも。意図しない画像になった場合は、画像合成を1枚前の状態に戻して撮影し直すことも可能です。

連続撮影優先モード

速い動きを高速で連続撮影し、その軌跡を1枚の画像で表現できます。スポーツや動物などの撮影に効果的です。記録するのは多重画像のみ。

  • [連続撮影優先モード]では、撮影途中の[メニュー画面の表示][撮影直後の画像確認][画像再生][撮影のやり直し]はできません。

さまざまな表現を生み出す、4つの多重露出制御

重ね合せる画像の露出を、加算/加算平均/比較(明)/比較(暗)から選択可能。

<加算>

フィルムカメラと同様に、設定した露光量をそのまま加算。画像ごとに露出を変えると、その明るさの変化を多重画像に反映できます。

<加算平均>

多重露出の回数に応じてカメラが自動でマイナス補正。最終的に標準露出になるよう自動調整するため、AEでも手軽に多重露出が可能です。露出を変えて撮影しても、各画像の明るさは重ね合わせる際に平均化されます。

<比較(明)>

画像を比較し、より明るい部分を優先して合成します。背景と被写体の明暗差を利用し、切り抜き合成のような効果を得ることも可能です。明るい画像を優先するため、露出オーバーの心配もありません。

<比較(暗)>

画像を比較し、より暗い部分を優先して合成します。黒い被写体やシルエットに明るい画像が重ならず、引き締まったシャドーが得られます。

カメラ内画像処理

カメラ内RAW現像。レンズ光学補正も可能

RAW画像、C-RAW画像をJPEGに変換して保存可能。変換時には、細かい画像調整が可能です。[明るさ補正][ホワイトバランス][ピクチャースタイル][オートライティングオプティマイザ][高感度撮影時のノイズ低減][JPEG記録画質]などに加え、周辺光量補正や歪曲収差補正といった[レンズ光学補正]も。デジタルレンズオプティマイザや回折補正も行えます。

イメージ通りの構図へ。カメラ内トリミング機能

JPEGで撮影した画像をカメラ内でトリミング可能。構図の完成度をより高めた作品に仕上げることができます。

  • RAW画像はトリミングできません。
  • 4K動画からフレーム切り出しした画像はトリミングできません。
写真:カメラ内トリミング機能

JPEG画像を小さくできる、カメラ内リサイズ

サイズの大きな記録画質で撮影した画像をカメラ内で縮小できます。Wi-Fiでスマートフォンに画像を転送する際など、データ量を軽くしたいときなどに便利。リサイズした画像は、新規画像として保存されます。

  • RAW画像はリサイズできません。
  • アスペクト比の変更はできません。
  • 4K動画からフレーム切り出しした画像はリサイズできません。

USBによるバッテリー充電が可能

USB電源アダプターPD-E1により、EOS Rのバッテリー充電が可能※1※2。また、バッテリーグリップBG-E22装着時は、LP-E6N※3を2個※4充電できます。

  • ※1
    撮影中は充電ができません。カメラの電源OFFの状態で充電可能です。
  • ※2
    バッテリーチャージャーがない場面でもEOS Rの充電が可能です。
  • ※3
    LP-E6は充電できません。
  • ※4
    2個入れることができますが、同時には充電されません(一方から充電が始まり、その1個が満充電になると他方の充電が始まります)。
写真:PD-E1

USB3.1対応 デジタル端子

大容量ファイルも高速転送。USB3.1 Type-C対応のデジタル端子

大容量画像ファイルを高速でパソコンなどに転送するSuperSpeed USB(USB3.1 Gen1)対応のデジタル端子を装備。インターフェースケーブルIFC-100Uとケーブルプロテクターも付属しています。

  • インターフェースケーブルを接続するときは、必ず付属のケーブルプロテクターを使用してください。
写真:USB3.1 Typ-c対応のデジタル端子