実質6Kの画質で記録して4Kにリサイズする[6Kオーバーサンプリングプロセッシング]を採用。従来機種※の4K映像に比べ、色再現性に優れ、ディテールまで鮮明な映像を記録できます。
- ※EOS 90DおよびEOS M6 Mark II
CMOSセンサーの高速読み出しにより、4K 60Pの設定が可能に。1秒間に記録するフレーム枚数が30Pの約2倍になるため、より滑らかな映像が記録できます。
4Kで撮影した動画から、好きな1フレームを高画質な静止画として切り出すことが可能。約830万画素(3840×2160)の静止画(JPEG、HEIF※1)として保存します。動画を撮影しながら、写真も残したいときなどに便利です。
風景や植物の変化を長時間撮影し、早回しで再生するタイムラプス動画。撮影を始める前に、準備などに時間がかかってオートパワーオフ状態になっても、撮影間隔や回数などの設定がキープされるため、スムーズに撮影が開始できます。記録サイズは、4K UHD撮影、フルハイビジョン撮影の2つから選択可能です。
被写体検出機能の進化に伴い、動画撮影時のトラッキング(追尾)性能も従来機種※1より大幅に向上。動き回る被写体にもカメラが広い範囲で粘り強くピントを合わせ続け、撮影者をサポートします。測距輝度範囲もEV-3.5~20※2※3と、従来機種に比べて拡大。薄暗いシーンなど、オートフォーカスが難しい環境でも、被写体にピントを合わせやすくなっています。
[HDR動画](HDR PQ)撮影に対応。明暗のメリハリがあり、目で見た感覚に近いリアルな映像を動画でも実現します。撮影した映像は、HDR対応テレビやPC、スマホ、タブレットなどで手軽に再生・鑑賞することが可能。[高輝度側・階調優先][オートライティングオプティマイザ]との同時設定もでき、暗部から明部までをより階調豊かに、意図した表現で描き出すことが可能です。
4K動画の撮影中も常用最高ISO感度12800※に設定可能。夜景や室内などの暗いシーンでも、感度を上げて、見た目に近い明るさでクリアに撮影することができます。
EOS R10は動画電子IS※1を搭載。手ブレ補正機構が非搭載のレンズでも、手ブレを抑えて安定した動画撮影が可能です※2。手ブレ補正機構(IS)を持つRFレンズ装着時は、レンズのISとの協調制御により、ブレを効果的に軽減できます。
フルハイビジョン動画撮影時、約1~10倍のデジタルズームが使用できます。豊富な画素数を活かした劣化の少ないズームと、APS-Cならではの望遠効果で、超望遠レンズがなくても視界の一部を切り取るダイナミックな表現が可能。たとえば、200mmのレンズを使用した場合、約3200mm相当(レンズ焦点距離200mm×APS-Cの望遠効果1.6倍※1×デジタルズーム10倍)の超望遠撮影ができます。
動画用のクリエイティブフィルターを使用した撮影が可能です。フィルターは計5種類。いつもとは違う雰囲気の映像表現が楽しめます。
画面周辺にモヤがかかったような、やわらかく幻想的な映像に。
画面の揺れや傷、明滅効果をプラスして古い映画のような映像に。
全体的にやわらかく、画面周辺の光量を落とし、昔の記憶のような映像に。
黒と白の階調を際立たせ、力強く臨場感のある映像に。
ミニチュア風の映像に。再生速度を5/10/20倍から選択可能。
セルフタイマーを使った動画撮影が行えます。RECボタンを押してから撮影を開始するまでの時間を2秒または10秒から選択可能。2秒設定では、シャッターボタンを押したときのブレを軽減でき、10秒設定では自分撮りの際、カメラのRECボタンを押してから撮影位置まで移動する姿を移さずに撮影を開始できます。
[動画縦位置情報の付加]を[する]に設定して撮影をすることで、スマホやタブレットでも自動的に縦位置で再生※。YouTubeやSNSでも縦で表示されるため、撮影意図を反映したまま動画の共有・閲覧が可能です。
「トライポッドグリップ HG-100TBR」(別売)を装着することで、手持ちで自撮り撮影をする際、カメラを安定して持つことができます。トライポッドグリップは、三脚としても使用可能。リモート撮影も快適です。
アイコンのタッチ操作で動画記録の開始/停止が可能です(タッチREC※1)。モニターは自分に向けて回転させることができるので(バリアングル液晶モニター)、構図を確認しながら撮影をスタートできます。被写体をタッチで選ぶだけで、トラッキングを開始できるタッチAFにも対応※2しています。
音声収録用の2つのマイクに加え、カメラ内のノイズ音を検出する第3のマイクを搭載。音声データに混入したホワイトノイズ(「ザー」という定常的なノイズで、環境音やカメラ自体から発生する)と、オートフォーカス時のフォーカスノイズを除去することで、特に静音環境で気になる雑音を抑えたクリアな音声収録が可能です。ノイズ低減効果は[切/入/強]の3段階で設定できます。
EOS R10のマルチアクセサリーシューを活かして、外部マイクとも快適に連携できます。「マルチアクセサリーシュー指向性ステレオマイクロホン DM-E1D」(別売)は、外部ノイズに強いデジタル化した音声をカメラに記録可能。ショットガン/90°120°ステレオと撮影シーンに合わせた録音方法も選択できます。「XLRマイクアダプター」(別売)を使えば、多様なマイクと接続可能。低ノイズ・広ダイナミックレンジな高音質収録を実現します。
[image.canon]の転送サービスを利用して、撮影した映像をカメラからダイレクトにYouTubeへアップロード。ストリーミングでライブ配信できます※1。ライブ配信サービスのアイコン※2を選択するだけで、YouTubeサイトに接続可能。本番の配信だけでなく、テスト配信も可能です。
「USB電源アダプター PD-E1」(別売)を使うことで、給電しながらの撮影が可能に※。バッテリー残量を気にすることなく長時間のライブ配信が行えます。カメラの電源がOFFのときにはバッテリーパック LP-E17への充電ができます。
動画撮影時はたくさんの電力を消費するため、カメラ内の温度が上昇し、画質が落ちたりカメラに負荷がかかる原因に。[温度上昇緩和]を[入]に設定すると※、動画撮影待機中に電子ビューファインダーおよび背面モニターに表示される画像の解像度や映像のフレームレートを一時的に変更し、消費電力と温度上昇を抑えます。EOS R10では、温度上昇を警告するアイコンとインジゲーター表示を新たに採用しています。
1回の動画記録時間の上限は最大2時間00分00秒※。長尺動画の撮影に対応します。
動画撮影中および撮影待機中、意図した明るさ※以上に明るくなってしまっている箇所およびその周辺に縞模様(ゼブラ)を表示可能。白トビを防ぐなど、狙い通りの明るさで撮影できるようにサポートします。
別売の「ワイヤレスリモートコントローラー BR-E1」をカメラとペアリング(Bluetooth接続)することで、動画の記録・停止、オートフォーカスの調整が可能。背面モニターをカメラ正面に回転させることで、離れた場所からでも、構図を確認しながら撮影できます。「ワイヤレスリモートコントローラー BR-E1」は、「トライポッドグリップ HG-100TBR」にも同梱されています。
モードダイヤルが[動画撮影]に設定されていないときでも、動画撮影ボタンを押すだけですぐに動画撮影が開始できます。静止画の撮影中、動画でも残したくなったときなどに便利です。
屋外での撮影時、風の影響で発生する音を低減するウィンドカット機能や、大きな音が入力されたときの音割れを自動的に抑制するアッテネーターを搭載。
動画をカメラ内で圧縮し、スマホやSNSへの転送をスムーズにします。たとえば4K動画をフルハイビジョン動画(25P)に。60Pのフルハイビジョン動画を30Pに圧縮可能。専用アプリ「Camera Connect※」を使えば、動画を圧縮しながらスマホやタブレットに転送することもできます。
フォーカスモードスイッチを[MF(マニュアルフォーカス)]に設定時、現在のフォーカス位置で被写体にピントが合うまでの調整方向と調整量を、ガイドで視覚的に表示。映像が大きくボケているときでも、自然でスムーズなフォーカシングが可能です。また、ピントが合った被写体の輪郭を、色つきの強調表示にするMFピーキングも搭載。EFシネマレンズ※使用時も、精密なピント合わせが可能です。
HDMI出力端子を利用して、4K 60Pの出力、およびHDR対応テレビへのHDR PQ映像の出力が可能。カメラとテレビを接続し、撮って出しの映像を手軽かつ高画質に再生・鑑賞することができます。