EOS R3 | 高機能シュー×拡張性

マルチアクセサリーシュー

マルチアクセサリーシュー

ニーズの多様化や撮影領域の拡大に対応するため、システム拡張が可能な次世代インターフェース、マルチアクセサリーシューを開発しました。新たにコネクタータイプの接点部を採用することにより、高速データ通信や電源供給などの機能拡張に対応しています。さらにEOS R3のマルチアクセサリーシューでは、互換性にも配慮。従来のアクセサリーシューと同じ接点部(5ピン)を備えることで、手持ちのアクセサリーの多くがそのまま使用可能です。また、防塵・防滴リブも搭載し、新開発のアクセサリーや防塵・防滴構造の既存アクセサリーを使用時、水滴や砂塵が侵入しにくい構造としています。

  • コネクタータイプの接点部への異物や水滴などの侵入を防止するため、アクセサリー未装着時はシューカバーをご使用ください。
図:マルチアクセサリーシュー
図:マルチアクセサリーシュー

拡張性に富んだ高機能インターフェース

マルチアクセサリーシューには、従来のアクセサリーシューにはない特長があります。これらを活かすことにより、多様で高機能なアクセサリー開発を可能にしました。

高速データ通信

通信速度が大幅に高速化。これまでのアクセサリーシューでは対応できなかった音声データや画像データなども、新しい接点部を通じてダイレクトにカメラに入力できます。

電源供給

カメラからアクセサリーへの電源供給が可能です。大電力を必要としないアクセサリーでは電池が不要になり、小型・軽量化が図れるほか、電源管理の煩わしさからも解放されます。

信頼性向上

コネクタータイプの接点は、従来のアクセサリーシューの接点より接触抵抗が小さく、安定した接触状態を維持できます。そのため、接触不良による通信エラーを低減できます。

エラー発生時のガイダンス機能

アクセサリーとの通信エラーが発生時、検出された情報に基づいてガイダンスを表示。アクセサリーが正常に動作しない状態のまま撮影を続けてしまうトラブルを低減します。

  • 従来アクセサリー接続時は、ガイダンス機能は動作しません。

マルチアクセサリーシューアダプター

マルチアクセサリーシューアダプター AD-E1

マルチアクセサリーシューに、防塵・防滴性能を備えた従来のアクセサリーを装着するためのアダプターです。AD-E1を介してアクセサリーを装着すると、防塵・防滴性能が維持されます。また、高い静圧強度を確保しており、スピードライトEL-1や600EX II-RTなど、大型のアクセサリーも安定して保持できます。

  • 防塵・防滴性能を備えたアクセサリーを、カメラに装着するときは、マルチアクセサリーシューアアダプターAD-E1が必要です。
  • 従来のアクセサリーシューを備えたカメラでは使用できません。
図:マルチアクセサリーシューアダプター AD-E1

スピードライトトランスミッター

スピードライトトランスミッター ST-E10

電源供給が可能なマルチアクセサリーシューの利点を活かした、バッテリーレスのスピードライトトランスミッターです。小型・軽量なため、装着してもカメラの取り回し性が損なわれません。防塵・防滴構造のため、アウトドアでの撮影にも対応できます。

  • 従来のアクセサリーシューを備えたカメラでは使用できません。
図:スピードライトトランスミッター ST-E10

簡易なレシーバーストロボ制御

操作部材は<MENU>ボタンのみ。ワンタッチでカメラのメニュー画面にアクセスし、ストロボの機能設定が行えるシンプルな操作性を実現しています。また、Camera Connectとの連携を強化。スマートフォンで発光量、シンクロ設定、調光補正、FEBなどを設定でき、効率のよいリモートワイヤレスストロボ撮影が可能です。

図:レシーバーストロボ制御
図:レシーバーストロボ制御 GUI1
図:レシーバーストロボ制御 GUI2
図:レシーバーストロボ制御 GUI3

安定性に優れた電波通信方式

レシーバーストロボのコントロールは電波通信方式。障害物や外光の影響を受けにくく、かつ通信可能距離も最大約30mという広い範囲をカバーできます。また、レシーバーストロボは最大5グループ、15台まで制御でき、柔軟なワイヤレス多灯ストロボ撮影が可能です。

図:安定性に優れた電波通信方式 GUI1
図:安定性に優れた電波通信方式 GUI2
図:安定性に優れた電波通信方式 GUI3

スマートフォンリンクアダプター

マルチアクセサリーシュー スマートフォンリンクアダプター AD-P1(Android)

カメラとスマートフォンをすばやく一体化できる新アクセサリーです。マルチアクセサリーシューに台座を装着。ホルダーにスマートフォンを固定。カメラとスマートフォンとの通信は、台座の新接点部を介し、専用ケーブル(USB Type-C)によって行われます。カメラのデジタル端子を使用しないため、ケーブルの取り回しに気を遣う必要がありません。カメラのホールド性を損なわず、スマートフォンとの連携が図れます。

  • 幅が60~80㎜のAndroidスマートフォンを取り付けることができます。ただし、形状やボタン配置などによっては、取り付けできないことがあります。
  • 折り畳み式のスマートフォンは取り付けることができません。
  • iOSスマートフォンは使用できません。
  • USBホスト機能がないスマートフォンは使用することができません。なお、USBホスト機能についてはスマートフォンのメーカーにお問い合わせください。
  • 従来のアクセサリーシューを備えたカメラでは使用できません。
図:マルチアクセサリーシュー スマートフォンリンクアダプター AD-P1(Android)

5G回線の活用

スマートフォンとの連携により、5G回線を使用した画像転送を実現します。スマートフォンにMobile File Transferをインストール。大量の画像をFTP/FTPS/SFTPサーバーヘ高速でアップロードすることができます。このとき、IPTCのメタデータや音声メモを付加することが可能。Wi-Fiに次ぐ無線ネットワーク活用により、ワークフローの幅が広がります。

図:5G回線の活用

デジタルマイク

マルチアクセサリーシュー 指向性ステレオマイクロホン DM-E1D

デジタル音声出力に対応した、クリップオンタイプの外部マイクです。マルチアクセサリーシューを介して、音声信号をカメラが直接入力します。従来の外付けアナログマイクで問題だった、ケーブルが外部電磁波のノイズを拾うことで生じる音質劣化を改善。ケーブルレス化による低ノイズ、高音質なデジタル音声記録を実現します。

  • 動画撮影中にカメラやレンズを操作すると、操作音が録音されることがあります。また、カメラやレンズの動作音も録音されることがあります。
  • 従来のアクセサリーシューを備えたカメラでは使用できません。
図:マルチアクセサリーシュー 指向性ステレオマイクロホン DM-E1D

シンプルな操作性

指向性を3つから切り換えられます。インタビューなどに適したショットガン(モノラル)、汎用的な90°(ステレオ)、広い空間や環境音の収録に適した120°(ステレオ)。幅広いシーンに対応が可能です。また、電源はカメラから供給。電源スイッチの入れ忘れや電池切れといったトラブルがありません。指向性をはじめとする各種設定は、カメラ側でのメニュー操作。マイクの<MENU>ボタンを押すだけで、ダイレクトにメニュー画面にアクセスでき、操作性に優れます。

図:シンプルな操作性 GUI1
図:シンプルな操作性 GUI2