EOS R3 | 操作性・信頼性

電子ビューファインダー

高精細576万ドット OLED電子ビューファインダー

高輝度かつ高精細、応答性に優れた約576万ドットOLED※1を表示パネルに採用。最高119.88fps※2のリフレッシュレートで、滑らかな視野を実現しています。さらに、新しい表示アルゴリズムを搭載することにより、表示のスムーズさと、暗いシーンでの視認性が向上。高速化も突き詰め、ブラックアウトフリー表示を可能とするなど、高品位な見えと優れた機能性を備えました。表示は[なめらかさ優先][省電力優先]から設定。色調・明るさの調整が可能です。

  • ※1
    Organic Light-Emitting Diode
  • ※2
    [なめらかさ優先]設定時。
図:OLED電子ビューファインダー

[ファインダー光学系]

視線入力のための検出機能を搭載しつつもシャープな見えを実現するため、ファインダー光学系にガラスモールド非球面レンズを2枚採用。画面のすみずみまで色にじみや歪みの少ない良好な視野と、優れたファインダースペックを両立させました。倍率は約0.76倍(50mmレンズ・∞・-1m-1)。視野率は約100%。アイポイントは約23mmで、視度調整機構も備えます。

図:ファインダー光学系

OVFビューアシスト

高輝度表示に対応したEVFとキヤノンのHDR画像処理技術を組み合わせて、一眼レフの光学ファインダーのような見えを再現する表示モードです。最高輝度とダイナミックレンジが拡大し、ハイライト部の白とびや暗部の黒つぶれが低減。ピクチャースタイルの設定に関わらず、見たままに近い色味で表示。まさに光学ファインダーライクな見えで、一眼レフカメラからの持ち替えや併用時も違和感の少ないファインダー視野を実現します。

OVFビューアシストOFF
作例:OVFビューアシストOFF
OVFビューアシストON
作例:OVFビューアシストON

表示Simulation

撮影結果に近い明るさだけでなく、被写界深度もシミュレーションして表示することが可能になりました。絞り込みボタンを押さなくても、常に被写界深度の目安が得られ、すみやかな露出設定に役立ちます。特にボケ味を気にする[Av]モードでの撮影に有効です。

  • [露出+絞り]設定時。RFレンズ、および一部のEFレンズ使用時に設定できます。
  • AF作動中はF8を上限に被写界深度を表示します。絞りを小絞り設定にした場合、低輝度時などにAF精度が低下することがあります。
    ・フリッカー検出性能が落ちることがあります。
    ・絞り設定を変えた場合に画面のちらつきが出る場合があります。

操作性

約415万ドットバリアングル液晶モニター

3.2型、約415万ドットのクリアビュー液晶IIを搭載。高精細のため、拡大表示でのピントチェックも容易です。また、より自由な構図で撮影できるよう、バリアングル機構(防塵・防滴構造)を採用しました。正位置はもちろん、縦位置でもハイ/ローアングルに対応が可能です。

図:バリアングル液晶モニター

[クリアビュー液晶II]

液晶モニターの保護カバーと液晶の間にある隙間(空気層)をなくすソリッド構造により、反射を抑制。日中の屋外でも、画像の確認が快適に行えます。保護カバーに強化ガラスを採用して耐久性を向上。さらに、メンテナンス性に配慮して防汚コーティングを施しています。

図:クリアビュー液晶II

操作部材レイアウト

EOS-1D Xシリーズとの共通性と、指のアクセスのしやすさ、両面を考慮して操作部材を配置。カメラの併用が容易です。グリップには、十分な高さと深い指がかりを持たせ、優れたホールド性を実現。大口径レンズや超望遠レンズを装着しても、安定してカメラを構えることが可能です。さらに、暗い環境での操作をサポートするボタン照明も搭載しています。

図:操作部材レイアウト

堅牢性・耐久性

マグネシウム合金製外装

外装と本体にマグネシウム合金を採用。また、本体とフロントカバーを一体化することで、高い剛性と放熱性、軽量化を実現しています。

図:マグネシウム合金製外

防塵・防滴構造

外装カバーの合わせ部にはシーリング部材を組み込んでいます。また、操作ボタンの多くには、水滴や砂塵の侵入の阻止を目的とするシリコーンゴムブーツを外周に配置しています。ダイヤルやレバーなどの可動部には、Oリングなどにより入念にシーリング部材を組み込んでいます。これにより、雨などの水滴や不用意に降りかかる砂塵などが、カメラ内部に侵入することを抑制しています。

  • 防塵・防滴性能を発揮させるため、電池室やカードスロットカバー、端子カバーなどの開閉部をしっかり閉じ、アクセサリシューカバーを装着する必要があります。
  • カメラは防塵・防滴に配慮した構造になっていますが、砂塵や水滴などの侵入を完全に防ぐことはできません。
図:防塵・防滴構造
図:防塵・防滴構造

高耐久シャッターユニット

メカシャッター幕へのブレーキ機構の搭載などにより、高耐久を実現。メカシャッターの標準的な撮影を想定した自社試験において、50万回の作動テストをクリアしています。緩衝部材を介してカメラ本体に取り付けることで、動作時に振動が伝達するのを抑制。なお、電源オフ時のシャッター開閉状態は[閉じる]、または音を発生させない[開く]から選択できます。

図:高耐久シャッターユニット

その他

タッチパネル機能

液晶モニターにタッチパネルを搭載。静電容量方式の採用により、操作感もスムーズです。AFフレーム選択やタッチAF、メニュー設定などの操作に対応。また、画面を2本指でダブルタップすることにより、メニューを拡大表示することもできます。

画像再生の新機能

高速連続撮影やHDRモードの機能向上に伴い、大量の画像記録が想定されるEOS R3。効率よく画像を確認できるよう、再生機能の充実を図りました。

[メイン電子ダイヤルでの画像送り]に[シーンの先頭画像]を追加

1回の連続撮影を1シーンとし、各シーンの先頭画像にジャンプします。そのシーン中の画像を一括消去することも可能です。

「<RATE>+サブ電子ダイヤルでの画像送り」を追加

サブ電子ダイヤルで画像送りができる新機能です。画像送りの方法は選択が可能。メイン電子ダイヤルでの画像送りと組み合わせることで、目指す画像にすばやくアクセスできます。

[拡大表示]の機能向上

[拡大倍率(約)]と[拡大位置]を別々に設定可能。拡大表示中に画像送りをした際、拡大位置を維持するよう設定することもでき、画像確認が効率化します。

  • 1枚撮影も1シーンとして表示されます。

大容量バッテリー LP-E19

EOS-1D Xシリーズと同じ大容量リチウムイオンバッテリー「LP-E19」を採用。バッテリーチャージャーLC-E19も共用できます。EOS-1D XシリーズとEOS R3を併用する場合、電源関係の資材をまとめて管理でき、効率よく機材を運用することが可能です。

  • LP-E4は使用できません。LP-E4N は使用可能ですが、同梱充電器LC-E19による充電は推奨いたしません。

USB充電・給電

USB電源アダプターPD-E1により、バッテリーの本体内充電が行えます(PD-E1使用時給電不可)。また、USB PDに対応したモバイルバッテリーからの給電・充電も可能。AC電源が確保できないような環境での撮影に対応できます。

図:USB充電・給電