EOS R5 | AF性能

デュアルピクセルCMOS AF II

進化した高速・高精度AF、デュアルピクセルCMOS AF II

静止画も動画も、より速く、より高精度なAFへ。[デュアルピクセルCMOS AF II]では、高速・高精度・広範囲に加え、ディープラーニングを活用したアルゴリズム[EOS iTR AF X]により、高性能な被写体検出が可能となりました。ライブビュー撮影や動画撮影で、瞬時に被写体を捕捉する高速AFが行えます。

  • Intelligent tracking and recognition
写真:AF作例

横:最大約100%×縦:最大約100%の広範囲AFエリア

測距可能エリアは、[顔+追尾優先AF]時、最大(横)約100%×(縦)約100%に拡大。全画面でのAFを実現しました。画面の隅に被写体を配置する構図でも、高精度かつスピーディーにAFを実行。これまで以上に自由な構図で被写体を捕捉することが可能です。また任意選択時には最大(横)約90%×(縦)最大約100%に拡大しています。

  • [顔+追尾優先AF]時、かつRFレンズ(RF600mm F11 IS STM/RF800mm F11 IS STMおよびエクステンダー RFを除く)、EFレンズ(一部を除く現行製品)、エクステンダー EF(III)使用時(マスターレンズのモードに準じる)に被写体枠が表示された場合。シーンや被写体の状況によって対応できない場合があります。対象レンズはこちらでご確認ください。
図:広範囲AFエリア
  • アイコン:AFエリア 赤線
    対応レンズ:RFレンズ、EFレンズ(現行製品。一部、非対応のレンズあり)、エクステンダーEF1.4× III/エクステンダーEF2× III使用時。
  • マスターレンズに準じます。
測距エリア 横:約100%
縦:約100%
横:約90%
縦:約100%
横:約80%
縦:約80%
横:約40%
縦:約60%
AF方式 顔+追尾優先AF 1点AF
領域拡大AF
ゾーンAF
ラージゾーンAF縦
ラージゾーンAF横
スポット1点AF
すべてのAF方式 すべてのAF方式
対応レンズ概要 RFレンズ使用時(RF600mm F11 IS STM、RF800mm F11 IS STMを除く)
対応EFレンズ使用時(詳細はこちらを参照)
エクテンダーRF装着時
対応EFレンズ以外使用時
EFレンズにエクテンダーEF(I、II)装着時
RF600mm F11 IS STM、
RF800mm F11 IS STM使用時

高密度5940ポジションのAFフレーム選択可能ポジション

横90×縦66の5940ポジションのAFフレーム選択可能ポジションから、任意の位置を指定できるため、よりきめ細かいピッチで滑らかに測距点が移動可能。被写体をピンポイントに測距しやすくなるため、狙い通りにピントが合わせられます。

  • AFエリア任意選択時、マルチコントローラーによる選択時。

AFエリア分割数、最大1053分割に細密化

自動選択時[顔+追尾優先AF]時のAFエリア分割数が大幅に細密化。最大1053分割(EOS R/RP:最大143分割)で被写体を捉えます。意図した通りのポイントでピント合わせが可能です。

  • [顔+追尾優先AF]、かつ被写体非検出時。
図:最大1053分割の測距エリア

世界最速AFスピード0.05秒

世界最速0.05秒というAFスピードを実現。AF応答性に優れ、被写体の一瞬の動きもとらえやすくなりました。

  • 2020年7月8日現在販売されている35mmフルサイズ相当の撮像素子を搭載したレンズ交換式デジタルミラーレスカメラの撮像面位相差AFおよびコントラストAFにおいて(キヤノン調べ)。CIPAガイドラインに準拠して測定したAF時間の結果から算出(撮影条件や使用レンズにより異なる)。内部測定方法[測定条件]測距輝度:EV12(常温・ISO100)、撮影モード:M、RF24-105mm F4 L IS USM使用、焦点距離24mm位置、シャッターボタン操作による静止画撮影時、AF方式:1点AF(中央)、AF動作:ワンショットAF時。

低輝度合焦限界EV-6を達成

静止画撮影時の低輝度合焦限界はEV-6を達成。低輝度環境に応じてフレームレートの最適化や、レンズ駆動制御の最適化を行います。肉眼で視認しにくい暗いシーン、低コントラストの被写体でも、高精細・電子ビューファインダー(EVF)との相乗効果で被写体を捉えながらAF撮影が可能。

  • 静止画撮影時・F1.2レンズ使用時・中央測距点・ワンショットAF・常温・ISO100・Defocus Smoothingコーティングを採用したRFレンズを除く) 。
図:低輝度合焦限界EV-6

AFフレームの選択を快適に操作

マルチコントローラーの搭載により、AFフレームの移動や選択がすばやく直感的に行えます。大幅に増加したAFフレーム数に対応するため、AF枠移動スピードや斜め移動の向上、画像表示を高速化。[AFフレーム選択の敏感度]も3段階に設定することができ、思い通りの操作が可能です。

図:AFフレーム選択の敏感度

AF被写体検出の強化

[EOS iTR※1 AF X]

ディープラーニング技術を使って開発されたアルゴリズムにより、高精度な被写体認識能力を実現した[EOS iTR※1 AF X]。人物の瞳・顔に加え、新たに頭部検出も可能に。さらに動物(犬・猫・鳥)の全身・顔・瞳の検出にも対応※2しています。

  • ※1
    Intelligent tracking and recognition
  • ※2
    被写体によっては動物検出できないことがあります。また、犬・猫・鳥ではない被写体に対して動物検出する場合もあります。

人物検出の精度を向上、瞳・顔・頭部検出

人物の認識機能を強化し高精度な瞳検出と、新たに頭部検出が可能に。瞳を検出できる顔の最小サイズが小さくなり、横向きの顔や瞳にも対応。さらに、頭部検出では、後ろ姿にも対応し、スポーツなど被写体の動作が激しい撮影でも、粘り強く追従します。

瞳検出
写真:人物検出 瞳
頭部検出
写真:人物検出 頭部

動物(犬・猫・鳥)の瞳・顔・全身検出

これにより、動物(犬/猫/鳥)の瞳・顔・全身の検出が可能に。動物の大きさや、顔の向き、傾きに影響されにくい、高精度なピント合わせと追従を実現します。動きの予測できない動物撮影において、安定的に被写体を追い続けます。

  • 被写体によっては動物検出できないことがあります。また、犬・猫・鳥ではない被写体に対して動物検出する場合もあります。
写真:動物検出 犬
写真:動物検出 猫
写真:動物検出 鳥

スポット1点AFを追加。8種のAF方式

被写体や撮影スタイルで選べる8つの[測距エリア選択モード]を搭載。狙った位置にピンポイントでピントを合わせることができる[スポット1点AF]を新しく追加した8種のAF方式から選択できます。

顔+追尾優先AF
図:顔+追尾優先AF
スポット1点AF
図:スポット1点
1点AF
図:1点
領域拡大AF(上下左右)
図:領域拡大AF(上下左右)
領域拡大AF(周囲)
図:領域拡大AF(周囲)
ゾーンAF
図:ゾーンAF
ラージゾーンAF(縦)
図:ラージゾーンAF(縦)
ラージゾーンAF(横)
図:ラージゾーンAF(横)

優れたAF追従

サーボAFの被写体追従特性がさらに進化

EOS-1D X Mark IIIに搭載されたAFアルゴリズムをカスタマイズしEOS R5に搭載。被写体に合わせて4種の設定(Case 1~4)が選択可能。撮影したい被写体の特徴に合わせて選択することで、シーンに適したサーボAF特性の設定が簡単に行えます。[被写体追従特性][速度変化に対する追従性]の2つのパラメーターの設定を組み合せて、個別に変更が可能です。さらに、被写体の動きの変化に応じて追従特性を自動で切り替える、自動設定(Case A)に対応。また、かげろう時、遠ざかり時の安定化アルゴリズムもEOS-1D X Mark III同様に搭載しており、安定性の高いAF精度を実現します。

図:AF方式
Case 1
汎用性の高い基本的な設定
Case 2
障害物が入るときや、被写体がAFフレームから外れやすいとき
Case 3
急に現れた被写体に素早くピントを合わせたいとき
Case 4
被写体が急加速/急減速するとき
Case A
被写体の動きの変化に応じて追従特性を自動で切り替えたいとき

縦位置/横位置撮影時のAFフレーム設定

静止画撮影時、縦位置から横位置に変更しても[測距エリア選択モード]は変えることなく、AFフレームのみ切り替えられます。また、サーボAF中でも、縦位置/横位置のAFフレーム設定が可能に。スポーツの試合や演技中に、構え方を変更しても、すばやく設定して撮影することができます。

焦点距離最大1600mmでF22 光束対応AF

たとえば開放F値が22になるような組み合せでもAFが可能です。組み合せによっては、超望遠レンズにエクステンダーをつけての撮影など、表現領域がさらに広がります。

  • レンズや状況によって対応できない場合があります。
図:RF800mmレンズ・エクステンダー2×