Canon EOS 80D

EOS 80D 特別企画展

EOS 80D 特別企画展 La Habana 立木義浩 写真展

写真作品1
Yoshihiro Tatsuki
立木義浩氏

立木義浩(たつき・よしひろ)

1937年、徳島県・徳島市の写真館に生まれる。1958年、東京写真短期大学(現・東京工芸大学)技術科卒業。その後、広告制作会社アドセンター設立時にカメラマンとして参加。1969年、フリーランスとなり、女性写真の分野で多くの作品を発表する一方、広告・雑誌・出版など幅広い分野で活動し、現在に至る。
主な写真集に1971年『GIRL』(中央公論社)、1971年『私生活・加賀まり子』(毎日新聞社)、1980年『MY AMERICA』(集英社)、1990年『家族の肖像』(文藝春秋)、1998年『東寺』(集英社)、2001年『KOBE・ひと』(「KOBE・ひと」実行委員会)、2007年『ありふれた景色』(ピエ・ブックス)、2012年『小女』『Tōkyōtō』(自費出版)「Yoshihiro Tatsuki 1〜8」(エスエス企画)など、ほか多数。

写真作品2

作家メッセージ

すれ違いざまにファインダーを覗き、シャッターを押す。たいした出会いではない場合もあるが「ちょっとした出会い」になることもある。スナップショットの喜びとは、そういうものだ。もちろん、四つ角でじっと待っているという方法もあるのだろうが、やはり、カメラを持ったこちらが動いているほうがいい。出会い頭だったり、藪から棒だったり、そんな瞬間に、おもしろいものが、ふと「捕獲」できる。撮ったあと。夜、一杯飲んでいて、いい出会いがあったときには、その瞬間をまざまざと思い出す。
被写体に触れてはいない。けれど、手応えというものがあるのだ。「よし、きた」というような……。「バン」とか「ガーッ」とか「ドヒャン」とか。とにかくファインダーを覗き、シャッターを押した瞬間のオノマトペの世界である。ジャズのセッションのように……つまり、楽譜がない。ビビッドな驚きに遭遇する。それを身体で感じて、撮る。三脚を立てて、完璧に構図を見つめ、すばらしいというものもある。けれど、100パーセントだと自分で思えるものは、実は、つまらないのかもしれない。狙って撮るとフレーミングが完璧になる。カメラマンというものは、いらないものを外すのが好きだ。「これは必要ないな」などと心でつやぶきながら。しかし、完成されないものの魅力というものも、ある。不必要なものが入っていることこそが大切というものがある。スナップショットの深みとは、そういうものだ。
カリブ海。La Habana。色彩的なことを言えば、どうして、そういう色の背景の前に立ってる洋服がこの色? というくらい、原色である。そこがやはり、すごい。一年中おだやかということではない。雨季もある。うっとうしい空もあるからこそ明るいというのが、自然に対するバランスなのだろうか。今回の写真展では、モノクロの写真も展示する。いまはカラーで写したものが、きちんとしたモノクロ写真になる。色彩の国で撮った写真が、光と影だけのモノクロ写真になっている、というふうにもしてみたい。写真は自由だ、ということが伝われば、うれしい。

※写真展の会場となるキヤノンギャラリーについては、各会場のギャラリー概要をご確認ください。

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立木義浩氏撮影による、EOS 80Dの写真作品を掲載したカタログをPDFでご覧いただけます。下の「PDFをダウンロード」からダウンロードください。

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