半島公文 健太郎

長い年月にわたる人の営みが
日本の「地」をつくってきた。
その一方で、「地」が
日本人の暮らしに
与えてきた影響も大きい。
島国、日本。
複雑に曲折するその海岸線は、
半島同士のつながり
そのものだ。
「半島」を巡る旅を通し
日本を見つめ直す。

EOS RP IMPRESSION MOVIE VOICE 公文 健太郎 #能登半島

WEBコンテンツムービー写真家 公文健太郎「半島」~薩摩半島 港編~

港と町を隔てる外輪山を抜けると、
広大な農地が広がっていた。
琉球から薩摩に伝わったサツマイモは、
山川から広がったという。
港は文化の入口・出口でもあったのだ。
海の向こうから運ばれてきた文化と
この土地の文化が混ざり合い作られた風景。
それは、琉球や諸外国と
深く繋がっていた痕跡なのかもしれない。
町を歩き、人と出会うことで、
異国を訪ねているような感覚を覚えた。

公文 健太郎
1981年生まれ。雑誌、書籍、広告で活躍しながら、国内外で作品を制作。
近年は日本の農業の風景を中心に撮影。経営者や人間国宝の撮影も手がけている。
写真集に「大地の花」(東方出版)、「BANEPA」(青弓社)、「耕す人」(平凡社)、
フォトエッセイに「ゴマの洋品店」、写真絵本に「だいすきなもの」などがある。
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