キヤノンギャラリーキヤノンフォトコレクション 長野 重一 写真展:この国の記憶

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本展は、キヤノンフォトコレクションとして収蔵する作品の中から、写真家 長野 重一氏がおよそ半世紀にわたりとらえてきた戦後の日本の姿を記録撮影した作品25点を展示します。
長野氏がとらえてきたのは、いくつかの大転換期を迎え、変わってゆく日本の姿です。激動する状況下で、氏自身もその中に身を置きながら、「日本人がこれからの時代をどう生きていくのか」という視点で撮影しています。

キヤノンフォトコレクションは、1994年よりキヤノンマーケティングジャパンが手掛ける、日本の優れた写真家の作品のコレクションで、現在1900点余りの作品を収蔵しています。

開催日程 会場
2019年2月5日(火)~3月5日(火) キヤノンオープンギャラリー1(品川)

逝去の報に接し

2月8日突然訃報が入りました。
去る1月30日に写真家 長野 重一氏が逝去されたとの報でした。
今回のキヤノンコレクション展の準備の際、弊社よりお伺いのご連絡を入れさせていただいた際にはお元気でお電話口に出られ、展示のご承諾も直接頂いておりました。

戦後日本の代表的なドキュメンタリー写真家として活躍された長野氏。本展で展示している「お化け煙突」「5時のサラリーマン」など、高度成長期へと変わりゆく日本の姿をその時代とともにとらえ続けてきました。
2006年12月にキヤノンギャラリー Sにて芳賀 日出男氏と2人展「失われつつある日本人の記憶」と題し写真展を開催。2011年5月にはキヤノンギャラリー福岡移転オープン記念として大分県出身で九州にゆかりのある氏の同作品を展示いたしました。

謹んでお悔やみ申し上げますとともに、心からご冥福をお祈りいたします。

キヤノンギャラリー

作家プロフィール

長野 重一(ながの しげいち)

1925年
大分県大分市生まれ。
1947年
慶應義塾大学経済学部卒業。商事会社に勤めるがまもなく退社、「週刊サンニュース」編集部に入る。
1949年
「岩波写真文庫」の撮影に携わる。
1954年
フリーランスとなる。
1960年
個展「ベルリン 東と西と」などで日本写真批評家協会作家賞を受賞。同年、カメラ芸術大賞受賞。以後、日本の経済成長に伴う変化をとらえ、フォト・ジャーナリストとしての地位を確立した。一方、市川崑監督の「東京オリンピック」(1965年)など映画やテレビコマーシャルの撮影も多く手掛ける。
1986年
「遠い視線」にて伊奈信男賞受賞。
1991年および1995年
日本写真協会年度賞受賞。
1993年
紫綬褒章受章。
1998年
勲四等旭日小綬章受章。
2005年
個展「長野重一写真集『hysteric Fourteen 長野重一』刊行記念写真展」(PLACE M)開催。
2006年
日本写真協会功労賞受賞。
2006年12月
芳賀日出男・長野重一写真展「失われつつある日本人の記憶」(キヤノンギャラリー S)
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