キヤノンギャラリー 西宮 正明 映像言語展:フィルム粒子とピクセルの共棲

世界的な写真家/映像作家である西宮正明氏が、「写真の粒子は美しい」というコンセプトの下、写真表現を構成するフィルム粒子の表情に焦点を当てた実験的な作品展です。展示作品は、まずベースとなる35ミリネガフィルムを高解像度のCCDスキャナーで読み取り、そこに表れたフィルム粒子のシャープネスや豊富な階調、さらには高感度に増感現像されたざらついた荒々しさを、大判プリンターによって大画面に再現しています。展示点数は約40点で、すべてモノクロ作品です。本展を通じて西宮氏は、フィルム粒子の美しさをデジタルのピクセルが自由かつグラフィカルに表現するという、フィルムとデジタルの新しい相互関係を提案しています。

なお、展示作品はすべてキヤノンの大判プリンター「imagePROGRAF」でプリントし、併せてキヤノンのプロジェクター「POWER PROJECTOR WUX10 Mark II」を使用した、フルHD映像の動画作品の映写も行います。

開催日程 会場
2010年4月1日(木)~5月15日(土) キヤノンギャラリー S(品川)

講演会

プロフィール

西宮 正明(にしみや まさあき)

略歴

東京都出身1954年グラフィックデザインを学び、外資系企業のデザイナーに。1956年ファッション系報道より広告写真に移行。フリーランスとなる。1960年映像全般の制作会社ニシミヤ・クリエイト設立。1993年武蔵野美術大学映像学科非常勤講師に就任。2003年名古屋学芸大学メディア造形学部映像メディア学科教授に就任。2009年アジア・ヨーロッパ新進写真家フォーラム日本側講演(マレーシア)を担当。CG、写真、インスタレーション、動画、CM他演出多数など、映像全般をディレクション。現在に至る。

所属

社団法人 日本広告写真家協会 元会長 現顧問
社団法人 日本写真協会 理事 教育推進委員長

主な作品展

1962年
西宮正明映像展(草月会館)
1970年
街頭ポスター展「IN TOWN 70」
1983年
写真展「STILL LIFE」(スウェーデン・ハッセルブラッドギャラリー)
1991年
美術展「MODULATION」(イタリア・ヴィラロマーナ美術館)
1997~98年
写真発言展「NEVER」核への抗議展(富士フォトサロン)
2005年
写真展「西宮個展サーキット」

主な著作物

1964~72年
実験映画制作 35mm「草野心平詩集」「ローズマリーの写真集」35mm「ZOOM ZOOM NEW YORK」
1974年
B2版大型雑誌『BIG PAGE』自主制作
1989年
『THE EGG 西宮正明写真原点』出版(六耀社)
2000年
エッセー集『アートの木』出版(愛育社)
芸術院会員 中村晋也彫刻作品写真集『Miserere mei』(六耀社)
2010年
エッセー集『アートの木』(mini)出版(愛育社)
B4版写真集『PHOTO BOOK ONE(粒子)』出版(愛育社)
著作権について
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