EOSとの連携による高画質プリント

Crystal-Fidelityの理想にさらに近づくカメラ-プリンターのソフトウェア連携

目に映る世界をありのままに再現する「Crystal-fidelity」がさらに進化

色再現性、階調性、鮮鋭性を追求。EOSが受け止めた光を忠実にプリントで再現するキヤノンの入出力連携「Crystal-fidelity」。これをさらに進化させ、一歩先の写真表現を実現します。

RAWがもつ広いダイナミックレンジや奥行き情報をプリントに活かすために現像ソフトウェア「Digital Photo Professional」を機能向上。そして、プリントソフトウェアを「Professional Print&Layout」に刷新することで、キヤノンのカメラ&プリンターでのみ到達できる色再現性、階調性、鮮鋭性をさらに高めました。

RAW/DPDRAW データ→Crystal-findelity(Digital Photo Professional→Professional Print&Layout)→印刷画像:高い色再現性/豊かな階調性/適切な鮮鋭性

Digital Photo ProfessionalとProfessional Print&Layoutの連携による高品位写真印刷

Professional Print&Layoutは、従来ソフトウェアから、さらにDigital Photo Professionalとの連携を強化。

映像クリエーターのこれからのスタンダードと期待される「HDRワークフロー」に対応し、最新のカメラとプリンターのポテンシャルに最適化。Adobe RGBも超える広大な色空間で画像処理を行ない、ふたつのソフトウェアで連携する設計により、他の画像処理ソフトでは実現できない高い色再現性、階調性、鮮鋭性を実現しました。

RAW/DPDRAWデータ→Digital Photo Professinal(新規現像処理→広域色空間):高い色再現性/豊かな階調性、NEW HDR PQモード→Professional Print&Layout(広域色空間→新規印刷処理)→印刷画像←HDRディスプレイに接続されている場合※は、最適な表示とそれに近い印刷物を実現→HDR 高い色再現性/豊かな階調性:NEW HDR PQモード/NEW HDRプリント/NEW 展示照明最適化 ※ディスプレイがHDRでない場合は、SDRディスプレイの特性に合わせた表示が行われます。

Digital Photo Professionalの「印刷」ボタンから直接Professional Print&Layoutを起動

Digital Photo Professional 4.9.20以降で、Professional Print&Layoutとソフトウェア連携が可能になります。ツールバーの「印刷…」ボタンのクリックで直接Professional Print&Layoutを起動することができ、スピーディな作業が可能です。

  • あらかじめ印刷ボタンのプルダウンメニューから「Professional Print&Layout」を選択しておく必要があります。

HDR PQ情報を持つ新しいEOSのRAWを活用できるHDRプリント。

対応機種

EOS R/EOS 5D Mark IV

HDRワークフローでより忠実な輝度の表示ができるHDR PQモード

HDR(High Dynamic Range)対応テレビ、モニターの登場によって従来のブラウン管基準のテレビや印刷をターゲットにしたSDR(Standard Dynamic Range)よりも高輝度に対応したHDRワークフローが映像クリエイターに注目されつつあります。

新しいEOSとDigital Photo Professional(4.9.20以降)はHDR表示対応モニターを接続した環境において、対応カメラのRAW画像をより実際の輝度に近く表示することができる「HDR PQモード」を搭載。フォトグラファーの見たままの光景を再現する理想にまた一歩近づきました。

  • HDR PQ(Perceptual Quantization)とは人間の視覚特性に基づく、新しいガンマカーブ。ITU-R BT.2100規格(PQ)のHDR収録に対応しています。
  • モニターでのHDR表示には対応するモニター(Ultra HD 認証モニター)および対応するOS(Windows 10 64bit)が必要です。
  • HDR非対応のモニター・OSでは、SDR変換して表示されます。

RAW画像の持つ広いダイナミックレンジを活かすHDRプリント

EOSのRAWフォーマット画像はJPEG画像にくらべて広いダイナミックレンジを保持しています。

Professional Print&Layoutの「HDRプリント」は、Digital Photo ProfessionalでHDRモニターに表示されている見え方に近づくようプリントします。RAW画像と広い色域を持つプリンターが連携することによって、RAW画像が本来持っている色をより忠実に再現することができます。

HDRプリントの展示イメージ

高輝度LEDスポットライトなど、HDRモニター並の強い照明をプリントに照射し(約200~400cd/m2、約700~1400lx)、写真の背景を黒くするなどの展示方法により、モニターと同等以上の高いダイナミックレンジをプリンターで再現することが可能です。

HDRプリントは展示照明を工夫することで、より鮮烈な印象を与えることができます。

従来の写真展示イメージ:350lx程度の照明/白~グレーなどの背景→HDRプリントの展示イメージ:700~1400lx程度の照明/黒い背景で輝度差を強調

HDRプリントの展示照明最適化

従来の展示照明よりも強い照明をあてた場合、明部の色飛び、シャドーの暗さが不足するなど見え方が変化します。Professional Print&Layoutは高輝度照明による展示の見え方の違いを補正して、自然な見え方になるようにプリントします。

写真の質感・立体感をさらに高めるDPRAWプリント。

奥行き情報をもとに印刷時の鮮明さの低下をより最適に補正する「DPRAWプリント」

デュアルピクセルCMOS AF に対応したキヤノンCMOSセンサーは、ひとつひとつの画素が2つのフォトダイオードから構成され、すべてのピクセルが位相差情報=奥行き情報を持っています。

「DPRAW(デュアルピクセルRAW)」フォーマットで保存したRAW画像は、Digital Photo ProfessionalとProfessional Print&Layoutの連携により、「DPRAWプリント」出力することができます。奥行き情報をもとに、印刷時に起きる鮮鋭度の低下をより最適な補正で抑えることができます。用紙の特性に合わせて補正することで、被写体の質感・立体感を向上させたプリントが行えます。

  • DPRAWプリントは「コントラストリプロダクションを使用する」をチェックすることで有効となります。
  • Digital Photo Professionalで「デュアルピクセルRAWオプティマイザ」機能の「ボケシフト」を使用した場合、DPRAWプリントは使用できません。
RAW/DPRAWデータ→Digital Photo Professional(現像処理、奥行き情報)→Professional Print&Layout(新規印刷処理)→印刷画像 適切な鮮鋭性:Digital Lens Optimizer、コントラストリプロダクション、NEW DPRAWプリント

ピントに応じた画像処理により、写真に立体感とリアリティが増す

奥行き情報をもとに、印刷時に起きる鮮鋭度の低下をより最適に補正することで、立体感が増し、質感もより生々しく、リアリティのある表現となります。

奥行き情報をもとに、鮮鋭度の低下に応じて補正することで、シャープネスフィルタにありがちな画面全体のノイズ感の増大を抑え、なめらかな階調表現が維持されます。

キヤノン製EF/RFレンズの特性をフルに引きだすデジタルレンズオプティマイザ。

「デジタルレンズオプティマイザ」でキレのある画像をプリントする

写真の鮮鋭度を高めたい場合、現像ソフトや画像処理ソフトのシャープネスフィルタを適用する方法がありますが、対応するキヤノン製EF/RFレンズで撮影されたRAW画像に対して、Digital Photo Professionalの「デジタルレンズオプティマイザ」でより的確に鮮鋭度を高めることができます。

レンズ内の収差や回折現象などをレンズごとに関数・フィルター化することで光学的な影響を補正。画像周辺部での解像感や描写力が向上し、プリントにおけるクオリティも引き上げます。

デジタルレンズオプティマイザの補正用データは、レンズの種類ごとに用意しています。必要なものをオンラインで選択・取得してください。

レンズ収差を低減し、鮮鋭な画像に仕上げる

デジタルレンズオプティマイザにより、収差を抑えた鮮鋭感の高い仕上がりが得られます。

レンズの構造上生じた像の流れ、鮮鋭感不足、色収差が改善されています。これにより細部の立体感がくっきりと再現され、硬質な機体の迫力も伝わってきます。

回折現象を低減し、絞り込んだ画像もすみずみまでシャープに

深い被写界深度を得るために絞り値を大きくすると、回折現象によって画面全体のシャープネスが損なわれるというジレンマが発生します。デジタルレンズオプティマイザにより、あらゆるシーンにおいて安心して絞り込めます。