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「X線源」 - 共通特長
「X線ミラー」
X線分析装置共通特長「X線源」
Sigray社が保有する主要技術についてご紹介します。
シンクロトロンを研究室に。Sigray社製品の基本コンセプト
兵庫県のSPring-8やつくば市のKEK放射光科学研究施設(PF)に代表されるシンクロトロン(放射光施設)は、国内外の研究者に広く開かれた汎用性の高い先進・先端的な施設です。シンクロトロン光はナノレベルでの最先端の計測・分析を可能にする「魔法の光」とも称され、既存技術の高度化と新しい科学技術を創出します。シンクロトロン光を測定試料まで導くための装置であるビームラインは国内外の研究者に広く利用される共用ビームライン、特定の研究機関などが自ら設置し独自に設定した研究課題を実施する専用ビームラインがあります。ビームラインの利用には課題申請などの手続きを行い、採択されることが必要です。Sigray社は「シンクロトロンを研究室に」をコンセプトに製品開発を行っております。
新世代のラボ用X線源。Sigrayの高輝度X線源
FAAST™ X線管球は、半導体プロセス技術による微細構造ターゲットにより、高輝度・マルチターゲットを実現しました。

Fine Array Anode Source Technology
特長(1):埋め込みタイプの微細構造ターゲット
熱伝導率の高いダイヤモンド
X線管球のターゲットの熱分布
FAAST微細構造ターゲット:高放熱のダイヤモンド中に埋め込まれたターゲットによる高輝度X線
一般的なターゲット構造:ターゲット溶融により、X線出力、X線輝度が制限
特長(2):線形蓄積X線
ターゲットの線形配列
種類の異なるターゲットを並列に複数配置
微細構造ターゲットの熱的利点を示す有限要素解析(FEA)結果
特長(3):標的元素の感度増加
マルチX線エネルギー
>10 W / cm・K 有効熱伝導率

表:ターゲット材料におけるX線励起エネルギー(蛍光励起能力)
