X線吸収分光装置QuantumLeap分析事例

原子電子レベルのミクロな構造を分析することは、対象物の根本的性質を解明していく最も有効なアプローチの一つです。中でもX線吸収分光法は電子状態や局所構造を解析する手法として、触媒や電池材料などの研究開発において必要不可欠な存在となっています。

幅広いエネルギー領域の吸収測定が必要なX線吸収分光法は強力な連続エネルギーの光源が必要なため、放射光施設で使われる高輝度X線源がX線吸収分光法の飛躍的な発展に寄与してきました。

Sigray社では独自の技術によりX線源の高輝度化を実現。こちらのX線源を載せることで、ラボ向けX線吸収分光装置「QuantumLeap」が誕生しました。ラボ機を所有することで計画的に何度でも測定が可能です。また、測定環境を自由自在に構築できるため、ドライルーム内での測定やOperando測定等、幅広い分析にも対応可能です。

QuantumLeapの測定事例として、無機及び有機合成の触媒の調整に使用されるメタバナジン酸アンモニウムのXANESスペクトルデータを紹介します。

V Foil(放射光データ)、V Foil(22.5分測定)、NH4VO3(45分測定)、NH4VO3(19.5分測定)メタバナジン酸アンモニウム(NH4VO3)のXANESスペクトル
(エネルギー分解能:0.22eV)

バナジウムのFoilスペクトルに関して、放射光データと同等のデータが短時間で取得できています。 メタバナジン酸アンモニウムに関して時間を変えて測定した結果、19.5分でも十分なデータが取得できている事がわかります。
このように、QuantumLeapを使用する事で放射光と同等なX線吸収分光データが取得可能です。

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