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ラベルプリンターの「ラベル用紙」の管理工数をラクラクにする具体策
ラベルプリンター

ラベル用紙の管理が面倒な3つの理由

食品表示ラベルや、現品票、食札、生産者ラベルなどさまざまな業界でラベルプリンターは活用されていますが、そのラベルプリンターで利用するラベル用紙の管理には下記のような理由で管理工数が増大することがあります。

事前にカラー印刷されたラベル用紙の準備工数

事前にカラー印刷されたラベル用紙にラベルプリンターでモノクロ印刷することで、カラーのラベルを作成できます。しかし、事前にカラー印刷されたラベルの準備が大変です。印刷会社に発注し、在庫が切れないようにしなければなりません。

これまでのプレ印刷方式※でカラーラベルを作成するには、業者への発注から納品まで多くの工程が必要でした。 「1ヶ月近くかかってしまうことも・・・」 ※プレ印刷方式:印刷会社でのカラー部分のプレ印刷+モノクロラベルプリンターによるカラーラベル作成の方式

ラベル用紙の過剰在庫と在庫不足

事前にカラー印刷されたラベル用紙が複数ある場合、その在庫管理が大変です。在庫がないと印刷できないため、業務に支障が出ます。かといって過剰在庫してしまうと廃棄が発生し、無駄な経費がかかります。

ラベルの種類が増えるたびにラベルの在庫も増えていました。 在庫いっぱい! 「ラベルの在庫をもっとすっきりとできないものか」

急なデザイン変更に対応できない

デザインに自由がないため、急な変更にも対応できません。そのため、ラベルの視認性なども改善されず、いつまでも業務改善されませんし、場合によってはミスにつながることもあります。

ラベル掲載情報の急な変更が必要なとき、これまでは迅速な対応が困難でした。 これまでのプレ印刷方式では… 印刷会社に依頼+モノクロラベルプリンターで印字=自由な変更がきかない 「今すぐ新規にラベルがほしい 製品の切り替えでラベルも修正したい 新しい法令にラベルも対応しなければ」

このまま事前にカラー印刷されたラベル用紙を活用し続けてよいのでしょうか??

ラベル用紙の管理工数をラクラクにする具体策

この3つの理由を解決する具体策があります。それが、「カラーラベルプリンター」を活用する案です。「カラーラベルプリンター」を上手に活用すれば、ラベルの視認性向上だけでなくラベル作成にかかるトータルコストの削減まで実現できる可能性があります。どのように活用するのか、詳細をご紹介しましょう。

カラーラベルプリンターの上手な活用方法「現在の方法との違いは何か?」

下図をご覧ください。下図「左側」は、事前にカラー印刷されたラベル用紙にモノクロのラベルプリンターで印刷する場合、下図「右側」は、カラーラベルプリンターでラベル印刷する場合をイラストで比較した図です。
どちらも同じラベルが印刷できるのですが、事前に準備するラベル用紙に違いがあります。そのため、双方のメリット・デメリットをちゃんと理解し、複合的な運用をすることで、ラベル印刷の業務効率を高め、3つの理由を解決することができます。

事前にカラー印刷したラベル用紙に白黒印刷する場合 プレ印刷方式ではラベルの種類に応じて用紙を準備 大量のプレ印刷ラベルを在庫 カラーラベルプリンターでカラー印刷する場合 無地の用紙にさまざまなデザインのラベル印刷が可能 無地ラベルのみの在庫でOK。在庫管理業務が改善します。

カラーラベルプリンターの上手な活用方法「どのようにカラーラベルプリンターを活用するか?」

カラーラベルプリンターの特長は、無地のラベル用紙にフルカラーで印刷できることです。そのため、モノクロに比べ、コストが高くなる傾向がありますが、視認性の高いラベルを自由自在に作成でき、かつ、在庫もサイズごとに白紙のラベル用紙があればOKです。
逆に、事前にカラー印刷されたラベル用紙に、モノクロラベルプリンターで印刷する場合の特長は、何と言ってもコストが安くなることです。そのかわり、カラーの種類だけ在庫を保有する必要があるだけでなく、ラベルデザインの改善がやりにくいです。
このため、双方の良いとこどりをする運用が理想的です。つまり、下記のようにラベルプリンターを使い分けることで、ラベル用紙の管理工数を削減し、視認性の高いカラーラベルを自由自在に作成することが可能となります。

デザインの変更がないと断言できるラベル印刷:デザインの変更が中長期的にみて、ほとんど発生しないカラーラベルを作成する場合は、事前にカラー印刷されたラベル用紙に、モノクロプリンターで印刷するケースが多いと思われます。 デザインの変更があり得るラベル印刷:デザインの変更が中長期的にみて、発生する可能性があるラベル印刷は、カラーラベルプリンターを活用して作成すると、工数削減できる可能性があります。 このように、ラベルプリンターを組み合せて運用すると3つの理由を解決できる可能性があるのです。

キヤノンマーケティングジャパンのラベルプリンターのご提案の特長

カラーラベルプリンターのみの活用提案が可能

デザインや視認性を今後強化したいお客さまには、カラーラベルプリンターを活用した業務改善のご提案が可能

モノクロプリンターのみの活用提案が可能

モノクロラベルのみで良いというお客さまには、最適なモノクロラベルプリンターのご提案も可能

モノクロ・カラーの複合的活用のご提案が可能

モノクロラベルとカラーラベルを使い分けしたいというお客さまには、既存のプリンターを活かしつつどのようなプリンター構成にすべきかのご提案が可能

  • 既存のプリンターを活かす場合はお客さまの現在の利用状況によります。

実際にうまく活用しているお客さまの事例

大阪市立大学医学部附属病院×株式会社大黒

病院内の物流管理システム(SPD)で中心的役割を果たすのが個々の医療材料に貼られる管理ラベル。大阪市立大学医学部附属病院では、システムにキヤノンのラベルプリンターを連携させることで、円滑な物流と確実な保険請求を実現している。そこで、同病院で物流管理を担う中央材料部に常駐して、システムの構築・運用を全面委託されている株式会社大黒の二人のご担当者にお話を伺った。

さらに、ラベル印刷業務を楽にする「自動ラベル印刷」

さらに、カラーラベルプリンターには、自動ラベル印刷の仕組みもございます。自動ラベル印刷は、基幹システムからCSVファイルを指定したフォルダーに保存すると、自動で指定したラベルにデータを差し込みし、指定したプリンターに印刷することができます。

使用例:受付システムの場合

事前に、会員データベースのシステムを用意しておきます。
招待状に記載されたバーコードを読み取り、会員データベースと照合し、CSVファイルをあるフォルダーに保存する仕組みがあるとします。

  1. 受付でバーコードを読み取り、CSVファイルをあるフォルダーに保存します。
  2. BarTenderがフォルダーを自動監視し、CSVファイルが保存されるとそのデータを読み込みます。
  3. 予め設定した情報(会員番号001番はVIPのため黄色の席札とVIPロゴを印刷。会員番号002番は一般のため、青色の席札と顔写真を印刷するなど)を基に、プリンターに自動で差し込み印刷をします。

カラーラベルプリンターの詳細な資料・サンプル請求

カラーラベルプリンターを活用すれば、御社のラベル印刷業務が大きく改善される可能性があります。今後の検討用に、下記のような資料やラベルサンプルをご用意しておりますので、ぜひお気軽にお申し込みください。

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