キヤノンは、デジタル時代、インターネット時代の新しい映像表現の可能性を追求するすべての方を対象としたコンテスト"キヤノン・デジタル・クリエーターズ・コンテスト 2002"の受賞者の発表を12月6日に青山スパイラル(東京都港区)で行うとともに、12月7日から15日まで、同会場にて受賞作品の展示会を開催します。
"キヤノン・デジタル・クリエーターズ・コンテスト"は、デジタル映像表現の世界を切り拓く次世代のクリエーターを発掘・支援することを目的に2000年から開催されているコンテストです。第3回目となる本年は、4月1日から9月3日まで作品の募集を行い、昨年の3,041作品から約6割増えて合計5,025作品の応募が寄せられました。応募作品の内訳は、デジタルフォト部門2,096作品(昨年1,050作品)、デジタルグラフィック/イラスト部門1,561作品(同1,083作品)、デジタルムービー部門704作品(同478作品)、WEB部門664作品(同430作品)でした。本コンテストのグローバルな展開を目指した今回は、作品の受付拠点をこれまでの東京に加え、ニューヨーク、アムステルダム、香港、シドニーの全5カ所に設け、アメリカをはじめ、オーストラリア、ドイツ、中国など海外合計76カ国から全体の約7割にあたる3,480作品の応募が寄せられました。
(昨年56カ国、611作品)
作品審査においては、レギュラー審査員に国内外の映像・グラフィック分野で活躍する第一人者(デジタルフォト部門:ジェフ・シーウィ氏、イギリスのクリエイティブ集団tomato、デジタルグラフィック/イラスト部門:若野桂氏、tomato、デジタルムービー部門:中野裕之氏、スコット・ロス氏、WEB部門:ジョシュア・デイビス氏、tomato)を、特別審査員に音楽・映像分野で世界的に活躍するアーティスト坂本龍一氏を、また、コンテストスーパーバイザーに武蔵野美術大学の柏木博教授を迎え、最前線で活躍するクリエーターの目でデジタル映像表現の新時代を切り拓く独創性、新規性、表現力、メッセージ性に富んだ作品を選出します。
今回は、賞金総額としてUS$117,000を用意し、各部門のグランプリにあたるゴールド賞US$20,000をはじめ、キヤノン賞、協賛企業賞など様々な賞を用意しています。
キヤノンは、デジタルイメージング技術を核とした製品およびソリューションを提供するリーディングカンパニーとして本コンテストを今後も毎年開催し、デジタル映像分野でクリエイティブな創作活動を行う人々を積極的に支援していきます。