発表日 2003年3月12日


ネットワーク出力環境で大量プリントの効率化を実現する出力管理ソフト
“キヤノン imageWARE Output Manager 2003”を発売



キヤノンは、ネットワークに接続された複数のプリンターや複合機を介して、ERPなどの基幹システムや業務システムから大量プリントを効率的かつ的確に行うための出力管理ソフトウェア“キヤノン imageWARE Output Manager 2003”を本日より発売します。

サンプル画面
サンプル画面


キヤノン imageWARE Output Manager 2003
Standard Edition(50クライアントライセンスを含む)
‥‥‥‥‥‥価格(税別) 780,000円 (発売日:2003年3月12日)
キヤノン imageWARE Output Manager 2003
Standard Edition 追加 10クライアントライセンス
‥‥‥‥‥‥価格(税別) 151,000円 (発売日:2003年3月12日)
キヤノン imageWARE Output Manager 2003
Workgroup Edition
‥‥‥‥‥‥価格(税別) 1,280,000円 (発売日:2003年3月12日)




新製品“imageWARE Output Manager 2003”は、大量プリントを実行する際に、その印刷ジョブを効率よく複数の出力機器に分散する「分散印刷」機能を備えているため、負荷の偏りから生じる生産性の低下を回避し、急を要する文書も最短の時間で出力することが可能です。また、出力中に用紙切れなどのプリント障害が発生した場合に、自動的に他の最適な出力機器にプリントを代行させる「代行印刷」機能を兼ね備えているので、不意のトラブルを前提とした監視が不要となり、夜間の大量印刷業務も安心して行うことができます。
さらに、快適なネットワーク出力環境を実現する機能として、印刷の完了や出力先を速やかに通達する「終了通知」や、トナー切れや用紙切れといった出力機器の状況を把握できる高度なユーザー・インターフェースに加えて、プリントサーバーやネットワークトラフィックの負荷を軽減する印刷ジョブの転送方式を採用しています。
このほか、SDK(Software Development Kit)により、出力管理の諸機能を様々なユーザー・システムに組み込めるので、幅広い業務システムで活用することが可能です。

【市場動向と開発の背景】

近年、企業におけるプリンターや複合機の利用環境は、製品機能の向上とネットワーク化の進展に伴い、複数のコンピューターで出力機器を共有するなど、運用形態の効率化が進められています。こうした中で、ネットワーク出力環境を利用して、複数のコンピューターの印刷ジョブを効率的かつ的確に処理する印刷スケジュール制御機能の役割が大いに注目されています。
“imageWARE Output Manager 2003”は、こうした市場動向を捉えて開発されたもので、従来製品「NetCraft」(1999年6月発売)の優れた機能を継承しつつ、さらなる使い勝手の向上を追及したソフトウェアです。従来のプリントサーバー環境の弱点を補うだけでなく、基幹系システムからの大量文書をすばやく安心して出力できる、効果的なプリンティング環境を提供します。

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