ニュースリリース


発表日 2003年6月

キヤノンサロン S
日比野克彦展開催のご案内



キヤノン販売株式会社(社長:村瀬治男)は、キヤノンサロン Sにおいて、7月3日より日比野克彦展を開催します。
「記す」ことをテーマに、日比野氏が海外で「記して」来た新作ペインティング約50点を素材とした作品展で、作品群は平面作品と映像作品に分け、平面作品を「明後日新聞社」、映像作品を「一昨日テレビ」という、日比野氏プロデュースのメディアとして展示します。

【タイトル】

日比野克彦

『「明後日新聞社」文化事業部主催展覧会「記して」』
『「一昨日テレビ」PR事業部主催放送番組「記して」』

概 要
本展は「自らのイメージを投射して絵画、映像、文字などに『記す』ことこそ、ヒトが人間たる由縁ではないか」という考えをもとに構成されています。
「記す」ことをテーマとした日比野氏の新作が展示されるこの展覧会場には、それぞれ「明後日(あさって)新聞社」、「一昨日(おととい)テレビ」と名づけられた2つの会場が作られ、今年5月にメキシコのマヤ文明のウシュマル遺跡、フランスのクーニャック洞窟で日比野克彦氏が「記して」きたスケッチ約50点を素材として、原画、デジタル出力による平面作品と、プロジェクターを用いた映像作品が展示されます。
またこの作品展は新宿、梅田の各デジタルハウスゼロワンでも同時期に展覧会を開催するとともに、日比野氏が参加する、新潟県越後妻有(えちごつまり)6市町村主催の芸術祭「越後妻有トリエンナーレ2003」ともリンクします。
期 間
2003年7月3日(木)- 8月30日(土)
10時-17時30分[休館:日曜日・祝日] 入場無料
同時開催
キヤノンデジタルハウスゼロワン新宿: 7月7日(月)- 9月6日(土)

キヤノンデジタルハウスゼロワン梅田: 7月14日(月)- 9月13日(土)



日比野克彦氏メッセージ

「記す」ために人は、建造物、絵、文字、などを産みだしてきた。
「記す」に値するものがあったからこそ、そのイメージを外在化することができた。
 私達の身の回りにあるものは全て「記し」である。
「記された」ものによって生活を営んでおり、そして私達はまた「記そう」としている。
「記して」もらう、その「記し」はいままでにどのような力を秘めてきたのだろう?
「記して」のち、その「記し」はこれからどのような力を発していくのだろう?

「記して」をテーマとして
新聞社がインクでプロジェクションした作品を
テレビ局が光でプロジェクションした作品を主催し、展示・放送いたします。

「明後日新聞社」Asatte shinbun 越後妻有アートトリエンナーレ2003にて設立 社主 日比野克彦
「一昨日テレビ」Ototoi TV 越後妻有アートトリエンナーレ2003にて設立 社主 日比野克彦


「越後妻有アートトリエンナーレ2003」とのリンク:

『大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2003』での日比野氏のプロジェクトともリンクし、現地での最新の「記し」(画像、動画)をキヤノンサロン S会場で見ることができます。


【プロフィール】

■日比野克彦(ひびのかつひこ)/アーティスト
(Cafe Hibino Network:http://www.inter-g7.or.jp/g7/hibino/)
1958年岐阜市生まれ。東京芸術大学大学院修了。現在、東京芸術大学美術学部先端芸術表現科助教授。1982年に第3回日本グラフィック展大賞、1983年に第30回ADC賞最高賞、1999年度毎日デザイン賞グランプリを受賞。1986年シドニー・ビエンナーレ参加、1995年ヴェニスビエンナーレ参加。 国内外で個展・グループ展を多数開催する他、舞台美術、映画、 パブリックアートなど多岐にわたり活動。近年は各地で一般参加者とその地域の特性を生かしたワークショップを数多く行っている。 2003年、「ストリートスケープ・プロジェクト」に参加、六本木ヒルズにベンチが設置されている。
7月20日~9月7日「大地の芸術祭 越後妻有アートトリエンナーレ2003」に参加。




【お問合せ先】

キヤノン販売株式会社 キヤノンサロン S

TEL:03-6719-9021


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