ニュースリリース
2004年7月12日

高速印刷と低コストを追求したレーザープリンター
A3判エントリーモデルの "キヤノン Satera LBP3600" を発売



キヤノンは、オフィス向けレーザープリンターの新製品として、高速印刷と低コストを追求したA3判エントリーモデル "キヤノン Satera(サテラ)LBP3600" を7月16日から発売します。
発売日を7月12日から16日に変更しました。

Satera LBP3600
Satera LBP3600

キヤノン Satera LBP3600‥‥価格(税別) 7万9,800円(発売日:2004年7月16日)



新製品は、高速エンジンやハイスピード・オンデマンド定着方式、ウルトラショートパス機構といった先進的なデバイスや機能を搭載することで、毎分22枚(A4標準原稿)の高速出力、ウォームアップタイム0秒※1のクイックスタート、8.6秒のファーストプリントなど、プリントから紙搬送までのあらゆる出力過程においてクラストップレベルの高速性能を達成しています。
また、キヤノン独自のドライバーソフト「CAPT(Canon Advanced Printing Technology)」の採用により、パソコンの性能を最大限に活用した高速画像処理を実現しています。さらに、データの高圧縮技術「Hi-SCoA(Smart Compression Architecture)」やパイプライン転送、USB2.0インターフェースの搭載によりパソコンからの高速データ送信が行えるため、プリンター本体にメモリーの増設を行わなくても大容量の画像データを出力することが可能です。
コスト面では、大容量カートリッジを採用することで従来機に比べて約3割減となる2.9円/枚※2の低ランニングコストを実現しています。さらに、自動両面印刷(オプション)やNページ印刷機能により用紙コストの削減も可能なため、オフィスの重要課題のひとつであるTCO削減に貢献します。

このほか、多人数での共用が可能なネットワークプリンター※3としても活用できるほか、最大1,100枚※3の大量給紙にも対応するなど、ビジネスを効率化させる多彩な機能を備えています。


※1 電源投入時は最大9秒。
※2 「VP-66トナーカートリッジ」を使用し、A4用紙片面5%印字比率で出力した時の数値です。
※3 オプションが必要です。

【モノクロレーザープリンター市場動向】

モノクロレーザープリンターの市場規模は、2003年において全世界で約1,280万台、国内で約81万台でした。とりわけ国内においては、家電量販店などでの堅調な売上に支えられ、キヤノンはブランド別で30%以上のトップシェアを獲得しています。また、2004年は全世界で約1,300万台の市場規模を予想しています。(キヤノン調べ)

【開発の背景】

パソコンやオペレーションソフト、ネットワークの進化に伴い、プリンターから出力されるデータはより複雑化、大容量化し、これからのオフィスプリンターは、エンジンのさらなる高画質化や高速出力化に加え、画像処理システムの一層の高速化が求められています。また、インターネットの普及がオフィスで扱う情報量を増加させる中、情報の出力ツールであるプリンターのランニングコスト低減は、TCO削減を実現する上でますます重要視されつつあります。
新製品 "Satera LBP3600" は、こうしたオフィスの課題を解決するために、「LBP3800/3700」(2004年2月発売)の姉妹機種として開発されたA3対応レーザープリンターのエントリーモデルです。
「LBP3800/3700」同様、高速エンジンや大容量トナーカートリッジを採用するなど、高速出力と低コストを追求しました。

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