ニュースリリース

2005年2月17日

保存性にすぐれた新インクに対応したインクジェットプリンター2機種
新デザインを採用したコンパクトなノート型A4プリンター "PIXUS iP90"
最高画質を実現する8色インクシステム搭載のA3ノビ機 "PIXUS iP9910"



キヤノンは、「PIXUS(ピクサス)」のラインアップを拡充し、保存性にすぐれた新インクに対応した新製品2機種を2月24日から発売します。

PIXUS iP90
PIXUS iP90
PIXUS iP9910
PIXUS iP9910

キヤノン PIXUS iP90‥‥ オープン価格 (発売日:2005年2月24日)
キヤノン PIXUS iP9910‥‥ オープン価格 (発売日:2005年2月24日)

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この件に関するお問い合わせ先

キヤノンお客様相談センター
TEL 050-555-90011
海外からご利用の場合、または050からはじまるIP電話番号をご利用いただけない場合は、TEL 043-211-9330にお問い合わせください。



新製品はいずれも、「PIXUS」が誇る高密度プリントヘッド技術「FINE(Full-photolithography Inkjet Nozzle Engineering)」による高速・高画質プリントを軸として、今回新たに「ChromaLife(クロマライフ)100」に対応したモデルです。これは、新染料インクとキヤノン純正写真用紙※1との組み合わせにより写真の美しさと保存性を高めるもので、アルバムで保存すれば100年にわたって色鮮やかな保存が可能であることに加え、最高級写真用紙プロフェッショナルフォトペーパー使用時には、フォトフレームなどに入れた場合(耐光性)では30年、そのまま室内に飾った場合(耐ガス性)でも10年にわたって光や空気中のガスから色あせを防ぎ、写真の美しさを保ちます。

新製品 "PIXUS iP90" は、斬新なデザインと高いパフォーマンスを実現した超小型・軽量のノート型プリンターとして好評を博している「PIXUS 80i」(2004年3月発売)の後継機です。
今回、コンパクト設計はそのままに、シャープな形状にシルバーとスモークブルーを配した新デザインを採用し、信頼感と力強さを表現しました。また、標準モードとほぼ同じ印刷品位を保ちながらブラックインクの使用量を従来の2/3程度に抑えることができる「ブラックインク節約モード」をプリンタードライバーに追加し、経済的なプリントが可能になりました。このほか、最小2pl(ピコリットル)という極小インク滴による高画質出力はもちろん、ダイレクトプリントの標準規格「PictBridge(ピクトブリッジ)」に対応したカメラダイレクトや、カメラ付き携帯電話からのワイヤレス出力機能「プリントビーム」、Bluetooth(ブルートゥース)※2によるワイヤレスプリントなど、充実した通信機能を継承しています。

新製品 "PIXUS iP9910" は、最高4,800dpi×2,400dpi※3の高解像度と、全印刷モードにおける2plの極小インク滴での出力、レッドとグリーンを含む8色インクの採用など、究極の写真画質を実現するための高度な技術を数多く搭載したPIXUSシリーズの最高級機です。写真やアートを風合い豊かに仕上げる新印刷メディア「ファインアートペーパー・フォトラグ」への印刷が可能で、対応用紙の幅を広げました。また、デジタル一眼レフカメラで撮影したRAWデータをリアルタイムで画像調整できるアプリケーションソフト「Digital Photo Professional」※4と、調整した画像を簡単かつ忠実な色合いで印刷できる同梱ソフト「Easy-PhotoPrint」との連携により、画像調整から印刷までを高いレベルで効率よく行う環境を提供します。


※1 アルバム保存100年は、プロフェッショナルフォトペーパー、スーパーフォトペーパー、スーパーフォトペーパー・シルキー、エコノミーフォトペーパー、キヤノン光沢紙において可能です。
※2 オプションです。
※3 用紙の下端で最高4,800dpi×1,200dpiになります。
※4 主な対応機種(一部を除き同梱):「EOS-1Ds MarkII」「EOS-1D MarkII」「EOS 20D」など。

【インクジェットプリンターの市場動向】

インクジェットプリンターおよびインクジェット複合機の市場において、2004年の国内出荷台数は約620万台、世界では約8,600万台になったと思われます。今年も昨年に引き続き、デジタルカメラ市場における一眼レフカメラの本格的な普及や、カメラ付き携帯電話のカメラ機能の高性能化などにより、プリンターの使用形態の変化やユーザー層のさらなる広がりが予想され、複合機を含めたインクジェットプリンター市場全体の活性化が期待されます。
 出典:IDC「Worldwide Quarterly Hardcopy Peripherals Tracker Q32004」

【開発の背景】

この数年、インクジェットプリンターの基本性能である画質とスピードは飛躍的に向上しています。その中でキヤノンは、高速・高画質の両立や小型化、高性能化を追求し続け、製品全体のさらなるレベルアップを目指すとともに、超高画質モデルからノートブックタイプにいたるまで、ユーザーの様々な用途に応える幅広いラインアップを展開してきました。
今回は、2004年秋のモデルに搭載して高い評価を得ている「ChromaLife100」をノートブックタイプとA3ノビ対応モデルにおいても対応させ、高い耐ガス性・耐光性を実現した製品のラインアップを拡充しました。
キヤノンは、基本性能のさらなる向上はもちろん、インテリアに調和する洗練されたデザインと快適な操作性へのこだわりをも追求した新製品を提供することで、満足度の高いデジタル環境づくりに貢献し、これからのデジタルフォトライフをリードしていきたいと考えています。

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